天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

リーゼ・マイトナーの図

2010-10-06 17:01:09 | Weblog
おとといの午前中、仕事がなかったので、家でゆるゆると過ごす時
間がありました。

テレビは何か面白いのをやっていないかなと、新聞の番組表をちら
り。

すると、NHKのBSでハイビジョン特集「フロンティア」という
ドキュメンタリーがやっていたので、あわててチャンネルを合わせ
たのですが……

これが結構面白かったんです。

この番組はシリーズもので、この日のタイトルは「E=mc2 アインシ
ュタインと世界一美しい方程式」。

つまり、「世界一美しい方程式E=mc2乗はどのようにして生まれた
のか。若きアインシュタインとそこに至るまでの科学者たちの「発
見の旅」をドラマチックに描いていく」(NHKのHPより)という
ものでした。

私が見たのは途中からでしたが、「未知の真理」を発見するという、
科学者たちのエキサイティングな挑戦に、思わずひきつけられてし
まいました。

物理学の素養が全くない私でも、十分楽しめましたよ。


ところで、この番組の中には、私にとっても小さな「発見」があった
んです。

それは、リーゼ・マイトナー(1878~1968)という女性物理学者の
登場した一場面でした。

長年放射線の研究を行ったマイトナーは、「核分裂」という現象が、
ある実験で実際に起きたということ、その事実を証明したことで知
られているそうです。

そして、この「核分裂」が後に核兵器を生み出すことになるのです。
(マイトナー自身は核兵器の開発に関わってはいませんが。)

さて、この「核分裂」。

この現象は、最初から意図してこれを起こそうとしたのではなく、
逆に、原子核を大きくする目的で行われた実験の結果として「偶
然」起こったのだそうです。
(その方法は、ウランの原子核に中性子を照射するというもので
した。)

まだこの実験の結果が出る前、マイトナーはベルリン大学で教鞭
を執っており、番組中に、彼女が教室の黒板にウラン原子核の図
を描くシーンが出てきたのですが……

その図を見たとき、私はハッとしました。

なぜかというと……それは私がいつも空に見ている例のエネルギー
体とそっくりだったからです!
(このエネルギー体が見えるようになった経緯は、当ブログの「プロ
ローグ~見知らぬ光の訪れ」をご覧くださいね。)

その図は、小さな球体がたくさん集まって一つの大きな球体を形作
っているのでした。

(今日の写真は、そのエネルギー体をイメージして制作したもので
す。実際はこんなにキラキラではないし、もっとうっすらとしています
が。)

原子核と、例のエネルギー体は……もしかして、同じもの?

次の瞬間、そんなことがひらめいたのです。

つまり、膨大な数の原子核が集まると、その大きさははるかに大
きくなるものの、形は元の原子核と相似形になる、ということなの
では?

例えば、小さなタケノコが大きく成長して竹になったところを見る
と、その全体のシルエットはタケノコのそれと酷似していますよね。
(これは以前にもブログに書きました。2009年5月15日付にあり
ます。)

この「発見」がもし本当にそのまま宇宙の真理だとしたら……

だとしたら、すごいことかもしれませんが、その前に、あのエネル
ギー体の正体を知ることが先決ですね。

この謎は、いったいいつ解けるやら。