真理を黙って実行する

847の日々の戯れ言。aircraft & chines galleryの別館です。

図面は人格

2006-02-19 22:11:20 | Weblog
サンタナのブラックマジックウーマンを聞きながら、タイピング中
昨日はと焼き鳥でご機嫌に寝てしまった

さて、今日はちと重い話題を。
先日の大陸製成形品の測定も無事?終わり、後始末をしていたら、変な内容のメールを見つけた。
たまたま大陸製成形品と同時期にセラミック基板の認定試験も依頼されていたのだが、それの納入が遅れるとの連絡だった。
まぁ、そこまではまともな内容だったのだが、スクロールしていったところ、とんでもない無茶が書いてあって、びっくり
ウチの部署で測れないので、依頼者の手下に「無理矢理測定しろ」と
アホか!ウチの部署が会社の中で寸法測定に於いて一番能力を有しているて、そこができないと言っているのに、無理矢理測れとは何事!。
測定ができないものを図面にするというのは、設計者と失格
呆れて、ウチの大親分に「苦情ではないですけど」と前置きをした上で、転送しておいた。
こんな資質の無い奴が設計の親分をやっていては、お先真っ暗だね

大陸製成形品の図面もよく見たら、どこを示しているかわからない絵が書いてあった。
作図者と検図者はどこを示したつもりかわかっているようだが、他人様から見れば、どこだかわからない。
そこが金型修正して欲しい箇所だったらしいんだけど、どこを示した書いてないものだから、修正されてこなかったわけだ
まったく情けないったらありゃしない。
ウチ(これは外れているのがわかっていたので、自分でやった)の測定だって、どこを示しているかわからないので、その箇所は測らなかったモンね。

誰が言ったか忘れたけど、「図面は人格を現してる」とはよく言ったモノだ。
それに(これも誰が言ったか忘れたけど)「よい設計者は、測定できるように設計する。」とも言われている。
前述の2つの例はそれの逆にいっているので、勤め先の設計レベルは推して測るべしだね。
図面不備の件も大親分にボソッと言ったら、「(設計レベルが低いことを)何とかしにゃいかん。」と言われた。
そんなことを言われてもねぇ、「そんなのは自分でやってもらうしかないですよ。」と返答するしかなくて。
だって、それは設計やる上での常識だからね。
「(外部)セミナーを見つけるか、ウチで講習するか、考えとけ。」と言われちゃったよ。
おいおい、そんなレベルの低いセミナー有るのかよぉ

閑話休題。
昨日、ようやくロータリースイッチ式アッテネータを1個作った。
久しぶりに(2年ぶりぐらい)半田ごてを握ると、やっぱり楽しいね
大した工作じゃないけど、わくわくしたね
試作だから、ちょっと手抜きした部分あるけど、うまくできた
仮接続して試してみると、良い感じ
さすがに手抜きした部分(実はストッパーが無いタイプなので、最小音量から最大音量に飛ぶ)があるので、操作は慎重にやったけどね。
ロータリースイッチのクリック感がたまらなく高級感をそそる。
本チャンは岩通アイセックかセイデンの23接点を買って作ろう
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする