中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

ミャオ(苗)族-4-

2006-08-19 17:05:00 | 中国のこと
 貴州省黔東南苗族侗族自治州の南端、広西壮族自治区に接する従江県中部の山中に芭沙(Basha)ミャオ族の村がある。周辺にはトン族が居住している。この村の成人男性は頭に「戸根」と言う小さな髷を結っているが、これは春秋戦国時代(前770~前221)の武士の遺風と言われていて、その伝統保持の強固さには驚かされる。女性も長い髪を特徴ある髪型に結っている。
 この村の人々はミャオ族文化の生きた化石と言われているようだ。







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2 コメント

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日本の・・・・・ (Betty)
2006-08-19 22:04:13
>特に男性は頭に小さな髷を結っている。



日本のお侍みたいですね 

日本の伝統的な髪型はおおよそなくなってしまいましたが・・・



異文化のはいりにくいお国ではみやく脈と伝統は伝えられていくんですね。



驚きました。



桂林はいつかきっと尋ねてみたいなぁ~と思っています。
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ミャオの伝統のこと (中国迷爺爺)
2006-08-20 10:19:06
 中国の少数民族の中でも、土家族などはほとんど漢族化して固有の文化が少なくなっていますし、日常生活は漢民族と変わらないこともかなりあるようです。私の友人の回族の女性の家庭に行ったことがありますが、豚肉を食べない他は漢族の友人の家庭と変わりませんでした。反対にミャオ族のように自分達の服装や言語など伝統を強く守っている場合もありますが、それでも日常生活はだんだん漢族化してきているようです。西の方のチベット族やウイグル族などは文字も固有のものを持っていますし、漢族化は進んでいないようです。

 桂林は最近少々俗化、観光化しているようにも思い

ますが、それでも川下りは奇峰の間を通り、面白いものです。
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