【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」は一般的にネタ番組に分類されます。
それもダメさ加減を笑う感じの。
実際、ダメなところは本当にダメだし、私もその辺が楽しみで見てた部分もあるのですが…。
酷いときは本当に酷い作画も、気合入ってるときは本当に見事。
電波で下手と評判のお歌も、アニメソングとしては非常にいい出来。
いい加減なストーリーも、決めるべきときはきっちり決めてくる。
声優初挑戦でぴちぴちボイスなメインキャラ二人も、意外にも演技上手。
思うにこの番組は、「一定水準はきっちりクリアしつつ、それでも全体として何かが致命的に狂ってる」のが魅力だと思ってみる。
だからこそ、決定的なタイミングで入る作画ミスや放送事故が映えまくったのかなと。
さらに「ぴっち」でよく言われるのが、「この番組にはスタッフの愛がある」。
事実、終了から2年弱が経過した今でも、声優さんによる自主ライブが開かれてるくらいです。
単にダメな番組なら他にも幾らでもありますが、その辺が大きく違ってるように思う。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第25話「恋占い」
どうでもいいけど、「ぴっち」はサブタイトルに「恋」が入りすぎ。
「ピュア」だけでも「恋の練習曲」「恋の探偵」「恋の不法侵入」に「恋占い」。
25話中4回。6回に1回は恋関係。さすがは年中発情期。
そんなるちあさんですが、海斗くんの記憶が戻らないことに頭を悩ませ中。
何故、ぴちぴちボイスを浴びせかけてショック療法…という選択に気づかないのかは不思議です。
死者すら蘇るぴちぴちボイスなら、記憶の一つや二つ、いくらでも復元、捏造できそうなものなのに…。
うじうじと悩むるちあさんは、なんとなく恋占いの館へ。
そこで出てきたのは、変装した敵幹部・レディバット。
お互いに正体に気づかないまま、占いを行ってもらいます。
レディバ姉さん:
「(彼に)どうしてもあなたのことを思い出して欲しいのですね」
「あなたの一番大切なものを海に流すのです」
「そうすれば彼の記憶は戻るでしょう」
怪しさ満点の自己犠牲を強いる勧誘には注意が必要。
でもおサカナさんな彼女は心が揺れ動きます。
どうしようどうしよう。
結局、るちあさんは海斗くんから貰った、事実上の婚約指輪を海に破棄。この魚脳め。
翌日、占いの館に行ってみると、堂々と立て看板。
「占いもお呪いもインチキ。悔しかったら海に拾いに行け」
なんてこった、騙された!
パニックになったるちあさんは、慌てて海の中へ。
そこに現れるレディバ。
全ては彼女の仕組んだ罠だったのです。
1.街中で恋占いやってれば、人魚さんが引っかかるだろう
2.騙されて、海に大事なものを捨てるだろう
3.インチキだと分かれば、海の中までやってくるだろう
背筋が凍るほどの緻密な計画。
色々と突っ込みたくもなりますが、そんなのの手のひらの上で踊ってる人魚さんを見てると可愛そうになってくるので止めます。
なにはともあれ、戦闘態勢。
唸れ!ピンクパールボイス!
レディバ姉さん:
「光の球の力、思い知るといいよ」
レディバの手からオレンジ色の発光。
星羅さんから奪った力が発動し、マメプリさんのライブステージを粉砕。
そのまま彼女たちを絡めとると、異空間に転送。
あっさりと歌も身動きも封じられ、ミケルさんの前に連行。
馬鹿っぽいレディバですが、こう見えても実力はちゃんとあるのです。
いきなり絶体絶命。
ミケルさんの魔の手が、星羅さんのコンパクトに迫る。
せっかく集めた星羅の心のカケラが奪われてしまう…!
きらりん。
星羅さん:
『誰かが優しく名前を呼んでいた 私の願いを聞いていたように…』
不甲斐ない保護者に愛想を尽かし、星羅さん自ら出陣。
轟き渡る「Beautiful Wish」。
至近距離から最強マメプリの歌声を浴びせかけられ、ミケルさんはもんどり打って退場。
つうか、マメプリ複数でやっと対抗できるミケルさんをそんなにあっさり…。お前一人でこの戦いを終わらせられるじゃないか。
目の前で異次元の戦いを見せ付けられたマメプリさんたち、せめて残ったレディバくらいはと再度、戦闘態勢。
波音さん:
「女の子の苦しみをそのままそっくり返してあげる!」
姐さん:
「倍返しだ、覚悟しろ!」
姐さん…(つ∀`)
ちょっと気合が入りすぎてる。
でもまぁ、そのままの勢いで「PoM」をぶち込んで勝利。
その後、なくした指輪は、偶然にも海斗くんが拾得。
彼の手を通じて、再びるちあさんの元に戻ってきました。
占いは嘘だったけど、海斗くんとちょっと接近。良かった良かった…と強引にオチをつけて次回へ。
ついでに、他のネタ番組との割と大きな違いとして、「ぴっち」ではパロディの定番ネタに走ってない。(ガンダムとか北斗とか)
まぁ、「夏休みだよ!全員集合」なんてサブタイトルの回や、死亡遊戯を知ってることを前提としたネタは存在しますが…。
どういう層をターゲットに想定してたんだ、このアニメは。
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]
「ぴっち」は一般的にネタ番組に分類されます。
それもダメさ加減を笑う感じの。
実際、ダメなところは本当にダメだし、私もその辺が楽しみで見てた部分もあるのですが…。
酷いときは本当に酷い作画も、気合入ってるときは本当に見事。
電波で下手と評判のお歌も、アニメソングとしては非常にいい出来。
いい加減なストーリーも、決めるべきときはきっちり決めてくる。
声優初挑戦でぴちぴちボイスなメインキャラ二人も、意外にも演技上手。
思うにこの番組は、「一定水準はきっちりクリアしつつ、それでも全体として何かが致命的に狂ってる」のが魅力だと思ってみる。
だからこそ、決定的なタイミングで入る作画ミスや放送事故が映えまくったのかなと。
さらに「ぴっち」でよく言われるのが、「この番組にはスタッフの愛がある」。
事実、終了から2年弱が経過した今でも、声優さんによる自主ライブが開かれてるくらいです。
単にダメな番組なら他にも幾らでもありますが、その辺が大きく違ってるように思う。
・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第25話「恋占い」
どうでもいいけど、「ぴっち」はサブタイトルに「恋」が入りすぎ。
「ピュア」だけでも「恋の練習曲」「恋の探偵」「恋の不法侵入」に「恋占い」。
25話中4回。6回に1回は恋関係。さすがは年中発情期。
そんなるちあさんですが、海斗くんの記憶が戻らないことに頭を悩ませ中。
何故、ぴちぴちボイスを浴びせかけてショック療法…という選択に気づかないのかは不思議です。
死者すら蘇るぴちぴちボイスなら、記憶の一つや二つ、いくらでも復元、捏造できそうなものなのに…。
うじうじと悩むるちあさんは、なんとなく恋占いの館へ。
そこで出てきたのは、変装した敵幹部・レディバット。
お互いに正体に気づかないまま、占いを行ってもらいます。
レディバ姉さん:
「(彼に)どうしてもあなたのことを思い出して欲しいのですね」
「あなたの一番大切なものを海に流すのです」
「そうすれば彼の記憶は戻るでしょう」
怪しさ満点の自己犠牲を強いる勧誘には注意が必要。
でもおサカナさんな彼女は心が揺れ動きます。
どうしようどうしよう。
結局、るちあさんは海斗くんから貰った、事実上の婚約指輪を海に破棄。この魚脳め。
翌日、占いの館に行ってみると、堂々と立て看板。
「占いもお呪いもインチキ。悔しかったら海に拾いに行け」
なんてこった、騙された!
パニックになったるちあさんは、慌てて海の中へ。
そこに現れるレディバ。
全ては彼女の仕組んだ罠だったのです。
1.街中で恋占いやってれば、人魚さんが引っかかるだろう
2.騙されて、海に大事なものを捨てるだろう
3.インチキだと分かれば、海の中までやってくるだろう
背筋が凍るほどの緻密な計画。
色々と突っ込みたくもなりますが、そんなのの手のひらの上で踊ってる人魚さんを見てると可愛そうになってくるので止めます。
なにはともあれ、戦闘態勢。
唸れ!ピンクパールボイス!
レディバ姉さん:
「光の球の力、思い知るといいよ」
レディバの手からオレンジ色の発光。
星羅さんから奪った力が発動し、マメプリさんのライブステージを粉砕。
そのまま彼女たちを絡めとると、異空間に転送。
あっさりと歌も身動きも封じられ、ミケルさんの前に連行。
馬鹿っぽいレディバですが、こう見えても実力はちゃんとあるのです。
いきなり絶体絶命。
ミケルさんの魔の手が、星羅さんのコンパクトに迫る。
せっかく集めた星羅の心のカケラが奪われてしまう…!
きらりん。
星羅さん:
『誰かが優しく名前を呼んでいた 私の願いを聞いていたように…』
不甲斐ない保護者に愛想を尽かし、星羅さん自ら出陣。
轟き渡る「Beautiful Wish」。
至近距離から最強マメプリの歌声を浴びせかけられ、ミケルさんはもんどり打って退場。
つうか、マメプリ複数でやっと対抗できるミケルさんをそんなにあっさり…。お前一人でこの戦いを終わらせられるじゃないか。
目の前で異次元の戦いを見せ付けられたマメプリさんたち、せめて残ったレディバくらいはと再度、戦闘態勢。
波音さん:
「女の子の苦しみをそのままそっくり返してあげる!」
姐さん:
「倍返しだ、覚悟しろ!」
姐さん…(つ∀`)
ちょっと気合が入りすぎてる。
でもまぁ、そのままの勢いで「PoM」をぶち込んで勝利。
その後、なくした指輪は、偶然にも海斗くんが拾得。
彼の手を通じて、再びるちあさんの元に戻ってきました。
占いは嘘だったけど、海斗くんとちょっと接近。良かった良かった…と強引にオチをつけて次回へ。
(左画像) マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 (右画像) 中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語 |
ついでに、他のネタ番組との割と大きな違いとして、「ぴっち」ではパロディの定番ネタに走ってない。(ガンダムとか北斗とか)
まぁ、「夏休みだよ!全員集合」なんてサブタイトルの回や、死亡遊戯を知ってることを前提としたネタは存在しますが…。
どういう層をターゲットに想定してたんだ、このアニメは。