今年3月、中国貴州省の西部、六盤水(Liupanshui)市六枝(Liuzhi)特区のいくつかのミャオ族の村を訪れた。その中の1つ、北部の梭嘎(Suoga)苗族彜(イ)族回族郷の長角ミャオ族は、その特色のある風俗で知られている。その名称が示すように長角ミャオ族の女性は祭などのハレの日には、頭の両側に突き出た大きな髪飾りをつける。村のある家で、2人の中年の女性と1人の少女にその服装をしてもらった。
まず櫛で髪を梳いてから束ね、頭の後ろに木製の大きな櫛状の物を挿す。そこへ太く長い黒色の毛糸を束ねたものを巻きつけていくと、長角が出来上がる。それから民族衣装を着る。この長角にする毛糸の束には、母親や祖母など代々の女性の毛髪が撚りこんであり、母から娘へと伝えられるそうだ。。
写真を撮ろうとすると、腰に両手を当てるポーズをとった。どうやらこれが観光客向きのおきまりのポーズになっているらしい
長角ミャオ族は有名になっているようで、村の入り口には説明板もあるし、博物館のような建物もある。それだけにかなり観光客ズレはしているようで、村に入って、民族衣装を着けてくれる者を探していたら、待ってましたとばかりに2人の女性に家に連れて行かれた。その家で着替えの様子を見ていると、他の家から手作りの刺繍をした布を売ろうとする女性がやって来たし、その後もみやげ物を売りつけようとする女性に付きまとわれ、絶えず「不要」(要らない)と言わなければならなかった。もちろん衣裳を着けてくれた女性達にはチップを払った。
まず櫛で髪を梳いてから束ね、頭の後ろに木製の大きな櫛状の物を挿す。そこへ太く長い黒色の毛糸を束ねたものを巻きつけていくと、長角が出来上がる。それから民族衣装を着る。この長角にする毛糸の束には、母親や祖母など代々の女性の毛髪が撚りこんであり、母から娘へと伝えられるそうだ。。
写真を撮ろうとすると、腰に両手を当てるポーズをとった。どうやらこれが観光客向きのおきまりのポーズになっているらしい
長角ミャオ族は有名になっているようで、村の入り口には説明板もあるし、博物館のような建物もある。それだけにかなり観光客ズレはしているようで、村に入って、民族衣装を着けてくれる者を探していたら、待ってましたとばかりに2人の女性に家に連れて行かれた。その家で着替えの様子を見ていると、他の家から手作りの刺繍をした布を売ろうとする女性がやって来たし、その後もみやげ物を売りつけようとする女性に付きまとわれ、絶えず「不要」(要らない)と言わなければならなかった。もちろん衣裳を着けてくれた女性達にはチップを払った。
東南部のミャオ族の祭では、未婚者と既婚者は違い、未婚者の方がはるかに豪華でした