長らく空けていましたが、無事に戻ってこれました。
行き先はフランスのパリやオルレアン、リヨン。
おかげさまで、楽しい旅行を過ごせました。
戻ってきて早々、仕事がパンクしたり友人との約束をすっぽかしてしまったりと、てんやわんやありましたが。
とりあえずパリ編を書いてみる。
■聖地巡礼「ハートキャッチプリキュア」(パリ)
男爵:
「おお麗しの都パリよ!」
「我々は帰ってきたぞ…!」
ご存じ「ハートキャッチプリキュア」の劇場版のロケ地となった、フランスの首都・パリ。
花咲さん効果により、かつてのロケ地は一大観光地になっていました。
映画の流れに従って、紹介してみる。
映画の冒頭で登場するエッフェル塔。
花咲さんたちがいた場所は、観光の超絶定番にして撮影ポイント。
エッフェル塔の真っ正面にして、セーヌ川の真横にある広場的場所です。
このシーンにて、お花屋さんや買い食いする月光さん、巡回する警察官等々が登場しますが、いずれも実際にこの場所に行くと印象に残る物モノ。
ちなみに警察官だか軍人さんだかが、ゴツイ銃を持って巡回してたりするのが、いかにも「外国」な感じでインパクトある。
今回、初めてエッフェル塔にも上りました。
何でもエレベータが故障中とかで、階段を歩いて。
疲れはしなかったけど、正直、怖い…。
場面変わってノートルダム大聖堂。
10年前に初めてここに行った時は、失見当に足元がふらつきました。西洋、すげぇ。
「日本人は細やかで、欧米人は大雑把」といった言葉はたまに聞きます。
そういったことは、この手の建築物を見てから言って欲しい。
頭がおかしいとしか思えません。何をどうすれば、こんなものを作ろうという発想が出てくるのか。
しかも細かい作りのくせに、やたらにでかい。
RPGのCGなんかで、教会内部のムービーとかあるじゃないですか。
ああいうので、「近くの建造物と、遠くの建造物で動くスピードが違う」みたいな視覚表現が使われますけど、まさしくあれが体感できる。
あまりにも綺麗過ぎて、「これをそのまんまCGでやったら、逆に非現実的に見えるだろうな」と思うほど。
こればっかりは、映像や写真ではお伝えできない感覚だと思う。
来海さん:
「せっかく自転車まで借りたのに、つぼみ探しで半日仕事だよ…」
エッフェル塔で花咲さんを見失った来海さんたちは、借りた自転車でセーヌ川沿いを探索することに。
フランスでは割とあちこちに貸自転車がある印象です。
返し方がよく分からないので、怖くて借りたことはないけれど。あれ、借りたのと違うところに返してもいいんだろうか。
ここで来海さんたちは、セーヌ川沿いに疾駆するオリヴィエ少年+花咲さんを目撃。
後に花咲さんはコンコルド広場に辿りつきますので、納得のいく地理関係です。進行方向もあってる。
(お暇ならば、パリの地図を広げて確認してみよう!)
ただノートルダムの横にいたと思われるオリヴィエが、どうやってエッフェル塔周辺にいた花咲さんと合流したのかは謎。
描写を見る限り、花咲さんはオリヴィエのいる地点(ノートルダム)とは逆の方向に歩き出しています。
想像するに、直感でブーローニュの森方面に彷徨い出したものの(恐るべきお花センサー…!)、途中で迷子に気づき、エッフェル塔を目印に戻ろうとした後にうっかり行きすぎて、本格的に迷子になったとか。
というわけで、今さらながらに「花咲さんは極度の方向音痴説」を唱えたい。
「NS」で来海さんが「道に迷った」発言をしてましたけど、諸悪の根源は花咲さんだったんだ。
オリヴィエ少年と出会った花咲さんは、彼をストーキング。その過程で通ったルーブル美術館。
エッフェル塔からセーヌ沿いに走ると、必然的にここに流れ着く。
腹立たしいほど矛盾がありません。真面目に現地ロケしやがって…。
パリに訪れること4回目にして、初めてルーブルを見学できました。
絵に全くといってほど知識のない私でも、実際に見たら思いの外感じるものがあった。
やっぱり世界最高峰は伊達じゃないな…!
個人的に一番の収穫はジャンヌダルクの超有名な絵を見れたこと。ここに収蔵されてたのか。。
写真奥の地点が、花咲さんたちがいたところ。
(うっかりルーブル前の写真を撮り損ねた…)
噴水やトランポリン、緑色の椅子なんかも全て実在します。
オリヴィエ少年を追いかけて、花咲さんはルーブルを経由してコンコルド広場へ。
方向的には、さっき逃げて来た方に逆走してます。
おそらくオリヴィエ的には、不可解な動きをしたスナッキーが気になって、彼らの行った先に戻ってみたとかでしょう。
もしくは「観光ルートを通れば、この変なジャポネを巻けるんじゃね?」と考えたか。
ちなみにルーブルからコンコルド広場までは、それなりの距離がある。
後を付いて回った花咲さん、うざい。本当にうざい。
歩いて行った先のコンコルド広場。
画像からは分かりにくいですが、男爵が座ってた像もちゃんとある。
おーべーりすーくー!
暴れる彼の背後にある噴水も、ちゃんと実在します。
というか、オベリスクより目立ってる気がする。
人魚さんとお魚さんが可愛い。
コンコルド広場から伸びているのが麗しのシャンゼリゼ通り。
真っすぐ進むと凱旋門につきます。
このように。
オリヴィエ少年が激走したこの大通り、直に見るとなかなか感慨があります。
そうか、ここを走ったのか。
そして花咲さんは、この距離をぶん投げられたのか。
凱旋門にて迎え撃つ海&陽光さんたち。
凱旋門は意外にでかいです。
実物を見ると、この高さを飛んだり跳ねたりしてるプリキュアさんの凄さをまじまじと感じます。
一応、私らも歩いて登れます。
暗い螺旋階段を延々たどるので、ちょっとした悪夢を体験できる。
ちなみに凱旋門は、ロータリーのど真ん中にあり、周囲の交通量はかなり激しい。
門の近くにいくためには通りを乗り越える必要がありますが、横断歩道等はなし。
おかげで、強引に車の間を縫って突破しようとする人が、私の見てる間にも何組か居ました。ことごとく中国の一行でしたが。
正しくは地下の通路から入ります。
入り口が暗い上に、ろくな看板も出ていないのでとてもわかりにくい。
続いてオペラ座。
ここも中に入ったのは今回が初めて。…だったと思う。
一度くらいはステージを見てみたい気はする。
月光さんはこんなところで、情け容赦のない殺陣を演じられた。
天井の絵ももちろん存在。
今回、パリを改めて観光してみて、やっぱり素敵な街だと再認識しました。
歩きまわる端から、面白いものがぞろぞろ見つかる街だ…!
そして改めて、花咲さんたちの忠実な撮影ぶりに感動。
省略しましたが、陽光さんの乗った地下鉄や月光さんの歩いた川辺も、もちろんあんな感じ。
本当に、しっかりと現地ロケされたんですね…。
日本からだと片道約10時間。一見遠そうにみえて、実は案外近い。
乗り換えなしで行けるので、飛行機に乗ったら寝るだけ。
移動時間を睡眠時間にできる人にとっては、体感時間はゼロで行けます。時差もほぼ感じません。
花咲さんはおっしゃった。
花咲さん:
「フランスの方たちって、親切ですね」
行くたびに同じことを思います。
今回も、いろんな方から親切にしていただきました。
写真を撮ってくれた方、「今日は運休だからバスは来ないよ」と忠告してくれた方、スリに対し躊躇なく助けに入ってくれた方などなど。
「ハートキャッチ」の精神である「深い事情は存じませんがお手伝いならできる」を地で実践されてます。
建造物だけでなく、こういうところも「ハートキャッチ」さんの『聖地巡礼』として感じるところだと思う。
私も見習おう。日本で見かけたら、恩を返さねば。
【蛇足】
花咲さんが見知らぬ人に助けてもらうこのシーン、おそらくはルーブルの横です。
凄いところに滞在しておられる。
[追記]
コメントで教えてもらいました。ありがとうございます。
リュクサンブール公園北縁のヴォージラール通りだそうです。
後で地図見てみよう。
行き先はフランスのパリやオルレアン、リヨン。
おかげさまで、楽しい旅行を過ごせました。
戻ってきて早々、仕事がパンクしたり友人との約束をすっぽかしてしまったりと、てんやわんやありましたが。
とりあえずパリ編を書いてみる。
■聖地巡礼「ハートキャッチプリキュア」(パリ)
男爵:
「おお麗しの都パリよ!」
「我々は帰ってきたぞ…!」
ご存じ「ハートキャッチプリキュア」の劇場版のロケ地となった、フランスの首都・パリ。
花咲さん効果により、かつてのロケ地は一大観光地になっていました。
映画の流れに従って、紹介してみる。
映画の冒頭で登場するエッフェル塔。
花咲さんたちがいた場所は、観光の超絶定番にして撮影ポイント。
エッフェル塔の真っ正面にして、セーヌ川の真横にある広場的場所です。
このシーンにて、お花屋さんや買い食いする月光さん、巡回する警察官等々が登場しますが、いずれも実際にこの場所に行くと印象に残る物モノ。
ちなみに警察官だか軍人さんだかが、ゴツイ銃を持って巡回してたりするのが、いかにも「外国」な感じでインパクトある。
今回、初めてエッフェル塔にも上りました。
何でもエレベータが故障中とかで、階段を歩いて。
疲れはしなかったけど、正直、怖い…。
場面変わってノートルダム大聖堂。
10年前に初めてここに行った時は、失見当に足元がふらつきました。西洋、すげぇ。
「日本人は細やかで、欧米人は大雑把」といった言葉はたまに聞きます。
そういったことは、この手の建築物を見てから言って欲しい。
頭がおかしいとしか思えません。何をどうすれば、こんなものを作ろうという発想が出てくるのか。
しかも細かい作りのくせに、やたらにでかい。
RPGのCGなんかで、教会内部のムービーとかあるじゃないですか。
ああいうので、「近くの建造物と、遠くの建造物で動くスピードが違う」みたいな視覚表現が使われますけど、まさしくあれが体感できる。
あまりにも綺麗過ぎて、「これをそのまんまCGでやったら、逆に非現実的に見えるだろうな」と思うほど。
こればっかりは、映像や写真ではお伝えできない感覚だと思う。
来海さん:
「せっかく自転車まで借りたのに、つぼみ探しで半日仕事だよ…」
エッフェル塔で花咲さんを見失った来海さんたちは、借りた自転車でセーヌ川沿いを探索することに。
フランスでは割とあちこちに貸自転車がある印象です。
返し方がよく分からないので、怖くて借りたことはないけれど。あれ、借りたのと違うところに返してもいいんだろうか。
ここで来海さんたちは、セーヌ川沿いに疾駆するオリヴィエ少年+花咲さんを目撃。
後に花咲さんはコンコルド広場に辿りつきますので、納得のいく地理関係です。進行方向もあってる。
(お暇ならば、パリの地図を広げて確認してみよう!)
ただノートルダムの横にいたと思われるオリヴィエが、どうやってエッフェル塔周辺にいた花咲さんと合流したのかは謎。
描写を見る限り、花咲さんはオリヴィエのいる地点(ノートルダム)とは逆の方向に歩き出しています。
想像するに、直感でブーローニュの森方面に彷徨い出したものの(恐るべきお花センサー…!)、途中で迷子に気づき、エッフェル塔を目印に戻ろうとした後にうっかり行きすぎて、本格的に迷子になったとか。
というわけで、今さらながらに「花咲さんは極度の方向音痴説」を唱えたい。
「NS」で来海さんが「道に迷った」発言をしてましたけど、諸悪の根源は花咲さんだったんだ。
オリヴィエ少年と出会った花咲さんは、彼をストーキング。その過程で通ったルーブル美術館。
エッフェル塔からセーヌ沿いに走ると、必然的にここに流れ着く。
腹立たしいほど矛盾がありません。真面目に現地ロケしやがって…。
パリに訪れること4回目にして、初めてルーブルを見学できました。
絵に全くといってほど知識のない私でも、実際に見たら思いの外感じるものがあった。
やっぱり世界最高峰は伊達じゃないな…!
個人的に一番の収穫はジャンヌダルクの超有名な絵を見れたこと。ここに収蔵されてたのか。。
写真奥の地点が、花咲さんたちがいたところ。
(うっかりルーブル前の写真を撮り損ねた…)
噴水やトランポリン、緑色の椅子なんかも全て実在します。
オリヴィエ少年を追いかけて、花咲さんはルーブルを経由してコンコルド広場へ。
方向的には、さっき逃げて来た方に逆走してます。
おそらくオリヴィエ的には、不可解な動きをしたスナッキーが気になって、彼らの行った先に戻ってみたとかでしょう。
もしくは「観光ルートを通れば、この変なジャポネを巻けるんじゃね?」と考えたか。
ちなみにルーブルからコンコルド広場までは、それなりの距離がある。
後を付いて回った花咲さん、うざい。本当にうざい。
歩いて行った先のコンコルド広場。
画像からは分かりにくいですが、男爵が座ってた像もちゃんとある。
おーべーりすーくー!
暴れる彼の背後にある噴水も、ちゃんと実在します。
というか、オベリスクより目立ってる気がする。
人魚さんとお魚さんが可愛い。
コンコルド広場から伸びているのが麗しのシャンゼリゼ通り。
真っすぐ進むと凱旋門につきます。
このように。
オリヴィエ少年が激走したこの大通り、直に見るとなかなか感慨があります。
そうか、ここを走ったのか。
そして花咲さんは、この距離をぶん投げられたのか。
凱旋門にて迎え撃つ海&陽光さんたち。
凱旋門は意外にでかいです。
実物を見ると、この高さを飛んだり跳ねたりしてるプリキュアさんの凄さをまじまじと感じます。
一応、私らも歩いて登れます。
暗い螺旋階段を延々たどるので、ちょっとした悪夢を体験できる。
ちなみに凱旋門は、ロータリーのど真ん中にあり、周囲の交通量はかなり激しい。
門の近くにいくためには通りを乗り越える必要がありますが、横断歩道等はなし。
おかげで、強引に車の間を縫って突破しようとする人が、私の見てる間にも何組か居ました。ことごとく中国の一行でしたが。
正しくは地下の通路から入ります。
入り口が暗い上に、ろくな看板も出ていないのでとてもわかりにくい。
続いてオペラ座。
ここも中に入ったのは今回が初めて。…だったと思う。
一度くらいはステージを見てみたい気はする。
月光さんはこんなところで、情け容赦のない殺陣を演じられた。
天井の絵ももちろん存在。
今回、パリを改めて観光してみて、やっぱり素敵な街だと再認識しました。
歩きまわる端から、面白いものがぞろぞろ見つかる街だ…!
そして改めて、花咲さんたちの忠実な撮影ぶりに感動。
省略しましたが、陽光さんの乗った地下鉄や月光さんの歩いた川辺も、もちろんあんな感じ。
本当に、しっかりと現地ロケされたんですね…。
日本からだと片道約10時間。一見遠そうにみえて、実は案外近い。
乗り換えなしで行けるので、飛行機に乗ったら寝るだけ。
移動時間を睡眠時間にできる人にとっては、体感時間はゼロで行けます。時差もほぼ感じません。
花咲さんはおっしゃった。
花咲さん:
「フランスの方たちって、親切ですね」
行くたびに同じことを思います。
今回も、いろんな方から親切にしていただきました。
写真を撮ってくれた方、「今日は運休だからバスは来ないよ」と忠告してくれた方、スリに対し躊躇なく助けに入ってくれた方などなど。
「ハートキャッチ」の精神である「深い事情は存じませんがお手伝いならできる」を地で実践されてます。
建造物だけでなく、こういうところも「ハートキャッチ」さんの『聖地巡礼』として感じるところだと思う。
私も見習おう。日本で見かけたら、恩を返さねば。
【蛇足】
花咲さんが見知らぬ人に助けてもらうこのシーン、おそらくはルーブルの横です。
凄いところに滞在しておられる。
[追記]
コメントで教えてもらいました。ありがとうございます。
リュクサンブール公園北縁のヴォージラール通りだそうです。
後で地図見てみよう。