穴にハマったアリスたち

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HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)

2021年08月08日 | ハグプリ最終回考察
長くなったので一覧にしておきます。

※1年以上かけて書いた記事を、扱った内容単位でカテゴライズし、順不同に並べています。
検討を進めるにつれ変化したこともあるので、記事を読み比べると整合性が取れない箇所があります。

【私なりの結論】
ハグプリ世界はタイムトラベルでは「未来は改変不可」で、同じ破滅の歴史を延々と繰り返していた。
しかし今回のループでは、我々視聴者が観測していたことでキュアブラック・キュアホワイトが召喚され、歴史が変わった。

「未来は改変不可」なので、その後は同じ「救われる」歴史を繰り返している。
そのため、えみるは未来に戻ったルールー本人と正しく再会できる。


(「HUGっと!プリキュア」49話より)

「世界はいつ分岐したのか」
「歴史が変わる」問題点と、そのクリア方法の検討。
なぜ「黒白トリガー説」を持ち出すのかは、これを読んでいただくのが分かりやすいと思います。

「タイムパラドックスの真相」
パラドクスを回避しつつ、歴史を変える方法。

「最終回に起きたこと」
えみるはなぜ、最終回であのような行動ができたのか。
改変不可の世界観での出来事の考察。

「パラレルワールドの正体」
平行世界説、歴史改変説、未来不変説の統合。

参考文献

【大前提】
「タイムパラドックスの誤解」
よくある誤解のまとめ。
実はタイムパラドクスは起きていません。

【結論に直接かかわる検討】
「パラレルワールドへの疑念(テーマ面)」
「パラレルワールドへの疑念(人物面)」
「パラレルワールドへの疑念(物語面)」
平行世界説をとる場合に、クリアしないといけない課題。

「時間への挑戦」
未来不変説をとる場合に、タイムパラドックスが起きないことを、現代物理も念頭に確認。

【結論の補強】
「時をかける野乃はな」
はぐみ=はぐたん別人問題の解消。

「オシマイダー療法」
ハグプリ世界の未来で起きた「時間停止」と、キュアトゥモローが何と戦っていたのか。

「ジョージの別れと再会」
「ジョージの巡礼」
ジョージ視点で見た戦いの経緯と背景。クライアスの目的。

「薬師寺さあやの葛藤」
「相田マナの結婚」
えみるたちが「破滅は2043年」「未来は改変不可」と判断できた理由。

「魔法つかいが大人だった、その理由」
「トラウムとルールー」
「まほプリ」「アラモード」最終回と36話の齟齬、「オールスターズメモリーズ」でのルールーの振る舞いの検討。
何故トラウムは2018年に戻ってきたのか。

【平行世界の解釈】
「if世界での再会/ルールー分裂問題」
俗に言う「世界線」がどうなっているのかの整理。

「続編なんか怖くない」
オトナプリキュアを受けての補強。

【時間停止の解釈】
「時間の牢獄」
「停止した時の果て」
現実世界の観点で「時間停止」が起きたらどうなるかの考察。

「はぐたんはタイムトラベルしていない(はぐたんが時間を止めた説)」
時間停止のメカニズムから導ける別の可能性。

「死後の世界」
時間停止を元にした、我々の世界の「死後」の検討。

【結論からの派生】
「歴史が変わる前の物語」
私たちがかつて視聴した、改変前の「ハグプリ」の推察。歴史改変により、何が変わったのかの検討。

「誰が野乃はなを殺したのか」
改変後の「ハグプリ」世界で、誰が野乃はなを殺したのかの推察。

「輝木ほまれと人魚姫の代償」
人魚姫の「代償」として何を支払ったのか。

「ジェロスの輪廻」
ジェロスは2018年を2回繰り返していた説。

「はぐたんは若返っていない説/ハグプリ未解決問題」
ハリーの奇妙な行動や、はぐたんの不可解な謎から推察した「はぐたんは2030年からタイムトラベルしてきた」説。

「2018年の謎(ジョージの最優先は野乃はなではない説)」
ジョージが2018年での決戦を選んだ理由の推察。

【キャラクター考察】
「歌よ響け、この空に」
「愛崎えみるの家庭事情」
えみるが感じていた抑圧に関して。
アンリくんを初めとした、いわゆるジェンダー問題として扱うことへの反論。

「明日は何色」
キュアトゥモローさん追加戦士説。
(注:トロプリ現在、キュアサマーの登場により「ピンクキュアの追加戦士」が現実味を帯びました)

「特異点リストル」
リストルの不可解な立ち位置。

【テーマとの考察】
「トロピカル~ジュと2043年の戦い」
「ヒープリはミデンに勝てるのか」
「2033年プリキュア30周年」
「プリキュア40周年」
「プリキュアは初代を見ていた幼児の現在の年齢を意識している」を念頭に、これから先のプリキュアの展開予想。

※「プリキュア」である以上、「プリキュア」コンテンツとして成立できる内容でなければ、どんなに整合性が取れていても考察としてはNGだと思っています。
例えば私が当初考えた「未来世界の真の黒幕は、自らの意思で闇落ちした野乃はな」等は、少なくとも2021年現在のプリキュア観ではありえない。

【歴史改変説】
「えみるの決断/さようならルールー」
一般的な「歴史改変(登場人物の行動により未来が変わる)」を元にした仮説。

【時間に関する小ネタ】
「改変世界のルールー」
「3つ目のパラレルワールド」
「ルールーと再会する方法」
歴史改変や平行世界を念頭に置いた場合の思考実験。

「キュアパッションの跳躍」
「はぐたんVSリフレイン」
時間や空間を跳躍することの思考実験。

「ルールーの無限ループ(チョロミーのパラドックス)」
ルールーの出自に関する別解

【他シリーズへの展開】
「プレシャスな人生の物語」
「無限の愛」を時間面から見た解釈。

「星奈ひかるのリフレイン」
「星奈ひかると時間の呪縛」
「ハグプリ」「スタプリ」最終回と、「ヒープリ」との出会いの考察。

「春野はるかの未来への道」
「Goプリ」「フレプリ」の時間のずれの問題。

「夢原さんの四季2回問題」
「ブンビーさんの就職活動」
ヒープリ映画を受けての検討。
(注:この当時は謎だったブンビーさんの経緯は、ヒープリにて示唆されました)

「停止する美翔舞」
「リコのパラドックス」
ハグプリ以外の「時間停止」「過去移動」の事例。クシィは眷属を出し抜いていた説。

「ミラクルリープ」
「パラレルワールドへの疑念(ミラクルリープ)」
映画「ミラクルリープ」を受けての考察。

【小ネタ集】
「はぐたんの見た世界、他」
「エリカとの出会い、他」
まとめきれなかったネタ一覧。
野乃さんが幼少期に出会った「エリカ」なる人物、はぐたんはトゥモローとしての記憶を持っていたのか、ハリーはなぜビューティーハリーを経営できたのか等。

【その他、初期の考察】
「えみるの戦い」
「ルールーの旅立ち」
「ふたつのプリハート」

「愛崎えみるは如何にして研究室に行ったか(2)」
一連の記事のスタートライン。36話の朝日奈さんらは2033年から来ていた説。
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(第23話)トロピカル~ジュ!プリキュア「南乃祭り!教えて、ローラの願いごと!」感想

2021年08月08日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第23話)トロピカル~ジュ!プリキュア「南乃祭り!教えて、ローラの願いごと!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第23話より)

合宿最後の夜。一行は島の南乃祭りに参加し、石に願いを書いて海中に投下。
「願い」といっても他力本願で大きな願いではなく、1年ぐらいで叶える目標のようなもの。
毎年来てもらおうという観光地的工夫を感じますがそれはともかく、皆の願いが印象的です。

・食べ頃野菜を見極められるようになる
・太極拳を極める
・南乃島の可愛いを持って帰る

いずれも島での体験が元になっています。

振り返ってみると、この3人は合宿に「お弁当や枕」「読みたい本」「自前のコスメ」を大荷物で持ち込んでいました。
一般的な旅行の知識として、これらは悪手です。旅に不慣れな人がやりがちなミスで、せっかくの非日常なのに日常に無理に拘ってしまっている。
実際、島についてからはこれらは活躍していません。話数の問題はあるにせよ「島と街の交流」のようなストーリーでも不自然ではなかったのに、そうは描写されていない。

それが帰り際の願い事では、島の出来事に強く影響を受けたものに変わってる。若干の唐突さすらありますが、だからこそ思いを感じます。

「願い」=「納期1年の努力の目標」なのもトロピカる部らしい。
一生涯の夢のような巨大な目標ではない。「夏休みをとるため」のような目先の目標でもない。中目標です。
但し「大目標を叶えるためのブレイクダウンした中目標(マイルストーン)」ではない。

ローラの夢は女王様になることですが、今回書いた願いは全くかすってもいない。
それでいて「小さな願いを積み重ねると幸せへの道筋になる」とも語られている。

バタ足ができるようになるのが、女王になるための何の役に立つのかさっぱり分かりません。それでもやっぱり「糧になる」のは直感的に分かります。
あえて言葉にするなら、異なる身体条件で努力することは多様性への理解を深めてどうたらこうたらとか、不利な条件を克服した経験が工夫と思考の広さの礎になってどうのこうのとか語れはしますが、これらは割と後付けです。

やっていた当時は何かの役に立つとは全く思わなかったのに、後から振り返って「ああ、あれが活きたな」は体感としてしばしばあります。
「小さな石ころが積み重なって、大きな道になる」。トロピカる部の「具体的に何と計画するのでもなく、今一番大事なことを積み重ねる」方針そのもの。
「ハートキャッチ」の「詳しい事情は分からないがお手伝いならできる」を、セルフでやってるような感じとも。

最近の自分事として思うと、昨年から約1年かけてやってたハグプリ最終回考察がそれだったかも。
「最終回のえみるの行動が不可解なので、何とか救いたい」をきっかけに、色々と買って読んで考えて、自分なりの着地点には到着できた。何というか妙な高揚感があったのですが、なるほどあれが「トロピカる精神」に違いない。

「仕事のため」のような明確な目的あってでもなく、「生涯の趣味」のような長い話でもなく、「瞬間的に楽しいから」といった刹那の消費でもなく、「冷静に考えたら何でこんなことやってるのか分からんが、とにかく興味があって面白いこと」に1年かけて取り組んで達成するのは、確かに良かった。
「トロピカる肉体」の方も含めて、今後の生活に取り入れていきたい。
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