熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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新聞小説「親鸞」連載始まる

2008-09-04 06:31:33 | 日記
 先日の「わが人生の歌語り」でも紹介させていただきましたが、五木寛之さんの「親鸞」の連載が始まりました。今日で4回目です。五木さんも今月末で76才、1年間の連載だそうですから完結時は喜寿を迎えられます。構想は相当前から暖めていて、活字にするのがこの時期になったのだと思いますが、そのバイタリティには感服します。
 (政治家を志す方達には、途中で投げ出さない勇気を是非学んで欲しいと思います)
 小生も動機は不純ですが、東京新聞を初めて購読(まだ1週間の試読中ですが)しました。数年前までは通勤時に日本経済新聞の連載小説をよく読んでいました。(渡辺淳一さんの失楽園や愛の流刑地・・・)

 昨年大手術を経験したためか、最近は毎朝、修証義・般若心経・観音経をiPodで聴きながら最寄駅まで歩いています。親鸞は浄土真宗だそうですので宗派は違いますが、読んでみたい人物の一人です。まして書き手が五木さんでは期待を裏切ることは無いと思います。連載が終わってから単行本で買えば、1/20位の費用で済むことは分かりきっているのですが、同時進行で読むという誘惑も捨て切れません。
 まだ4日目ですが十分期待出来るプロローグになっていると思います。ご健康に留意され、五木文学の集大成的な作品に仕上がることを、一読者としてお祈りいたします。