まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

龍安寺

2016-03-28 21:49:51 | 旅行

  臨済宗妙心寺派寺院  開基(1450年) 細川勝元 開山 義天玄承 平安時代末期に当時の天皇の山荘として建てられたものを譲り受けた。  創建時は現在よりもかなり広い敷地であった。

 その後、応仁の乱で焼失したが、勝元の子が1499年に再建

  

 昔は石庭よりも池を中心とする池泉回遊式庭園が有名だった。オシドリの生息地であったが、今はいない。

  約1800年に再度焼失したが、西洞院の方丈を移築した。

 明治初期の廃仏毀釈によって衰退したが、イギリスのエリザベス女王が1975年に来日した際に訪問されて、石庭を絶賛されたことから注目を浴びるようになった。 

 向こうに見える庫裡に続く階段の両脇にある垣を龍安寺垣と言い、秋にはカエデが見事

  

        

石庭は枯山水の庭。幅25m、奥行き10mの方丈の庭。白砂を敷き詰めて、左から5、2,3,2,3の石を配置してある。比較的大きな石は付近の山でとれるチャートという石。庭の作者は不詳。禅僧の作とも言われる。

庭の意図は、「虎の子渡しの庭」とか、「七五三の庭」とも言われる。古来より奇数は目出度い数とされた。虎の子渡しとは故事で、虎が子を3匹生むとその中には必ず彪 (ひょう) が1匹いて他の2匹を食おうとするので、川を渡る際には子を彪と2匹だけにしないように、子の運び方に苦慮するというもの。

その他に、「禅の精神」や「心」を現すものなど。

どの位置から見ても、どれか一つの石が見えないように配置されている。中国で は、15を「満」=悟りとする考え方がある。15個の石が14個しか見えないという現状に満足することなく、さらに努力することを説いているという説があ る。

1499年の作と言われる。

東南角に向かって傾斜している。排水のため また、西側の塀は奥に向かって低くなっている。これは、遠近法によって庭が広く見える工夫  ちなみに高低差は最大で50センチにもなる

塀は菜種油を混ぜた油土塀になっている。白砂の照り返し防止と風雪に耐える強固な作り

   「知足のつくばい」 水戸藩主の寄進によるもの 中心の「口」の字を共用し「吾唯知足(ワレタダタルヲシル)」ることをる  すなわち、「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の格言を謎解き風に図案化したもの

茶室蔵六庵前にある

 秀吉が絶賛したと言われる、日本最古の侘助 この名前は、桃山時代に侘助という人が外国??から持ち帰ったので、その名がある。千利休も眺めた。

   庭は座ってみるのではなく、実は方丈の部屋の中で立ってみるように作られたとも言われる。現在の方丈は1800年ごろに西洞院の方丈を移築したもの。

 庭石に刻まれた「小太郎・口二郎」という刻印があるが、詳細は不明

    

 鏡容池 昔はオシドリの池として石庭よりも有名だった。今は睡蓮がきれいに咲く

         

    

      

  

Zen
Zen is a school of Mahayana Buddhism that originated in China during the Tang dynasty as Chán. It was strongly influenced by Taoism, and developed as a distinguished Chinese style of Buddhism.

坐禅(ざぜん、座禅とも)とは、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う、禅の基本的な修行法。 坐禅はMeditation(瞑想)翻訳される場合があるが、眼を閉じて思考する瞑想と坐禅は別概念である。 なお、『ヨーガ・スートラ』に説かれる古典的な意味でのヨーガ(瑜伽)も、坐禅と同じものである。
 禅とは「禅那」と言いサンスクリット語のdhyanaの音訳で、静慮とか思惟とか思量するという意味があり、古代インド仏教から伝わる瞑想法です。座禅は安楽の法門とさえ言われるように、その座法はおしゃかさまのお悟りの姿に見るごとく身体の最も安定した形です。その座禅とは、静座(せいざ)をして座禅の三要素である調身・調息・調心による身体を調え、呼吸を調え、心を調えることによって精神の統一から本来的に備わる真実の自己(仏性)の自覚にあります。その過程における精神医療的効果や禅定における集中力や不動心や忍耐力の養成の効用面が広く知られ、企業研修などに活かされています。

南インド出身で中国にわたった達磨が祖で、坐禅を基本的な修行形態とする。ただし、坐禅そのものは古くから仏教の基本的実践の重要な徳目であり、坐禅を中心に行う仏教集団が「禅宗」と呼称され始めたのは中国の唐代末期から

日本に純粋な禅宗が伝えられたのは鎌倉時代であり、室町時代幕府の庇護の下で発展した。明治維新以降は、鈴木大拙により日本の禅が世界に伝えられた。

コホン、ゴホン

2016-03-04 14:03:21 | 英語(通訳/翻訳)

ボランティア通訳のことで、気になったこと。

先日、ある通訳さんとお話していた時のこと、

あー、あれって、医療通訳って、コホンとかゴホンとかって、訳すやつだよね?

って、言われました。

びっくりポン、だって本当にそうなんですから。

でも、口調が気になって… 

その方は医学の通訳もなさるらしい、私としては少し尊敬していた方。

なので、大層失望しました。(この前後の話は割愛) 

コホンと咳をするか、ゴホンと咳をするかは、結構大切なサインで、訳し間違えると問診が役立たずになってしまうんですけどね。

お医者さんもその辺りは心得てらっしゃって、おかしいと思われたら、ご自分で実際にやってみせるとかされるので大丈夫だとは思いますが、でもその時点で医療通訳をしているということから考えると失格ですよね。

医療通訳はほとんどがボランティアでされていますので、なかなか厳しいものがあります。

実際にする時にはかなりのスキルがいるのに、報酬はなし。善意の通訳なんです。

聞こえはいいけど、本当の所はお金がどこからも出ない、ということで。

なので、通訳と言えども、職業としてしておられる方から見れば、ちょろいんでしょうかね。

今はオリンピックが控えているので、何となく機運も高まり、見る目も大変ですね、という感じですが、それを過ぎたら、きっとなくなってしまうのでしょうか。

日本に来る外国人は病気しないようにしないとね。

それとも、お医者さんや看護師さん、受付の人などが英語をちゃんと喋れるようにされるのでしょうか。それも一理ありですね。そうは言っても、これも大変な努力と時間、しかも教育面でのお金もとてもかかります。

ニーズありきの仕事なので、今後は仕事が増えるかどうかという不確定要素が大きいですね。

ただし、医療通訳の中身をよくしていくことがとてもたいせつであることに変りはないです。

私は幸い、通訳の一環として医療通訳をしているので有償です。念のため。それも、普通の通訳と同じレートです。

 


落ち着いているこの頃

2016-03-02 11:20:28 | 日記

もう3月になった!!!

夕方が長くなって嬉しい。でも、まだまだ外の空気は冬の名残をとどめている。そうは言うものの、今窓から差し込む陽は春だよと言っているみたいだ。

うーむ、詩人だなあ。きっとこの頃落ち着いて家に居られるからだろう。今は私の仕事は原則ない。4月になったらまた始まる、と思うけど…

もちろん、時々はあるわけで、現に今日も夕方に行くけど。

今日のは、内容によって深刻になったり、ハッピーになったり、お医者様の言葉に左右される。こういう時は、通訳者としてついて行く身ではあるが、やっぱり緊張する。なんでもないようにと祈るしかないけど。

1月は伊勢志摩、2月は熱海と、相変わらずふらふらしている。どちらも海の近くということで、きっと海が恋しいのかもしれない。そう言えば、南紀白浜にも行った。行き過ぎやん、という声がどこからともなくきこえてくるような気もするけど、この1年よく頑張ったので、気分を変えにふらふら病が出てきたと言えるかな。

伊勢志摩には近鉄特急に初めて!乗り、熱海へはのぞみでなくひかりで行った。ひかりに乗るのもウン十年ぶりだったかもしれない。富士山が本当にきれいに見えて感激した。冬の旅行は足代がかかるので旅費が高くつくなあ。いつもは車で行くので、ガソリン代と高速代だけなので、それほどかからないけど。冬場は雪があるので車を運転できないんだよねえ。特に米原付近から関ケ原付近は、冬になると豪雪地帯になるので、車は走れない。(もちろん、うちの場合だけですけど)

2月にはへこむこともあり、そういう意味では気分の上げ下げが大きい日々でした。ま、だから人生は面白いんですけど。

で、これから春に向けて、どうしようかな…

新しい生活を始める人もたくさんいると思うけど、私はいつもと同じ日々が続くような気もするけど、そうでないような気もする。

そうそう、医療通訳の現場や勉強会で貯め込んだ資料が溢れているので、それをまず整理しようっと。

 英虞湾クルーズ もうすぐサミットも行われるので、すでに警戒は厳重でした。ぶらぶらと歩きながら写真を撮っていたら、しっかりと警備の人らしき人にこちらが写真を撮られていました。

 近鉄特急 中もきれい。2時間くらい乗っていた。この電車は大阪行

 熱海から伊豆急で30分ほど、伊豆半島を南下すると河津という所に行けます。川沿いに植えた緋寒桜が見事。私が行ったときはまだつぼみでした。今が満開か、散り染めの頃かな。

 伊豆急の座席。景色が見られる方は上の荷物棚がこのように天井に降り込まれている。そして、反対側の座席が少し高くなっています。にゃらん号とか言って、やたら猫の写真が貼ってある電車にも乗りましたよ!