穴にハマったアリスたち

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感想:工藤真由 Welcome Back!!LIVE ~NEXT STAGE~

2020年01月14日 | 工藤真由さん
■工藤真由 Welcome Back!!LIVE ~NEXT STAGE~

 日時:2020年01月13日(月)開場14時00分/開演14時30分、開場18時00分/開演18時30分
 場所:表参道GROUD
 出演:工藤真由
 ゲスト:能登有沙、五條真由美
 曲目:
 (第1部)
  01. Tomorrow song ~あしたのうた~
  02. たとえどんなに離れていても
  03. ひまわり
  04. 君のとなり
  05. Love Come Back To Me
  06. 可愛いアイシャ
  07. Birthday Present☆
  08. プリキュアfly
  09. プリキュア5、スマイル go go!

 (第2部)
  01. My sweet days
  02. For My Friend
  03. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪
  04. Part of Your World
  05. Blue Velvet
  06. パプリカ
  07. おジャ魔女カーニバル!!(能登有沙、工藤真由)
  08. ハレ晴レユカイ(能登有沙、工藤真由)
  09. Birthday Present☆
  10. Go My Way!
  11. DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart)(五條真由美、工藤真由)
  12. リワインドメモリー(五條真由美、工藤真由)
  13. 人生☆レボリューション
  14. プリキュア5、フル・スロットル GO GO!
  15. プリキュア ~永遠のともだち~
  --. KUDOMAYU プリキュアメドレー

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

1年前のプリキュア15周年ライブ、池田彩さんの10周年ライブ、弟さんの開店イベントに、NHKの全投票。
素敵な時を経て、遂に、我らの工藤真由さんが復帰してくれました。おめでたい。
お帰りなさい、くどまゆ!

卒業ライブから約3年。過ぎてしまえば、あっという間。でも3年前の自分らにとっては望むことも難しかった再会ライブ。
くどまゆさんが「3年の引退期間で自分をリセットできた。改めて歌が好き」とおっしゃっていましたが、同じことをしみじみと思います。
くどまゆさんのお歌が聴けるのを当たり前と思ってはいけない。この3年の気持ちを忘れないようにしよう。

と、言葉にすれば堅苦しいのですが。
セットリストからも伝わる、良い意味で新鮮な「くどまゆ第2期」な楽しいライブでした。
卒業ライブのセトリと見比べてみよう。なるほど、これは「復活ライブ」だ。「一夜限りの復活ライブ」ではなくて。なんかそのことに無性に感動した。

【Tomorrow song ~あしたのうた~】

全ての歌が、卒業ライブと今日のライブとで意味合いが変わっていたのが印象的だった。
この曲もそうで、あの時は前向きな別れの歌。今日は感謝と再会の歌。
復帰1曲目がこのお歌とは予想しなかったけど、物凄く納得した。

【ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪】

まさかの無印。
今日のセットリストは、その気になれば定番のプリキュアソングだけで固めることもできたでしょうに、あえてそれを避けたように見えました。先ほど書いた「一夜限りの復活ライブ」ではないと感じた所以。

ラストの前の「くるり」ターンは健在でした。以前にも増して素敵な「くるり」。そして最後の「じゃーん」の決めポーズ。
おぉ、くどまゆだ。くどまゆが戻ってきてくれた。

【Part of Your World】

お馴染みのカバー曲コーナーは、「やったことがないことを」とのことで「ミュージカル」。ディズニーのアリエルソング。
歌い始め第一声でぎょっとした。綺麗にプリキュア色が消えて、ディズニーになってる。
いや、歌手様としては当然なのかもしれないけど、こうも変わるのか。
20個落ちてるペットボトルをはじめ、動きにも隙がない。なんか圧倒された。

【Blue Velvet】

15歳の時に、初めて人前で唄った歌だそうです。
そんな記念すべきお歌ならこれまでのライブで聴いたこともありそうだけど、記憶にある限り、多分初めてのような。

【パプリカ】

2020応援ソング。くどまゆさんのお子様も踊ってらっしゃるらしい。
流行りものだけに「なぜ?」感もあったのだけど、正直今日のライブで一番目頭に来た。
何せこの歌、3年前の卒業ライブでは唄えない。初出は2018年。特に2020応援ソングということもあり、今の令和の新時代を感じます。
もしも今日のセットリストを3年前の自分に届けることができたら、最も注目するのがこの曲で、「これは何だ」と頭を抱えつつ、先に進んだ未来を見るはず。
確かにくどまゆが、2020年の令和のこの時に復活した。まさかこの曲に、こんなに感動する日が来るとは。

【おジャ魔女カーニバル!!】

令和はどこにいった。
「パプリカ」からの落差だかオチだかが凄まじすぎて、何かもう「すげぇ楽しい」としか言いようがなくなりました。
お空に響け、ピリカピリララ!
狙ったかどうかはともかく、この曲順は神がかってる。

不意打ちのごとき一撃でしたが、コーラスは問題なく。
ただ間奏の「ヘイ!」は途中で寸断されてた。あれは「ライブで頻繁に聴いていない」曲だと、間奏と歌の境目が分からず、声出すのが怖いんですよね。そういうときは歌手様の挙動で判断するのだけど、くどまゆさんが「歌いそうな」挙動を見せた途端に、皆さま綺麗にコールが止まってた。気持ちは同じだったらしい。

【ハレ晴レユカイ】

令和はどこ(略)
ゲストの能登有沙さんのダンスの切れが凄まじかった。
能登さんとはモーションキャプチャーとかも一緒にされていたそうな。初耳な気がする。

あとくどまゆさんの決めポーズなラストがすこぶる格好いい。

【DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart)】

五條さんがゲストに来られるのは初。「DANZEN」をふたりで歌うのも初だそうです。意外といえば意外。
何か全然そんな気がしないのだけど、かつてのアニサマでは「邪魔ものの(くどまゆさん談)」の池田彩さんと3人だったとかで。
最早、池田彩さんや宮本佳那子さんやうちやえさんや吉田さんや北川さんの名前が、当たり前の如く飛び出し、当たり前に会話の背景が受け入れられていく…。

五條さんとはNHK全投票の際に、一緒にカラオケに行き、レッスンを受けたそうです。
くどまゆさん曰く「五條さんとカラオケに行った女」。但し五條さんは歌わなかったらしい。くどまゆさんのレッスンなので。

【リワインドメモリー】

先日の開店イベントで「唄いたい歌」に挙げていらっしゃった曲。
そしてファンとしても、いつかは絶対に聴きたいと祈ってきた曲。

恐ろしいまでの拡張性で、夢が広がっていく素晴らしき名曲で、五條さんがゲストと聞いてすぐに期待したその通り、歌ってくださりました。感激。
欲を出して、次は宮本さんとのバージョンに夢を続けたい…。

「パプリカ」と同様にこの歌も2017年の卒業ライブ時には存在しなかった。
あちらは「未来」を感じるのに対し、「リワインド」は曲的に「過去を力に再度立ち上がる」。
復活ライブに相応しすぎる。

【プリキュア5、フル・スロットル GO GO!】

全曲、卒業ライブの時と意味合いが変わってて感動したのだけど、「フルスロットル」もそうだった。
透き通るような最後の疾走だった卒業ライブから、再び走り出した復活のお歌。

あとコールの「Go!」のところ、妙に女子の声が聞こえてたんですけど、あれはなんだったんだろう?夢原さんかしら。

【プリキュア ~永遠のともだち~】

メインのラスト曲は「永遠のともだち」。
あの当時、「プリキュアになれるか」は大きな課題で、「NewStage」のOPは恐怖に涙しながら見た。
勇ましく戦うあの後姿を、自分は見ているだけなのか。ふーちゃんを抱えた坂上さんの絶望が凄く凄く良く分かる。
そしてだからこそ、ラストの「みんなもプリキュア」に救われた。

あれから時を経て、今やプリキュアになるのは最低限のスタートラインの世界。奇しくもライブ名は「NextStage」で、思えばすごい時代になった。
「永遠のともだち」も今の時代では「救い」ではなく、自己を噛み締めつつ改めて前を向く歌に聴こえます。
なんだかんだで「NewStage」も昔なのに(8年前!)、くどまゆさんの復活に伴い、文字通り新たなステージを吹き込まれたように感じた。

【感想】

3年弱。覚悟していたより早かった。
くどまゆさんも「15年後ぐらいとも思ったけど」とおっしゃっていたけど、それぐらいはイメージしていたし、「残念ながら、なかった」もありえたと思う。
プリキュア15周年ライブを初め、巡りあわせに感謝したいです。もちろん単なる運とか縁とかではない様々なこともあるだろうし、第三者の部外者の私がどうこういうのは失礼だとも思うけれど、とにかく感謝しかない。

始まる前は、しんみりと涙したりするのかなと思ってたのに、ただひたすらに楽しかったです。
繰り返しになりますけど、卒業ライブの時とのセットリストの違いが、このライブを物語ってる。
もし「一夜限りの復活」ならこの構成はなかったはず。
次回は未定とのことですが、絶対に行こう。この3年で改めてくどまゆさんの素晴らしさを再認識しました。

逆にいえば卒業ライブは「完全卒業」を想定していたセットリストだったわけで、今回の復活は本当に奇跡だったのだと思う。「次があるのが当たり前」と思わず、1回1回ありがたく楽しくお歌を聴こう。
くどまゆさんのお歌は元気と勇気をくれる。これからもずっと聴いていきたい。

改めて、復活おめでとうございます。戻ってきてくださって、本当に嬉しいです。

【蛇足】

3年弱の間に私らも老いた。
第1部が椅子ありと知って喜ぶ人が多数。第2部では酸欠と足の痛みに直面した。
昔はよく2部構成で飛んだり跳ねたりしてたな…。

あと嬉しいことに「くどまゆのライブ初参加」の方がいらっしゃいました。
くどまゆさんも色々と新しいチャレンジを語られていたし、是非広がって行って欲しい。

【蛇足2】

子育て話。
以前は歌うと笑ってくれたお子様が、今では笑ってくれないらしい。そして五條さんや うちやえさんのお歌だと笑うそうな。

以前に話されていたように、変わらずお風呂場で熱唱されているそうです。
普通、風呂場の防音性は極めて低いので、茨城のどこかにはやたらに本格的な「フルスロットル」とかが夜な夜な聞こえる家があるのか。。

【蛇足3】

くどまゆさん退場時に「みんな、いい子だね」を聞けた。いい子にしてるので、また歌ってください。
退場といえば、物販コーナーでお見送りをしてくれた…のだけど、準備に時間がかかったのか、スタンバイする前に普通に店を出てしまった。
戻るのも申し訳なかったので(それに、くどまゆさんと対面で会話するのは勇気がいる)そのまま帰ったけど、何か「次」を信じているからこその緩さだった。いや「次が当たり前にあると思うな」と矛盾してるけど。
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