まやの部屋

過ぎていく一瞬 
心に浮かんだことや気になることを書きとめる日記

大阪

2011-11-30 23:46:28 | 日常

大阪城公園は、いちょうがとてもきれい。 この頃は12月にならないと紅葉は見られなくなってきた。

大阪市の中心部にある大阪城。 今のお城は最近再建されたものだけれど、ぐるっとお城の周りを囲んでいる堀は当時の面影をまだ残している。その周りは公園になっているが、その日はあまり人はいなかった。 なんだか少しもったいない気がした。 気持ちのよい休日は貴重だ。素敵なところで過ごすことができてうれしい。

環状線(東京の山手線)の駅はどこも薄汚れていて汚いなあ。 それに何となく安全でもないような気もする。 もう少し気持ちよく利用できる清潔な駅になればいいなあ。 夜に一人で歩いても安全だと感じられる駅がいいわ。 この前オープンした新しい大阪駅みたいに斬新な屋根をつけなくてもいいから、清潔だと感じられるくらいにきれいになればいいなあ。

昔、おいしいパン買ってその包みを持った友人が環状線に乗っていたら、隣に座ったおっさん(ごめんなさい)に、『おいしそうなパンやなあ。一つおくれ』と言われ、怖くなってあげたとか 

仰天です。その後、少しの間私は数年間は環状線に乗らなかった。

それに、新大阪と大阪駅も遠くて不便。 何で京都や名古屋のように横にないのかな。 で、東京に行くときは、つい伊丹から飛行機に乗ってしまう。 その方が近いような気がする。 この前京都からJRに乗って大阪市内に行った時、新大阪で地下鉄に乗り変えるルートが一番近いとパソコンで調べると出てきた。 それにしても、JR新大阪と地下鉄新大阪の駅の遠いこと!! 旅行中で大きな荷物を持っていたらアウトかも。

大阪城公園の横に一風変わった形の大阪歴史博物館。 ここも10周年だそうな。 1階にあるカフェで腹ごしらえ。ハヤシライスはおいしかったなあ。大阪の洋食の味。 何となくほんわかする。 見回すと結構お年を召した方が多かった。それも着物姿。 それもそのはず、今日私たちが見に来たのも、特別展で『心斎橋 きもの モダン』というもの。

今はすっかりすたれてしまったかもしれないけれど、昔の心斎橋はすごかった… らしい。

その当時の着物を数点展示されていた。その奇抜な色使いや柄は、今よりもすごいかもしれない。

結構楽しめた。当時の心斎橋の様子もわかり、私たちの親の時代の懐かしい大阪を垣間見ることができてよかった。

 

 

 

 

 

 


心のキャッチボール

2011-11-26 00:48:31 | 日常

紅葉は・・・ まだ! 列車の窓から見えるのは、まだ緑の葉。今年の紅葉はかなり遅い。 うちのネコ額の庭の木々もまだ色づいてないし。駅までの道すがら、素晴らしい紅葉を見せているのは桜の木だ。

「すみません、今日途中で退席したいので、順番を早くしてもらえませんか。」 

昨日急に入った仕事を受けたから仕方ないとは言うものの、今日の研修に最後まで参加したかった。講師の先生は予想通りとてもよさそうな女性だった。あんなにきれいな英語を聞いたのは久しぶり。話す内容も筋道も大変わかりやすい。仕事先でもあんなふうに話してくれる人ばかりだと、私の仕事もかなりやりやすいけどな。

プレゼンの順番を早くしてもらって、皆に迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。講師の方も嫌な顔一つされずに、私のつたないプレゼンにちゃんと講評してくださった。ありがとうございました。

朝8時半ごろ会場について、少し時間があったので、会場前のホテルの1階でコーヒータイムをとることにした。宿泊客だけ朝食を食べる時間だったらしい。 でも、「席が空いてるからどうぞ。」と入れてくれた。どうもありがとう。研修前のひと時を落ち着いて過ごすことができた。

それにしても、昨日は楽しかった。

「永遠の愛」もあんなふうにがっつりと演じられると何だかじーんとくる。きらきらの大きなツリーが夜空に映えて、ひと時夢の世界へ~ 永遠は一瞬に通じる。禅問答みたいだけど、そう考えると永遠の愛もまた真実なり、か。

それで、今朝はやたらと眠い。研修中はそれでも目をしっかり開けて、発表も無事終えた。 それが、電車に乗るとどっと眠気が出てきた。幸い空いている席を見つけ座り込んだ。周りの景色を見ているうちに、まぶたが重くなってきた。気が付くと、次の駅から若いお母さんが乗ってきた。ベビーカーを押して、しかも抱っこひもでもう一人赤ちゃんを胸に抱えている。そのお母さんは私の方に背を向けてじっと両足で踏ん張ってる!

席を代わってあげなきゃ! 『今日は仕事なので重い方の辞書を入れてきたな。しかも、資料もたくさん入ってる。それで、ヒールの靴をはいてきた。眠いし、少しでも眠りたい』

周りを見回しても、誰も代わってあげようとする人はいないなあ。となりの女性もスマホに忙しそうだし。

とうとう、次の駅に来てしまった。私は今日はここで下りる。やっと席を立つ。あー、ごめんなさい。もうちょっと早く代わってあげればよかった。

仕事先は今日で3度目。もう道もわかっているはずなのに迷ってしまい、一つ手前の駅で降りてしまった。いつも余裕を持って仕事に向かうことが大切。

幸い遅刻はせずに済んだけれど、ぎりぎりだった。よかった。彼女の安心したような顔を見て安堵した。

別れ際、ありがとう、と日本語で言って、ニコッと笑いながら軽くお辞儀をして去って行った彼女。よかった。

 

 

 

 


趣味と仕事

2011-11-15 17:59:32 | 仕事

趣味と仕事の境目は曖昧です。 

会社からお給料をもらっている人は、そんなことはない、はっきりしている、と言われるでしょうが…

世の中には、趣味が高じて仕事になっちゃってる人も大勢います、ね。(今更なんですが)

先日、友人がオペラに出演しました。それも、ヒロイン! シンデレラ  始めは正直信じられなかったです(だって歳が…)。 歌を趣味で始めたと聞いたのは、もう10年以上も前。その後、何度となく歌、いや舞台を見に来てくれないかな~ というお誘いを受けていたのですが、今まで会社員生活で忙しかったので、行けなかったのです。

彼女は主人公のため、ほとんど出っ放し。オペレッタなので結構面白いのですが、彼女はまじめなシンデレラ。途中から、真っ白いウェデイングドレスになり、またわが目を疑いましたが、見た目がまだまだきれいな彼女は全く他の若い(と思われる)出演者に引けを取らず、最後までソプラノで歌い切りました…最後にはベールもかぶっちゃいましたよ

すごい、です。 3時間近いステージ。 座ってみているだけでも疲れるのに… 本当に感動、感激しました。

彼女は仕事を持っていますので、もちろんこれは趣味。 でも、これだけすごかったら趣味の域を超えちゃってますね。 多分、彼女の中でもどっちが重いかわからないでしょう。 中ホールであったのですが、席はほとんど埋まっていました。

ところで、今日私にもうれしいことがありました。1年半毎週通っていたスクールにひっついているエージェントに先日登録してもらったのですが、今日プロデビューしました。内容はまあそんなにすごくはないのですが、とにかくお金をもらうことができるようになったのです。私の中では、これはすごいことです。

 


アンコール遺跡

2011-11-12 17:15:40 | 旅行

今、読み返してみると、肝心のアンコールワットの写真が少ないことに気付いたので、今日は数枚写真を載せます。

アンコールワット遺跡群は、12世紀前半ごろに立てられたそうです。その頃日本は平安時代から鎌倉時代で、保元平治の乱があったころ。ヨーロッパは十字軍の遠征、中国では南北宋の時代だそうです。(ウィキペディアで調べました

こんなに大きな寺院を建設したのに、15世紀にプノンペンに首都を移すとその後しばらく忘れ去られたそうな。でも、17世紀にすでに日本人が訪れて、柱に落書きしていったのが残っているから、日本人も昔から遠くへ行ったのですね。

19世紀にここを訪れたフランス人が、西欧に広く知らせて、有名になったそうです。その後、仏領になってから、フランスが修復を始めたとか。何とも皮肉な話です。その後内戦でクメール・ルージュによって、かなりひどく破壊されてしまった。1992年にアンコール遺跡として世界遺産として登録された時は、まだ内戦が収まっていなかったとか。だから修復作業もついこの間始まったばかりなのですね。

今、ネットで調べているうちに思い出してきました。このあたりはベトナム戦争の影響をひどく受けて、その後もポルポト政権などがいつも内戦をしていたとおぼろげながら覚えています。そして、国連がシアヌークさんを国王とする国に制定したということ。その時に活躍したのが明石さん。そうだったのですね。

アジアの国であり、第二次世界大戦の時には驚くべきことに日本がカンボジアを5年ほど占領 していたからでしょうか。その後もかなり深く関与している様子。何も知らずにホイホイと観光旅行に行って、日本語を学ぶ人の多さに驚いたのは無知も甚だしいかも。

ホテルのロビーにシアヌークさんの大きな肖像画が掲げてあったので、帰り際にガイドさんにそのことに少し触れたら、大変そっけない返事だったので、慌てて話題を変えたのですが、きっと今でも微妙な問題なんですね。内戦の時に知識人と呼ばれる職業の人がほとんど虐殺されたそうで、指導者もいないのでしょうか。

 

アンコール・トムの門

 

有名なバイヨンの顔 とても穏やかできれいなお顔 これは四面に彫ってある このような塔がたくさんあります

 

こんな具合にたくさん… 

 

タプロムと言う遺跡 ガジュマロの根が遺跡にからみついて、非常に大きく成長したもの いずれ根の下の遺跡は崩れてしまう

上の根を建物の反対側から見たもの 屋根の上から木が生えているのがわかる

 


クメール料理、それとも春巻き…

2011-11-10 20:31:24 | 旅行

今日は旅先での食べ物の話です。

今回は食事は全て旅行会社で手配済みのお手軽旅行だったので、どこで何を食べようかと頭を悩ますことがなかったのですが、ローカルフードとのすごい出会いはあまりなかったなあ。それでも、観光でマーケットに行ったときに、少しだけ垣間見ることができました。

カンボジアでもベトナムでも少し郊外に出ると、見渡す限りの水田が広がります。丁度、稲穂が出る前の青々と茂った稲が隅々まで茂っていました。耕運機はお金持ちの農家だけが使えるということで、皆で総出の田植えになるそうです。それも、三期作だそうですので大変ですね。洪水が肥沃な土地を運んでくれる、とかで洪水は困ったものではあるけれども、ないとまた困るのだそうです。へぇ~

それに、いろんな種類のお米があるのにも驚き。 ginger flower rice(生姜の花米), red jasmine rice(赤ジャスミン米), black sticky rice(黒もち米)などなど。バナナやその他のフルーツはそこらじゅうに勝手に生えてるし、別に何の手入れもしなくてもどんどん実を付けてくれるんですって

TPPになったからと言って、これらの農作物がど~っと日本のマーケットに入ってくるとは考えにくいですけど(やっぱりその土地で食べてこそ、おいしいというのは真実です)マンゴーなんかはとても安くてびっくりです。

ベトナム料理はとてもおいしいと友人から聞いていたので、とても楽しみにしていたのですが… ランチで連れて行ってもらったレストランが結構雰囲気のいい素敵なところだったので、ついアイスコーヒーを頼んでしまったのが間違いの始まり 

氷に不覚にも全く気付かず(そんなわけはないはずですが)、変わった入れ方をするベトナムコーヒーに見とれて、ぐーっと一気においしくいただきました。観光の後で相当暑く疲れていた上に喉がからからに乾いていたので

ご想像通り、帰りの飛行機の中でえらい目に会いました。 トイレから出られず、途中出てきた朝食の匂いにも耐えられず~

あんなひどい腹痛にあったのは、これが初めて 正露丸も残念ながら全然効かなかった

マーケットに山積みの野菜たち  よく見慣れたものばかりですね。

これは? タコではなく、魚の開きです 変わった開き方をしますね

真ん中の大きなのは、バナナの花とか。これを小さくきざんだものが料理に出てきました。

どんな味なんでしょうか。 いろんなお米があります

見渡す限り続く水田 水田の中に生えてる木・・・ 日本とちょっと違う田園風景 

ジャックフルーツと言うフルーツ

その実がなっているところ とても大きいです(30センチくらい)が、食べごろはもう少し後だとか

トンレサップ湖でよく釣れるという雷魚 クメール料理でとてもよく出てくる魚 白身です

焼きバナナ  レストランでも出てきました とてもおいしかった

 

こんなところにも生えてるバナナの木 とってもとってもバナナがなるそうです すごい

これは何でしょう? 春巻きの皮を作っているところ まるで着物の洗い張りのようですね

 

ベトナム料理 青菜がとても多くて、身体によさそうです とてもおいしかった ホットコーヒーにすればよかったです

今回一番おいしかったベトナム料理 エビ春巻き(三角のもの)がとてもおいしかった

お魚(タイガーフィッシュ)をむしって、他の野菜などの具と一緒に春巻きの皮で巻いて食べる