昨日から、この辺りでは金木犀が香り始めました。
皆さんのところでは、いかがですか。
ぐっと涼しくなった今日このごろ。
当地ではもう半そでのTシャツでは肌寒くなりました。
それで、長袖のカットソーを引っぱり出して着ていると、母が……
「それ、仕事にも着て行けるでしょ。私がいつかあげた花柄のトレー
ナーがあるじゃない。」
仕事にも着て行けるものを、普段に着るのはもったいないと思ったよ
うなのです。
でも、次の瞬間、こう答えていました。
「あれは嫌いだから、着たくないの。」
逡巡する間もなく、即座に口からこんな言葉が出たので、自分でも
ちょっとびっくり。
これまでの私なら、こんなとき、嫌だなと思いながらも、母の提案を
受け入れていたでしょう。
でも、もうそういうことはやめました。
いいえ、やめようと思うだけではなく、実際にやめることができたの
です。
だって……自分の好きな服を着たほうが、ずっといい気分でいられ
るじゃありませんか。
いい気分でいられる、そのことを大事にしたい。
自分の気持ちを自分が大事にしてあげなかったら……
自分のことさえ、そうできなかったとしたら……
ほかの人の気持ちなんか、大事にしてあげられるわけがありません。
細いストライプのカットソーの素敵な肌触りは、今日一日、私をやさし
く包んでくれました。
皆さんのところでは、いかがですか。
ぐっと涼しくなった今日このごろ。
当地ではもう半そでのTシャツでは肌寒くなりました。
それで、長袖のカットソーを引っぱり出して着ていると、母が……
「それ、仕事にも着て行けるでしょ。私がいつかあげた花柄のトレー
ナーがあるじゃない。」
仕事にも着て行けるものを、普段に着るのはもったいないと思ったよ
うなのです。
でも、次の瞬間、こう答えていました。
「あれは嫌いだから、着たくないの。」
逡巡する間もなく、即座に口からこんな言葉が出たので、自分でも
ちょっとびっくり。
これまでの私なら、こんなとき、嫌だなと思いながらも、母の提案を
受け入れていたでしょう。
でも、もうそういうことはやめました。
いいえ、やめようと思うだけではなく、実際にやめることができたの
です。
だって……自分の好きな服を着たほうが、ずっといい気分でいられ
るじゃありませんか。
いい気分でいられる、そのことを大事にしたい。
自分の気持ちを自分が大事にしてあげなかったら……
自分のことさえ、そうできなかったとしたら……
ほかの人の気持ちなんか、大事にしてあげられるわけがありません。
細いストライプのカットソーの素敵な肌触りは、今日一日、私をやさし
く包んでくれました。