■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode5:海のおきて」(なかよし2022年1月号)
なかよし 2022年1月号 [2021年12月1日発売]【電子書籍】[ 天樹征丸 ]
突如謎の生き物に襲われたるきあさんでしたが、南極海のマーメイド・かれんさんが助けてくれました。物理攻撃で。
かれんさんが言うには、北極海のノエルに会いに行く途中だったとのこと。南極海から北極海。相変わらず無茶な機動をなされます。
ここにきてようやく、るきあさんも事態の深刻さに気付きました。
「南極から北極を目指しているのに、なぜ日本近郊の海を泳いでいたのか。飛行機は…?」と考えないあたり、思考がだいぶマーメイド寄りに染まってきています。
そうこうする内に、るちあさんらも駆けつけてくれました。ピンクイルカのももちゃんが呼んでくれたそうです。ご存命だったのか、ももちゃん…。新章になっても優秀な伝令役は変わらないらしい。
かれん様が撲殺なさるのがもう少し遅ければ、るちあさんらのお歌を拝めたのかしら。それとも昨今のるちあさんは、物理で戦われるのだろうか。連載が始まってそろそろ半年になるのに、最大の特徴たる「お歌」がどうなったのか分からないとはどういうことだ。
一行はなし崩しで「ちかいの泉」とやらに。人魚が集う場所とのことです。そこにいた、おばばさまとやらに、るきあさんは「マーマンと結婚するように」と改めて釘を刺されました。
以前までの彼女なら即座に反発して殴りかかるぐらいはしそうでしたが、さすがに命の危機に晒された直後なだけに、ようやく飲み込んでくれました。何だか分からないが、マーマンと結婚しないとヤバイらしい。
これで黒砂くんともお別れ。傷心のるきあさんは、土砂降りの雨の中を、傘もささずにトボトボと。「土砂降りの雨の中」を不用意に歩かないで欲しい。
案の定、雨に濡れた体は徐々にマーメイド化。「徐々に」ってどういうことだ。描写は髪の毛のみですが、下半身も微妙に鱗が生えたり結合したりしかけてたんだろうか…。
雨宿りできる場所を探している内に、謎のカフェを発見。ふらふらと近づいたところ、謎の店員さんに抱きすくめられました。そこに黒砂くんが襲来。
るきあさん:「…どうしてここに?」
黒砂君:「おまえのようすが気になって…」
土砂降りの中、体のシルエットが微妙に変化しながらボンヤリ歩いていたら、まぁ心配はされます。マーメイド臭を感じ取っただけかもしれませんが。
二人してとりあえずカフェに入ると、黒砂くんは今度のサーフィン大会に応援に来て欲しいと切り出しました。
揺れるるきあさん。ですが「もう会わない」と拒否なされた。マメプリの自覚が芽生えたようです。
が、間髪入れずに黒砂君は接吻をぶちかましました。容赦ない。そして一言「オレはお前に会いたい」。さすが高校生様はやることが大胆だ…。
その夜。
るきあ邸には、るちあ・波音・リナの3名が待機。海斗くんは出張で不在。「プロサーファーの出張」って何か妙な響きですね…。いやそのご職業の詳細を知らないので失礼だったら申し訳ないのですが、「遠征」の方がしっくりくるような。契約先との事務手続きとか記者会見的なものに出かけてるんだろうか。
それはともかく、不在の海斗くんの分もと気合を入れるるちあさんでしたが、あっさりと出し抜かれ、謎のマーマンがるきあさんの寝室においでなさった。
普通に考えれば先ほどの謎のカフェ店員です。何か凄く悪そうな顔をして現れましたが、先ほどの店員さんとしての出会いは、それなりに運命的というか恋愛に発展してもおかしくないような良さげな雰囲気。
この彼が「マーマンの許嫁」なのかは定かではない(ミスリードな気がする)のですが、マーマンなりに頑張って雰囲気づくりをしたんだとしたらちょっと気の毒です。第一印象を良くしようとわざわざカフェを作ってセッティングしたのに、どこぞの男と目の前でいちゃつかれたら、許嫁としてはキレても仕方ないと思う。
もしかして波打ち際で襲ってきた化け物も、本来の予定では「キャー助けてー!」→「マーマンが助けに入る」→「るきあさんメロメロ」みたいな演出を狙ったのかしら。通りすがりのかれん様に撲殺された化け物、かわいそう。。
「深海の王=悪い奴」でもないので、案外真面目に王様を頑張りたいだけなのかもしれない。彼からはどうにも不憫な匂いがしてならないです。
【蛇足】
・今月号はマーメイドの下半身の描き方がいつもの雰囲気が違った気がする。
・ノエルが出てきた(名前だけですが)ので、残る不明者はココ、聖羅。ココの出番の薄さは相変わらずか…。原作版ココは格好よくて、アニメ版とはまた違った感じで好き。
なかよし 2022年1月号 [2021年12月1日発売]【電子書籍】[ 天樹征丸 ]
突如謎の生き物に襲われたるきあさんでしたが、南極海のマーメイド・かれんさんが助けてくれました。物理攻撃で。
かれんさんが言うには、北極海のノエルに会いに行く途中だったとのこと。南極海から北極海。相変わらず無茶な機動をなされます。
ここにきてようやく、るきあさんも事態の深刻さに気付きました。
「南極から北極を目指しているのに、なぜ日本近郊の海を泳いでいたのか。飛行機は…?」と考えないあたり、思考がだいぶマーメイド寄りに染まってきています。
そうこうする内に、るちあさんらも駆けつけてくれました。ピンクイルカのももちゃんが呼んでくれたそうです。ご存命だったのか、ももちゃん…。新章になっても優秀な伝令役は変わらないらしい。
かれん様が撲殺なさるのがもう少し遅ければ、るちあさんらのお歌を拝めたのかしら。それとも昨今のるちあさんは、物理で戦われるのだろうか。連載が始まってそろそろ半年になるのに、最大の特徴たる「お歌」がどうなったのか分からないとはどういうことだ。
一行はなし崩しで「ちかいの泉」とやらに。人魚が集う場所とのことです。そこにいた、おばばさまとやらに、るきあさんは「マーマンと結婚するように」と改めて釘を刺されました。
以前までの彼女なら即座に反発して殴りかかるぐらいはしそうでしたが、さすがに命の危機に晒された直後なだけに、ようやく飲み込んでくれました。何だか分からないが、マーマンと結婚しないとヤバイらしい。
これで黒砂くんともお別れ。傷心のるきあさんは、土砂降りの雨の中を、傘もささずにトボトボと。「土砂降りの雨の中」を不用意に歩かないで欲しい。
案の定、雨に濡れた体は徐々にマーメイド化。「徐々に」ってどういうことだ。描写は髪の毛のみですが、下半身も微妙に鱗が生えたり結合したりしかけてたんだろうか…。
雨宿りできる場所を探している内に、謎のカフェを発見。ふらふらと近づいたところ、謎の店員さんに抱きすくめられました。そこに黒砂くんが襲来。
るきあさん:「…どうしてここに?」
黒砂君:「おまえのようすが気になって…」
土砂降りの中、体のシルエットが微妙に変化しながらボンヤリ歩いていたら、まぁ心配はされます。マーメイド臭を感じ取っただけかもしれませんが。
二人してとりあえずカフェに入ると、黒砂くんは今度のサーフィン大会に応援に来て欲しいと切り出しました。
揺れるるきあさん。ですが「もう会わない」と拒否なされた。マメプリの自覚が芽生えたようです。
が、間髪入れずに黒砂君は接吻をぶちかましました。容赦ない。そして一言「オレはお前に会いたい」。さすが高校生様はやることが大胆だ…。
その夜。
るきあ邸には、るちあ・波音・リナの3名が待機。海斗くんは出張で不在。「プロサーファーの出張」って何か妙な響きですね…。いやそのご職業の詳細を知らないので失礼だったら申し訳ないのですが、「遠征」の方がしっくりくるような。契約先との事務手続きとか記者会見的なものに出かけてるんだろうか。
それはともかく、不在の海斗くんの分もと気合を入れるるちあさんでしたが、あっさりと出し抜かれ、謎のマーマンがるきあさんの寝室においでなさった。
普通に考えれば先ほどの謎のカフェ店員です。何か凄く悪そうな顔をして現れましたが、先ほどの店員さんとしての出会いは、それなりに運命的というか恋愛に発展してもおかしくないような良さげな雰囲気。
この彼が「マーマンの許嫁」なのかは定かではない(ミスリードな気がする)のですが、マーマンなりに頑張って雰囲気づくりをしたんだとしたらちょっと気の毒です。第一印象を良くしようとわざわざカフェを作ってセッティングしたのに、どこぞの男と目の前でいちゃつかれたら、許嫁としてはキレても仕方ないと思う。
もしかして波打ち際で襲ってきた化け物も、本来の予定では「キャー助けてー!」→「マーマンが助けに入る」→「るきあさんメロメロ」みたいな演出を狙ったのかしら。通りすがりのかれん様に撲殺された化け物、かわいそう。。
「深海の王=悪い奴」でもないので、案外真面目に王様を頑張りたいだけなのかもしれない。彼からはどうにも不憫な匂いがしてならないです。
【蛇足】
・今月号はマーメイドの下半身の描き方がいつもの雰囲気が違った気がする。
・ノエルが出てきた(名前だけですが)ので、残る不明者はココ、聖羅。ココの出番の薄さは相変わらずか…。原作版ココは格好よくて、アニメ版とはまた違った感じで好き。