■(第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想
(「ひろがるスカイ!プリキュア」第34話より)
先日退場なされたバッタモンダーさんの再登場回。安否が確認されました。
彼は歴代敵幹部の中でもずば抜けて卑劣・卑小・卑屈で実に嫌な奴なのですが、それ故に「ひろプリ」では最も印象的なお方だと思ってます。正直、プリキュアサイドより魅力的にすら見える。
そんなこんなを証明するかの如く、今回のお話はとても面白い上に、よくまとまってた。
バッタモンダーの思考ではネガティブに思えることが、ましろさんにとってはポジティブに響いた。
彼の思考(もしくはアンダーグの思考)の特徴を説明しつつ、ましろさんの成長を描写し、もちろんネタとしても面白い。
全くのギャグを通じて、カバトンの生存や現在の生活状況も示されました。僅かこの1話で、ひろプリのストーリーが進んだ気すらする。
バッタモンダーが語った「覚悟」は、来週の野球回でも出てきそうなフレーズですので、最終クールの肝になるのかもしれない。
これまで「トロプリ」「デパプリ」「スタプリ」っぽい展開だったので、次は「ヒープリ」だと予想しているのですが、確かに花寺さん達とビョーゲンズを分かつものは覚悟の違いのようにも。
「あ、ちょうちょですよ!」「ちょうちょ!」「あれはガだよ」も地味にとても好き。
こういう、聞きようによっては攻撃的で傷つけるかもしれない小ネタを、ひろプリさんは避けてたのかもしれませんけど、あるととても生き生きして素晴らしい。
「真っ白ですね!全然わかりません!」も同様。
この時のソラさん、よく見ると冷や汗をかいています。彼女なりに必死に理解しようとして、本気で分からず困っていらっしゃる。
だけどバッタモンダーの心象風景では、ソラさんは無機質・無感情な異常生物として映ってる。彼の価値観では、ソラさんのこの台詞は批判や嘲笑と認識されたんだと思う。
ソラさんの正直さや素直さを描きつつ、バッタモンダーの背景も伝わってくる。
一応は「飛び道具」的な変則回…ではあるのですが、ひろプリ的には珍しくても、従来のプリキュアシリーズでは頻繁に見かけるパターンな気もする。
こういうのをもっとやって欲しい。
(「ひろがるスカイ!プリキュア」第34話より)
先日退場なされたバッタモンダーさんの再登場回。安否が確認されました。
彼は歴代敵幹部の中でもずば抜けて卑劣・卑小・卑屈で実に嫌な奴なのですが、それ故に「ひろプリ」では最も印象的なお方だと思ってます。正直、プリキュアサイドより魅力的にすら見える。
そんなこんなを証明するかの如く、今回のお話はとても面白い上に、よくまとまってた。
バッタモンダーの思考ではネガティブに思えることが、ましろさんにとってはポジティブに響いた。
彼の思考(もしくはアンダーグの思考)の特徴を説明しつつ、ましろさんの成長を描写し、もちろんネタとしても面白い。
全くのギャグを通じて、カバトンの生存や現在の生活状況も示されました。僅かこの1話で、ひろプリのストーリーが進んだ気すらする。
バッタモンダーが語った「覚悟」は、来週の野球回でも出てきそうなフレーズですので、最終クールの肝になるのかもしれない。
これまで「トロプリ」「デパプリ」「スタプリ」っぽい展開だったので、次は「ヒープリ」だと予想しているのですが、確かに花寺さん達とビョーゲンズを分かつものは覚悟の違いのようにも。
「あ、ちょうちょですよ!」「ちょうちょ!」「あれはガだよ」も地味にとても好き。
こういう、聞きようによっては攻撃的で傷つけるかもしれない小ネタを、ひろプリさんは避けてたのかもしれませんけど、あるととても生き生きして素晴らしい。
「真っ白ですね!全然わかりません!」も同様。
この時のソラさん、よく見ると冷や汗をかいています。彼女なりに必死に理解しようとして、本気で分からず困っていらっしゃる。
だけどバッタモンダーの心象風景では、ソラさんは無機質・無感情な異常生物として映ってる。彼の価値観では、ソラさんのこの台詞は批判や嘲笑と認識されたんだと思う。
ソラさんの正直さや素直さを描きつつ、バッタモンダーの背景も伝わってくる。
一応は「飛び道具」的な変則回…ではあるのですが、ひろプリ的には珍しくても、従来のプリキュアシリーズでは頻繁に見かけるパターンな気もする。
こういうのをもっとやって欲しい。