■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode1:運命の恋、ふたたび」感想
なかよし 2021年9月号
17年以上の時を経て、ついに「ぴっち」の第3部が始まりました。おめでたい。ただひたすらにおめでたい。原作者様、関係者の皆々様に感謝しかありません。
感激を語ってるだけで数千字は軽く使ってしまいそうなので、何はともあれ感想を書いてみる。
新主人公は「るきあ」さんです。
まずいきなり誤字なのかと首を傾げました。
「るちあ」ではない。「るきあ」。
アルファベットで書くとどちらも「Lucia(またはLukia)」。lux(光)が由来の読み違い。
おまけに平仮名表記の字面まで似ています。誤字誤読が恐ろしい…。
物語の舞台は不明。とりあえずどこかの陸です。たぶん前作の街だと思いますが、「パパとママが出会った海」は別の場所だった気もする。
そういえば「ぴっち」の舞台となった街の名前って、なんだっけか…?
第2部から何年後かも不明。るちあさんと海斗くんはご結婚なされたらしい。
るちあさんは主婦を、海斗くんはサーファーをやってるそうです。この人魚さんはマメプリの自覚とかないんでしょうか。
そもそも「娘」とは何なのか。パンタラッサとマーメイドの間で子を成せるんだろうか。
それ以前に人魚さんは我らホモサピエンス的な生殖活動を行ってるんだろうか。前作で「マーメイドは女性ばかり」と説明されているし、るちあさんの両親の話題は不自然なまでに出てこないし、聖羅の事例もあるしで、疑わしいことこの上なし。
一応「マーメイドとヒトの子孫」を『自称』する人物はいたので可能性は否定できませんが、正直なところ何がどうなってるのか分かりません。
ここまでで開始3ページ。初っ端の基本設定だけで悶絶してばかり。無駄に邪推するなら「実は実子ではない」はあってもおかしくない気がする。
るきあさんは17歳。るちあさんは14歳でしたから年上です。なんで14歳に設定しなかったのかは謎。とりあえず知的レベルは、第1部第2部のるちあさんよりお高いらしい。
なかよし 2021年9月号
17年以上の時を経て、ついに「ぴっち」の第3部が始まりました。おめでたい。ただひたすらにおめでたい。原作者様、関係者の皆々様に感謝しかありません。
感激を語ってるだけで数千字は軽く使ってしまいそうなので、何はともあれ感想を書いてみる。
新主人公は「るきあ」さんです。
まずいきなり誤字なのかと首を傾げました。
「るちあ」ではない。「るきあ」。
アルファベットで書くとどちらも「Lucia(またはLukia)」。lux(光)が由来の読み違い。
おまけに平仮名表記の字面まで似ています。誤字誤読が恐ろしい…。
物語の舞台は不明。とりあえずどこかの陸です。たぶん前作の街だと思いますが、「パパとママが出会った海」は別の場所だった気もする。
そういえば「ぴっち」の舞台となった街の名前って、なんだっけか…?
第2部から何年後かも不明。るちあさんと海斗くんはご結婚なされたらしい。
るちあさんは主婦を、海斗くんはサーファーをやってるそうです。この人魚さんはマメプリの自覚とかないんでしょうか。
そもそも「娘」とは何なのか。パンタラッサとマーメイドの間で子を成せるんだろうか。
それ以前に人魚さんは我らホモサピエンス的な生殖活動を行ってるんだろうか。前作で「マーメイドは女性ばかり」と説明されているし、るちあさんの両親の話題は不自然なまでに出てこないし、聖羅の事例もあるしで、疑わしいことこの上なし。
一応「マーメイドとヒトの子孫」を『自称』する人物はいたので可能性は否定できませんが、正直なところ何がどうなってるのか分かりません。
ここまでで開始3ページ。初っ端の基本設定だけで悶絶してばかり。無駄に邪推するなら「実は実子ではない」はあってもおかしくない気がする。
るきあさんは17歳。るちあさんは14歳でしたから年上です。なんで14歳に設定しなかったのかは謎。とりあえず知的レベルは、第1部第2部のるちあさんよりお高いらしい。
(追記:前作の終了から17年経ってるから17歳なのかしら)
なのだけれど、るちあさんと同様に、浜辺で闊歩中にサーファーを発見、即座に恋に落ちました。
そして溺れかけたのをいいことに速攻で押し倒し、接吻にまで漕ぎつけました。早い。さすが高校生様。
その後学校に出向いたところ、件の彼・黒砂くんは学内でも有名な王子様と判明。
極めて高いスペックと性格の彼は、どういうわけか人魚がお好きなようで、図書室で人魚の本を読んでいらっしゃった。
なお人魚の本を見かけた、るきあさんの第一声は「エッチな本?」。下半身サカナのイラストを見て、最初に思い浮かぶのがその連想。
人魚について語る黒砂くんを見て、るきあさんは逆切れに等しき嫉妬を炸裂。「人魚なんているわけないでしょ?」。当然ながら激怒されました。
母・るちあさんが数話かけて行ったことを、僅か1話で踏破なされた。早い。さすが高校生様。
激怒した彼は、伝統に則り接吻で黙らせてくるかと思いましたが、さすがにそこは人類。踏みとどまりました。というか、ほぼほぼ初対面でそこまで踏み切ったら、さすがに怖い。こればっかりは、1話で駆け抜けたことが裏目(?)に出た。いや第1話にして「正体は人魚じゃないか?」と見抜きかけた海斗くんなら、1話でも突き抜けたかもしれないですが…。
何だか釈然としないまま帰宅したるきあさん、お誕生会を開いてもらいました。参加者は母の友達の波音さん、リナさん。さらっと出てきたのが逆にすごい。第2部ではなかなかシリアスに地上と海の世界とで悩んでいただけに、ここに至るまでに何があったんだろう…?リナさんのカットの後ろにいる人物も謎です。素直に考えるならお子様でしょうか。それ、さらっと流してよいことか。
さてその3人に連れられて、るきあさんは波打ち際へ。そして海中にドボン。母が、いきなり夜の海に身を投げた…。
唖然とする中、るちあさんらの尾びれがぴちぴちと跳ねる。一緒に海に入った、るきあさんの尾びれもぴちぴち跳ねる。本当に書き文字が「ぴちっ」と踊るぐらいに、ぴちぴちと。
何の事情があったのか分かりませんが、るきあさんは今の今までマーメイドだとは知らされていなかったそうです。どうやって生活してたんだろう…。「濡れたら人魚になる」と思ってたんですが「海水限定」だったんだろうか。それとも、るきあさんが何か特殊な事情があるんだろうか。
るちあさん:
「るきあ、あなたのその瞳…」
「…髪…」
「足先まですべて…」
「マーメイドの血を受け継いでるのよ」
何気に怖いこと言っています。「ぴちぴちピッチ」は種族や遺伝の問題が物語の根幹に流れているので、こう強調して言及されると気になります。
あと、パンタラッサのことはいいんだろうか…。マーメイドの遺伝子の自己主張の強さ。。
更には続けて「るきあには許嫁がいる」とまで明かされました。14歳のるちあさんだったら猛反発しそうなことですが、何があってそうなったのやら。
興奮しまくってる内に、第1話は終了。アイドル態への「変身」はなさいませんでした。「描かなかっただけ」なのか「変身できない」のか。
「マーメイドプリンセス」と明言されていないのも気になります。「人魚姫(ルビでマーメイド)」としか語られていない。実はマメプリは本筋と関係なく、「変身とかはしない」お話だったりするんだろうか。分からん。
もはや全てのページが何か楽しいです。ぴちぴちしまくってる。これを毎月読めるとか、何たる幸せ。本当に本当に、新章ありがとうございます。
なのだけれど、るちあさんと同様に、浜辺で闊歩中にサーファーを発見、即座に恋に落ちました。
そして溺れかけたのをいいことに速攻で押し倒し、接吻にまで漕ぎつけました。早い。さすが高校生様。
その後学校に出向いたところ、件の彼・黒砂くんは学内でも有名な王子様と判明。
極めて高いスペックと性格の彼は、どういうわけか人魚がお好きなようで、図書室で人魚の本を読んでいらっしゃった。
なお人魚の本を見かけた、るきあさんの第一声は「エッチな本?」。下半身サカナのイラストを見て、最初に思い浮かぶのがその連想。
人魚について語る黒砂くんを見て、るきあさんは逆切れに等しき嫉妬を炸裂。「人魚なんているわけないでしょ?」。当然ながら激怒されました。
母・るちあさんが数話かけて行ったことを、僅か1話で踏破なされた。早い。さすが高校生様。
激怒した彼は、伝統に則り接吻で黙らせてくるかと思いましたが、さすがにそこは人類。踏みとどまりました。というか、ほぼほぼ初対面でそこまで踏み切ったら、さすがに怖い。こればっかりは、1話で駆け抜けたことが裏目(?)に出た。いや第1話にして「正体は人魚じゃないか?」と見抜きかけた海斗くんなら、1話でも突き抜けたかもしれないですが…。
何だか釈然としないまま帰宅したるきあさん、お誕生会を開いてもらいました。参加者は母の友達の波音さん、リナさん。さらっと出てきたのが逆にすごい。第2部ではなかなかシリアスに地上と海の世界とで悩んでいただけに、ここに至るまでに何があったんだろう…?リナさんのカットの後ろにいる人物も謎です。素直に考えるならお子様でしょうか。それ、さらっと流してよいことか。
さてその3人に連れられて、るきあさんは波打ち際へ。そして海中にドボン。母が、いきなり夜の海に身を投げた…。
唖然とする中、るちあさんらの尾びれがぴちぴちと跳ねる。一緒に海に入った、るきあさんの尾びれもぴちぴち跳ねる。本当に書き文字が「ぴちっ」と踊るぐらいに、ぴちぴちと。
何の事情があったのか分かりませんが、るきあさんは今の今までマーメイドだとは知らされていなかったそうです。どうやって生活してたんだろう…。「濡れたら人魚になる」と思ってたんですが「海水限定」だったんだろうか。それとも、るきあさんが何か特殊な事情があるんだろうか。
るちあさん:
「るきあ、あなたのその瞳…」
「…髪…」
「足先まですべて…」
「マーメイドの血を受け継いでるのよ」
何気に怖いこと言っています。「ぴちぴちピッチ」は種族や遺伝の問題が物語の根幹に流れているので、こう強調して言及されると気になります。
あと、パンタラッサのことはいいんだろうか…。マーメイドの遺伝子の自己主張の強さ。。
更には続けて「るきあには許嫁がいる」とまで明かされました。14歳のるちあさんだったら猛反発しそうなことですが、何があってそうなったのやら。
興奮しまくってる内に、第1話は終了。アイドル態への「変身」はなさいませんでした。「描かなかっただけ」なのか「変身できない」のか。
「マーメイドプリンセス」と明言されていないのも気になります。「人魚姫(ルビでマーメイド)」としか語られていない。実はマメプリは本筋と関係なく、「変身とかはしない」お話だったりするんだろうか。分からん。
もはや全てのページが何か楽しいです。ぴちぴちしまくってる。これを毎月読めるとか、何たる幸せ。本当に本当に、新章ありがとうございます。