まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

大変なことはまとめてやってくる?

2014-12-08 18:59:23 | 日記

手入れをしていないネコ額の我が家の庭を見ていると、秋も過ぎて冬になったとしみじみ思う。

近くの山から鳥たちが運んでくる種が芽を吹き、どんどん葉を茂らせて2階の高さくらいまで枝が伸びている。もう私が切ることも無理かも。できたとしてもとても大変。桐の葉はきれいな黄葉を見せてくれたあと、大雨で全部散った。芙蓉もまっ黄っ黄になった後、すっかり枝のみになった。

あれほど毛虫に全部葉っぱを食べられて丸坊主になった山茶花にも、また花が咲いた。数は少ないけど結構たくさんの花が咲いている。

庭の真ん中にこしらえた小さな花壇の花もすっかりなくなり、色がない。寂しいね。

父はホスピスには行かずにホームに帰った。いつまで居られるかわからないが、介護の方々に温かく迎えられて早速かいがいしく世話を焼かれた姿を見ていると、父は幸せだと思う。もう父にとっては、一番居心地のいい我が家になっている。ありがたいことだ。

その姿を見て、私の胸につかえていたわだかまりもなぜかすっと消えた気がした。

また以前の通り、慌ただしい日々がやってきそうな気がする。

私もすっかりホームに頼っているのだ。あそこに父がいる限り安心だという気になり、私も安心する。

季節は巡り、時は過ぎていく。まぎれもない事実だ。


最期をどこで過ごすか、

2014-12-05 09:04:32 | 日記

最期をどこで過ごすか、

ホスピス棟を見学してきました。

まだ建ったばかりで新しい施設なので、とてもきれい。

明るいし、部屋もそつがなく機能的。

山側は紅葉で錦のよう、海側は遠くに港が見えて船の出入りも見える。

景色は抜群。申し分ない。

病室に戻り父の顔を見ると、何だか心もとなそうだ。

老人ホームもまだ部屋は確保してあるので、そちらに帰ることもできる、と思うけど。

今考えれば、ホームは家庭的で、介護の人がたくさんいて毎日の生活は家で過ごしているようにできる。

三度の食事もよほどのことがない限り、1階の食堂まで連れて行ってくれて、皆さんと一緒に過ごすことができる。

素敵なティールームや家族が来た時に過ごせる応接間もあるし…

ホスピスでは、部屋に入ってしまえば大変孤独です、という看護師さんやお医者さんの言葉が身に染みる。

やっぱり、出来たらホームに連れて帰りたいな。

 


師走に走る!

2014-12-04 13:16:53 | 日記

とうとう12月に入ってしまった。

11月の始めに父が入院してから、にわかに忙しくなった。

仕事は短時間に済むので、原則断らないことにしてる。

なので、病院と仕事の病院を行ったり来たり。

気がつけば、家から駅まで走っている。もう~

夕ご飯もまともに作れない日も多くなった。夫に感謝。夫が代わりに作ってくれる。

もちろん想定内なのだけれど、実際に起こってみないとわからない実感。

へとへとに疲れて、電車の中で眠りこける、なんてことも。

それでも、まだ乗り越すことはなく、ちゃんと駅で降りていますが。

ボランティアでは昼ご飯をまともに食べられないことが増えてきた。

仕事だと、あらかじめ時間が指定されているので、準備も可能なのですが…

父は明日をも知れぬ状態と言われているのですが、昨日病室に行ってみると、点滴がとれて、夕ご飯もほとんど平らげた。

まあ、よかった。

家の大掃除なんかは今年はあんまりだわ~

(毎年、ちゃんとしているわけではないですが)