新聞を読んでいると雑誌の広告が目につくわ。曰く、時間活用、時間術などなど、時間管理大流行り
その中でも毎年みられるのが、すき間時間の活用 もう聞きすぎて、耳管が痛いわ!
すき間時間てなんやねん!電車に乗っている時間らしいけど、それって通勤時間やん、すき間時間じゃないし。
私の場合、最寄りの駅からハブ駅(っていう言い方あるかなあ)まで特急で15分。この間、何ができるっちゅうねん。
とはいうものの、昔は私も何とか活用しようとしてたけど、朝はラッシュで無理、帰りは疲れてるから無理、ということで多分活用しようと考えること自体無理で、ストレスになるねえ。
しかも、少し前に読んだ本にすき間時間の活用は意味がない、何もできない、それよりもすき間時間を集めて、塊の時間にせよ、と偉そうなアメリカ人のおじさんの書いた本にありました。これだっと思って、それ以来すき間時間については考えなくなったねえ。
数年前、TOEICの講師をしたのですが、対象は会社のサラリーマンで900点を目指すクラスでした。皆さん熱心なのに、私のアドバイスには全く耳を傾けなかったです。朝30分早く起きて毎日英語を勉強してください、ということだったんですけど。中の一人のおじさんは敵意に満ちた目で私をにらみ、どうせ暇人の言う事でしょ、みたいな感じでした。
私は自慢話になるけど、2人の子育てや仕事で忙しい時、通訳のクラスにも通いながら、朝5時に起きて勉強していたよ!これを言うと、ますますそのおじさんはのんきもんのすることや、わしは忙しいからそんなことはできひん、みたいに呆れた顔をしていた。
で、結局私が教える気力をなくしてしまい、そのクラスは途中でなくなったわ~
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すき間時間ではなく、悠久の時間を感じながら通勤電車で過ごすと良いと思う。
???そうそう、窓の外には川が流れ、木々は季節ごとに変わり、家々に灯る明かりもそれぞれだ。
そんなものを見ながら、悠久の時間を肌で感じてみてはどうだろうか。