天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

チャオチャオの「至福の時間」

2010-08-21 23:36:57 | 動物
今日も引き続き、稲葉はすみさんのセッションのお話です。

ずっと待ち望んでいたベルとの再会を果たし、その感激の
余韻にひたる私でしたが、そのときすでにセッションの時
間が終わってしまっていました。

どうしよう。チャオチャオ(今一緒に暮らしている猫)のこと
をお願いする時間がない……

ところが、幸いなことに、そのすぐ後にはセッションの予約
が入っておらず、引き続きチャオチャオのために時間をとっ
ていただくことができました。

よかった。

そこで、まず、チャオチャオが私のところへやってくる前の
状態について聞いてみました。

実は、チャオチャオは私に拾われたのです。

それは11年前、私が名古屋で一人暮らしをしていた頃の
ことでした。

ある日、自分のアパートの前の道路を歩いていると、泥
にまみれ、ガリガリにやせた野良らしい猫がこちらをじっ
と見ているではありませんか。

もともと動物好きなこともあって、つい近寄ってなでなで
し、のどの下をちょいとマッサージしてやったところ……

なんと、そのコが強引に部屋まで付いてきちゃったので
す。(私の部屋は5階だったのに、まったく勇気がある
ヤツです。)

その強引さに圧倒される形で、面倒を見ることにしたの
ですが、見るからに馴れ馴れしい態度から、根っからの
野良ではないことがわかりました。

人に飼われたことがあり、何かの事情で捨てられたか、
はぐれたか、はたまた逃げ出したか、そのいずれかだと
思われました。

それで、飼い主さんが探しているといけないと思い、ア
パート近辺の数ヶ所に貼り紙をしてみましたが、何も反
応はありませんでした。

ざっとこんないきさつがあって、チャオチャオはウチの家
族になったのです。

その翌年から3年間は、私が日本語教師の仕事で日本
を離れていたため、母一人に面倒を見てもらうことになり
……

今、チャオチャオの「最愛の人」の座は、ずばり母が獲
得している、と言っていいでしょう。


こんなチャオチャオですが、今回、私がまず知りたかっ
たことは、彼がどういう経緯で飼い主と離れ離れになっ
たのか、ということでした。

それを稲葉さんに読み取っていただくと……

「若い女性が見える」

との答えでした。

その人と、そばに男の人も見えたそうです。(二人の関
係は、恋人か夫婦か、はっきりしなかったそうですが。)

そして、なぜその飼い主さんと離れ離れになってしまっ
たのか、はっきりとした理由はわからないものの、「捨
てられた」という悲しい感情は感じられないとのことでし
た。

稲葉さんによると、飼い主さんに捨てられた経験のある
ペットはふつう、コンタクトをとると、その悲しみの念を送
ってくることが多いそうなのです。

でも、チャオチャオからは、そういう悲しみのようなものは
送られてこないようだというのです。

これを聞いて、ほっとしました。

チャオチャオが、「捨てられた」という悲しみを背負ってい
ないことは、里親である私と母にとっても幸いなことだか
らです。

さらにチャオチャオが言うには、

「昔のことはもういいんだ。今、幸せだから。」

とのことでした。

チャオチャオの評価は、今のウチでの生活は「すごくよく
してもらっている」と感じているそうです。

なかでも特に幸せを感じるのが、「ブラッシング」の時間
なのだとか。

それも、母のしてくれる「ブラッシング」。

午後のゆったりとした時間、母と二人きりで、お昼寝気分
で寝そべって、マッサージするようにブラシをかけてもらう、
それがチャオチャオは大好きなのです。

だれにも邪魔されない、二人だけの、まさに「至福の時間」
といったところですね。

このことを聞いて、稲葉さんのリーディングの正確さがわ
かりました。

私は事前にブラッシングのことを全くお話ししていなかった
のに、見事に言い当てられたのです。

(母にこの話をしたところ、かなりびっくりしていました。
当事者だけに、チャオチャオのブラッシング好きは誰より
もよく知っていますからね。)

最後に、こういう質問もしてみました。

実は私はチャオチャオを相手に、テレパシーを送る練習を
しているのですが、その念がちゃんと伝わっているかどう
かを聞いてもらったのです。

その答えは……

「ちゃんと伝わっている。」

でした。だから、

「自信を持って」と言っていたそうです。

エラそーに。

でも、チャオチャオらしいなと思いましたよ。


こうして、稲葉はすみさんのおかげで、わが愛しのベルと
チャオチャオの気持ちを確かめることができました。

二匹とも、今現在、幸せに過ごしてくれていることがわか
ったこと。

それが私にとって、何よりうれしいプレゼントになりました。


稲葉さん、もう一度、心からお礼を申し上げます。

ありがとうございました!


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