真理を黙って実行する

847の日々の戯れ言。aircraft & chines galleryの別館です。

割れ残り説は間違い?

2006-03-30 22:19:48 | Weblog
先日、東海地震 割れ残り説主唱者の石橋教授がメカニズムと切迫性についての当時の解釈が間違っていたとする考えを表明した。
新聞ででかでかと書かれた「石橋教授」と見た瞬間、「おいおい、あんたが言い出したんじゃないか?」と突っ込みを入れそうになった
言い出した時期がまずかったんだよね、十勝沖地震の予想(予知と呼べるほどではない)に成功して、中国で予知(これは予知と呼べる)に成功して、次はとなっちゃったからね。
素人の847がぐちゃぐちゃコメントできる訳じゃないけど、昭和19年(1944年)の地震(東南海地震、両親が19年の地震と言うのでつい)のデータ少なすぎることと、その少ないデータと過去の富士川断層の動きをどう解釈するかで、見解が変わってくるような気がする。
それに、断層毎の効率が違うことが難しくさせるような。
19年の地震の時、掛川で相当な地殻変動を検出しているのだが、東海地震の震源域を線(駿河トラフ、今じゃ南海トラフって言うのかな)で考えると無視されてしまう。
最近は震源域を面で捉えるようになってきたので、解釈が変わってきたのでは。
なんだかんだ言っても、ガキの頃(40年近く前)見た御前崎の海岸と今見る海岸じゃ、えらい違い。
昔は沈没船もあったし、岩場がかなりあって親父の友達が蛸を捕まえてきたぐらいだった。
でも、今じゃ原発道路の直下に海
浸食作用で岩場が無くなったと思っていたが、あれは沈んでいるんだよね。
フィリピン海プレートにユーラシアプレート上の御前崎が引き込まれているんだよね。
って、床屋の政談はともかく、割れ残り説には功罪相半ばすると思う。
地震がこなかったことは、住んでいる我々にとって幸いだったし、観測網が整備されたことは、地球物理学に相当貢献したと考える。
罪は何だと言えば、避難訓練がおろそかになったことだ。
どういうことかと言うと、警戒宣言が出るとの前提になってから、地震発生での避難訓練が無くなってしまった(今じゃまたやっているけど)
八卦見をアテにして、緊急事態発生の訓練をやめたはよくなかった。

まぁ、そんなとこかな。
明日は月末、年度末。
間接部門は普通に出勤だが、製造部門の大半は棚卸しでお休み。
資材関係は忙しい日だが、品質保証は事が発生しない限り一番暇な日
のんびりと言いたいところだが、今期のまとめがまだ
それを片付けないことには
明日は風が止むことを祈って
コメント
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