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榎本温子 BIRTHDAY PARTY(昼の部) SAN*JYUNI*SAI

2011年11月07日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
先日11月1日は我らの榎本温子さんのお誕生日でした。御年32歳になられた。おめでとうございます。
一昨年、三十路記念で日またぎイベントが行われましたが、今回も同会場でイベント開催。
あれから2年もたったとは…。時間のたつのは早い。。

■榎本温子 BIRTHDAY PARTY(昼の部) SAN*JYUNI*SAI

 日時:2011年11月6日(日)開場12時半/開演13時
 場所:グランデ渋谷
 出演:榎本温子

(本記事は私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

内容は冒頭挨拶→写真撮影→トーク。
トークの内容は「なぜ榎本温子は結婚できないのか」。
切実です。切実すぎます。

トークの前にアンケートを取られたのですが…。

質問内容:
 ・何歳に見えますか?
 ・榎本温子を動物に喩えると?
 ・榎本温子を物に喩えると?
 ・榎本温子に足りないものは何ですか?
 ・どうすれば榎本温子は結婚できますか?
 ・客観的に見て、榎本温子に最適な結婚相手は誰ですか?

本当に切実です。これが32歳の現実。

「最適な結婚相手は誰か」。
集計の結果、2位以下をトリプルスコアでぶっちぎったのは「樹元オリエ」さんでした。
同性です。しかもご結婚されてます。もうこの時点で、人生設計が詰んでいる。

樹元さんからは祝辞が送られて来ており、イベント開始時に読み上げられました。

樹元さん祝電:
 「あっちゃん、これからも色んなパートナーとしてよろしくね」
榎本さん:
 「パートナーって、あんたは正式なパートナーができたじゃん!」

激怒ですよ。
激怒のあまり、振りまわした腕から、ブレスレットが吹っ飛んで行くくらいに。
これが32歳の現実なのです。切実だ。

「動物に喩えると」→トラ、ライオン、ヒョウ
「物に喩えると」→十徳ナイフ(使い勝手が便利だから)
「足りないものは何か」→女子力
「どうすれば結婚できるか」→おしとやかになろう

集めれば集めるほど、嫌な空気が満ちて行く。

榎本さんはとても優秀な方だと思います。
思い起こせば14年前、私がファンになったきっかけは「彼氏彼女の事情」のイベントで見かけて、「とても仕事のできる方だ」と思ったからでした。
トークをしていても、着地点を想定して進められるんですよ。
ちゃんと話を始めて、ちゃんと話を終えることができる。当たり前のようでいて、出来る人は意外と少ない。

しかしながらその能力は。確かにモテ要素には遠いのです。
実際私も、女性としての魅力云々を問われると、榎本さんをそういう対象として見る根性がありません。
魅力的な方ですよ、勿論。でも怖いんです。あの制圧力が。
基本的には、怯えながら五体投地して許しを乞うか、可能な限り遠くから見守るしかないんです。

出演メンバーに榎本さんを混ぜてれば、場を良いようにまとめられるので、役者として重宝されてるのでしょう。
ですがその能力は、モテ要素には遠いのです。
居酒屋でてきぱきとピッチャーを注文したり、段取りを整えたりする能力は、「女子力」とは言わないのです。
榎本さんを評する単語で「エロい」とよく言われますが、行き過ぎてプロの空気を纏ってしまってる。

榎本さん:
 「やっぱり守りたくなるようじゃないとダメか」
 「じゃあもっと『はわ~』とか言うとか?」
 「はわ~」

まず、萌えキャラとして「はわ~」が真っ先に出る時点で、32歳の現実を見せつけられる思いです。
そして心底捨て鉢です。
こ、この方、本気で切実だ。

榎本さん:
 「私、やろうと思えば(そういうお惚け・天然系キャラも)できるよ」
 「(トークイベントに呼ばれてるのに)マイクの電源を切っちゃうような子とか」
 「いるんだよ、本当に…!」
 「で、必ず『あ、電源入ってなかった』てボケをやるの。もういいからそれ!」
 「困るでしょ、そういうの…!イベントまとまらないし、絡みづらいし!」

え、榎本さん…。
その他、書くのが憚れるようなトークが延々と。
溜まっておられる。何かが。

そもそもファンイベントで、いかにして結婚するかをガチに語れる時点で、何かが特殊です。
世の中には男の話をしただけで、憤激される声優さんもいるというのに…。

榎本さんはそういうアイドル売りはしないと、割と早い段階で明確にし、乗り越えられてきています。
「どういう仕事の仕方をするか」をちゃんと考え、実行されてるあたりも、上に書いたような能力の高さの証明になってる。
そんなわけで、わざわざお誕生日イベントに参加してるファンは、結婚ネタにも嫌悪はないわけですが…。
そういうファン層を獲得してる時点で、結婚力は確かにアレです。
袋小路にハマった。32歳にして直面するこの現実。

榎本さん:
 「見たくないでしょ、そういう(天然ボケキャラな)榎本温子は」
伊福部崇さん(司会担当):
 「でもそれをしないと結婚できない」
 「ファンの方とは約束事を作ればいいんですよ」
 「このアクセをつけてる時は『婚活モードなので色々と勘弁して!』みたいに」

もしも今後、イベントで急に榎本さんの態度がボケボケだったりしたら、温かく見守りましょう。
嗚呼、今、婚活しておられるんだな、と。

こうして32歳にして目標は「『はわ~』な要素を取り入れて行く。結婚するために」になりました。
首尾よくいった暁には、この会場にて披露宴イベントをやってくださるとか。
その時には是非とも駆け付けて、成功をお祝いしたいです。戦おう、32歳の現実と。

【婚活の方法】

案に挙がった中の一つ。「ネットゲームで相手を探す」。

榎本さん: 
 「でもみんな女キャラを見てもネカマとしか思わないでしょ」
 「私もこの間、プリキュアの話題したし」
 「絶対、ネカマと思われてる」

何故プリキュアさんの話題をすると男性と思われるのか。
女児様がされてるとは思われないのでしょうか。
少なくとも、「美翔舞の中の人が、ネトゲやってプリキュアの話題を振ってくる」なんて状況よりはずっと現実味を感じます。
ていうか恐ろしい時代ですよ!
ネトゲで「あ、この子、婚活モードだな」と感じるような女キャラで、「プリキュア」の話題を振ってきたら、それ中身は榎本温子さんですよ!

【お土産】

Tシャツやカレンダーなどなどグッズ色々。
今年のオリジナルグッズはタオルでした。
これで急な雨の日も安心。

また震災チャリティとして、昔のイベントの在庫発掘+握手サービスをされてた。

【山本麻里安さん】

デビュー以来14年の親交のある山本麻里安さんからも、祝電が届いていました。
榎本さんの感想は「あの子はほとんど年が違わないのに、余裕を感じて腹立たしい」でした。
ちなみに祝電の内容は「耳寄りな婚活情報」でした。余裕だ。

【ファン層】

参加者がどういう層なのかは多少謎です。
昔からのファンも多いのでしょうけど、若い方もちらほらと。
最近だとTwitter経由のファンの方もおられるそうです。

直近の代表作は「SplashStar」ですが、見ていたという人は案外少ない。
(榎本温子ファンからも、視聴してもらえなかった美翔さん…!)
今回のアンケートで、「樹元オリエ」さんの名前が最多で挙がったのは嬉しかったです。
「SS」ファンの間だけのお約束ではなく、周知されていたのですね…。
それだけ重症度が半端ないということですが。

【蛇足】

プリキュアさんの中の人は、キャラクターとイメージが合致するケースが多いです。
(代表例:日向さんと樹元オリエさん)

しかしながら榎本さんと美翔さんは、まるでイメージが重なりません。
それなのに、私はどうして榎本ファンと美翔ファンを両立できてるんでしょうか。
自分でもよく分かりません。

(夜の部の感想は、また別に)

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