熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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笹川流れと加茂水族館

2015-06-24 17:33:36 | ノルディックウォーク
 6月21日(日)に国際ノルディックウォークに有志5名で参加するため、新潟経由で鶴岡に向かいました。ちょうどいい機会なので、前から友人に勧められていた「笹川流れ」に立ち寄りました。熊谷から5時間で10:00に到着。次の遊覧船の出発は10:20なので、天ぴ屋で試食、カナガシラ・サケ・カワハギ・アジなどがタダでつまめます。
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 店の外ではスルメやサケの醤油干しを目下製造中。
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 試食が終わる頃に遊覧船の出航時間になりました。乗船した船は「ゆうなぎ」
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 船内放送で名所の説明をしています。それによれば古くは義経伝説があります。1186年、頼朝に追われた義経一行は奥州平泉をめざし、京の都から北上しました。越後路を海岸伝いに馬を走らせ、村上市馬下まで歩みを進めましたが、「笹川流れ」は切り立った断崖のため、両氏の案内で船で山形鼠ケ関へ上陸しました。義経は労をともにしてきた愛馬を心配し、馬に浮沓を履かせ粟島に逃がしました。昔、粟島には野馬が60頭もおり、最後の1頭は昭和7年に死んでしまいましたが、この馬の先祖が義経の愛馬と言い伝えられています。

 出航すると間もなく釣り人が磯釣りを楽しんでいます。そこを通過すると次々に奇岩が見えてきます。名前が付いているのですが、いちいちあげられませんので、写真だけをアップしておきます。
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 面白いのはカモメの餌付けです。一緒に行った方がかきもちを差し入れしてくれましたので、それを使ってやってみます。同行のKさんがチャレンジした動画をご覧下さい。

 船内ではかっぱえびせんも販売していたそうです。小さい子もお父さんとチャレンジしていました。カモメも勝手を知っていて餌が無くなる頃になると一斉に引き上げてしまします。そうこうしているうちに40分の遊覧時間が終わり、船は港に戻りました。

 これから鶴岡に行ってお昼です。こちらに来ると大体お昼は「寝覚屋半兵衛」と決まっています。
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ちょうど席が空いたところでラッキー。麦切りと蕎麦の合い盛りで蕎麦を1枚プラスを注文。
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今日は暑いのでデザートにアイスクリームも注文しました。
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 これで¥4,880ですからお一人様¥976です。美味しくてリーズナブルですね。待っている方のために長居はしないで加茂水族館へ。こちらも土曜日で混んでいます。駐車場の係りの方が、他県ナンバーに気を使ってくれたのか、はたまたドライバーのお歳に気を漬かってくれたのか、障がい者マークのすぐ隣に誘導してくれました。

 ここのメインはクラゲの展示ですが、他にも川の魚や海の魚も展示されています。でもやっぱり幻想的なのはクラゲですね。
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 アシカショーも多くの観客で賑わっていました。小生も水を被るリスクを顧みず最前列で動画撮影。3本の動画を撮りました。


 さて、これから何処に行こうかと皆さんにお諮りしたら、やっぱりウォーキングが良いということになり、酒田の友人に何度か連れて行ってもらった高館山の麓にある大山上池を歩くことにしました。鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」に車を停めて、準備体操。係りの方にアドバイス
していただいた、上池一周コースをノルディックウォーク。森林浴を楽しみながら1時間かけてのんびり一周しました。このコースには要所要所に公衆トイレが設置されていて、中高年にも安心してウォーキングが楽しめます。途中でリハビリウォーク中の方にシャッターを押していただきました。
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一汗かいてビールが美味しく飲める状態になったので、今夜の宿「ルートイン鶴岡インター」に向かいました。チェックイン後、先ずは1階の大浴場で汗を流し、軽く乾杯してホテルの近くの和食の店に向かいました。ところが、小生がホテルでいただいた地図を忘れてきたため、目的の店には行けずに、目に留まった中華料理店に入店。
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結果は美味しく、楽しく過ごさせていただき大正解でした。
 最初にビールで乾杯、つまみに餃子と特別注文したサラダをいただき、メインの料理を注文。ここで小生がひとつだけ写真が載っていない「さっぱりと冷やし麺」が美味そうなのでそれを注文しました。
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そうしたらお姉さんが困ったような顔をしています。暫くして判明したのですが、小生が注文した料理は「写真が載っている三つの冷やし麺の説明」だったのです。皆で大笑い、明日の英気を養ってホテルに戻りました。
 さて明日は朝5時に集合して、国宝の羽黒山五重塔に参拝します。


ランニングのスポーツ健康科学

2015-06-19 04:24:16 | gacco
 無料のオンライン大学gaccoも2年目になりました。
 本郷東大教授の「日本中世の自由と平等」が最初の講座(96%)
 次に受講したのが村井慶大教授の「インターネット」(91%)
 3番目が栗崎早稲田准教授の「国際安全保障論」(80%)
 4番目が重田北大准教授の「オープンエデュケーションと未来の学び」(99%)
 5番目が川本大手前大学名誉教授の「俳句―十七字の世界―」(100%)
ここまでが昨年受講した講座で、その後暫く休学していましたが、先月から復学。
 今年最初の受講が情報セキュリティ大学院大学の「情報セキュリティ『超』入門」(100%)
今現在受講中なのが立命館大学橋本准教授他の「ランニングのスポーツ健康科学」です。
 この講座は今までの講座と少し違っていて、著作権との関係があるとのことでダウンロード教材が公開されていません。それと確認テストも今までの講義は3回チャレンジ出来たのですが、この講義は2回又は1回のみの解答もあります。そこで参考文献について、ディスカッションで質問してみました。ティーチングアシスタントからの回答は、エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング(講談社)やスポーツサイエンス入門(丸善出版)だそうです。 早速図書館の蔵書検索をしてみました。近くの図書館に「スポーツサイエンス入門」はあったので借りることにし、「エネルギー代謝を活かしたスポーツトレーニング」はAmazonの古本を買うことにしました。この講座で学んだことをノルディックウォーキングで実践してみたいと思います。
 二つともまだAmazonの古本にありますので、ご希望の方はアクセスしてみて下さい。






スポーツサイエンス入門
丸善
矢部 京之助

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by スポーツサイエンス入門 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル




日光男体山に登る

2015-06-17 17:20:02 | 登山
 日にちが前後しましたが6月5日(金)に男体山(2,486m)に登って来ました。きっかけは熊谷スポーツ文化公園をノルディックウォークしていると、晴れた日に男体山が良く見えます。いつか登ってみたいと思いながら、なかなか実現しませんでした。その話をノルディックの仲間にしたら、もう少し楽なルートがあるよと教えてくれました。二荒山神社から登る表参道(?)ではなく、光徳牧場側の志津小屋経由で登るコースです。家を6時に出発、足尾経由で志津小屋近くの駐車場に8:45着。ここには10台くらい止められるスペースがありますが、二荒山神社の名前で駐車禁止とありますので、停められる方は自己責任でお願いします。
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 どうやらこちらからのルートはあまりお奨めしていないようですね。
 
 少し歩くと志津小屋です。避難小屋と志津宮があります。
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 4合目のところで、北海道から来た方を案内して登って来た方と遭遇。流石に健脚の方々でこの後、武尊にも登る予定とのことでした。北海道の山にも是非お出で下さいとのことでした。
小生が羊蹄山(1,898m)に登ったのは45年前の事ですが、その時の記憶が鮮明に蘇りました。

 6合目(10:20)までは樹林帯の中を歩きますが、ところどころ道がえぐられていて歩くのが結構大変です。
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 7合目まで来ると少し視界が開けてきます。
 
 足元にはイワカガミが見られます。
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 ここからまた急坂を登り、やっと9合目(11:50)を過ぎると、山頂が見えてきます。

 やっと着きました。3時間半かかりました。頂上ではヤッケを着るような寒さです。中禅寺湖の上にはうっすらと富士山も見えました。
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 頂上には三角点の他に剣や鏡、二荒山大神の御神像、大鐘などがあり、普通の山頂とは変わった雰囲気になります。風が強くなって来たので社務所の裏側に廻って昼食。
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  待っている方も居たので早々に場所を開けて下山開始。帰りは滑って転ばないように慎重に降ります。降りてくる時に気が付いたのですが、道案内の目印が目立ちます。どうやら、こちらは下山コースに推奨されているようです。下山開始から3時間15:40に駐車場着。往復で約7時間の行程でした。
 
 帰りに戦場ヶ原の三本松茶の甘酒で冷えた体を温めて帰って来ました。
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 ここの標高は1,394mです。正面の男体山に良く登れたなぁと自分を褒めてあげたくなりました。


コマクサと八間山

2015-06-16 12:10:55 | 登山
 6月12日放送首都圏ニュース「季節の映像」コーナーで中之条町のコマクサが見頃だとのこと。中之条町にコマクサ?半信半疑でネット検索すると、野反湖の近くの八間山登り口にあるらしい。早速、昨日6月15日に行ってみました。序に八間山(1,935m)にも登ってきました。
 今回は花園ICから渋川伊香保ICまで高速利用、後は一般道で長野原経由で行くつもりだったのですが、ナビが何故か暮坂峠越えを案内したので、道の駅六合に着いた時には少々疲れました。帰りに入る応徳温泉を下見して、野反峠の駐車場に着いたのが10:30。
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 野反湖周辺の案内板です。
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 ここからは八間山の登山道になります。
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 コマクサの群生地にやって来ました。案内板を見て、やっぱりそうなんだと納得。「六合中学校の生徒さんたちが移植した」とあります。
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 ここ富士見峠の標高は1,561mですから、コマクサは自生はしないだろうと思っていました。でも数株は綺麗に咲いています。
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 雰囲気は白馬大池から登った感じによく似ています。
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 それほど写真を撮ることもないので八間山に向かいます。見通しが良くきくので大した上りではないと思うと大間違い、結構傾斜がきついです。でも足元にイワカガミやゴゼンタチバナなどが咲き乱れレンゲツツジも良く咲いています。
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 少し登るとイカ岩の肩、その先にはイカ岩の頭(1,828m)ここで結構強い雨が降ってきました。カッパを着て灌木のトンネルをくぐり急降下するとすぐコル、ここから頂上まではもう直ぐです。ふうふう歩いていると雨が止みました。頂上手前のところに右に切れ落ちているところがあり、慎重に登りました。やがて視界が開け頂上です。
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ちょうどお昼の時間帯ですが、登山者はゼロ、独り占めです。

朽ちかけた避難小屋が目に入ります。

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 お昼はコンビニのサンドイッチ。
 雲行きが怪しいので長居はせずに12:30下山開始。登って来た道を下ります。富士見峠到着が14:00。往復で3時間10分でした。

 次は来るときに立ち寄った応徳温泉です。くつろぎの湯(日帰り温泉施設)という名前ですがそのとおりのこじんまりとした温泉ですが、平成4年の8月に皇太子殿下も入浴されています。入浴料は400円、時間制限はありません。
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 お風呂で白砂山に登って来た方と一緒になり、しばし情報交換、八間山には登山者がゼロでしたが、白砂山の方には山頂に5組の登山者がいたそうです。白砂山でコマクサを探したが見つからなかったと仰っていましたが、移植の話をしたら納得されていました。
 小生も今度は白砂山(2,140m)に挑戦してみようと思いますが、往復で8時間くらいかかりそうなので日帰りでは無理ですね。もう少し体重が落ちたらチャレンジしてみましょう(笑)


平成27年度奥秩父山系山開き式(霧藻ケ峰)に出席

2015-06-08 08:14:00 | 登山
 札所ガイドのSさんからのお誘いで、友人3名と奥秩父山系山開き式に出席してきました。幸い好天に恵まれ、楽しい出会いもあり有意義な一日を過ごしました。以下概略の行程を書いておきます。
 熊谷駅発6:08→秩父駅着7:23
 秩父鉄道は、日曜日のこの時間ですから我々4人だけの専用車です。現役だった頃、往きは「座席指定」帰りは「寝台車」と自己紹介して大うけした時のことを想い出します。
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 秩父駅に到着するとガイドのSさんがお出迎え。途中、コンビニでお弁当を調達し、大陽寺経由で三峰大駐車場へ8:20到着。
これから向かう霧藻ケ峰と雲取山が良く見えています。
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左手前が霧藻ケ峰(1,523m)、中央が雲取山(2,017m)
 三峰大駐車場8:30→二股桧→妙法ケ岳分岐→炭焼平9:40着
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 ガイドのSさんが山開き式の司会進行の大役を務めるため、今回は妙法ケ岳を経由しないで直接霧藻ケ峰に向かいます。この辺まで来ると運動習慣のある人とそうでない人との差が歴然としてきます。小生はSさんの指示でトップでしたので、時間に間に合うようにペースを上げて登ります。
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 炭焼平に到着。ここには炭焼き窯の跡がほぼ完全に残されています。実は小生の祖父は若かりし頃、炭焼きをしていた時期があったそうです。もしかしたらここにも来ていたかも知れません。
 炭焼平→地蔵峠10:10着
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ここまで登って来ると霧藻ケ峰はもう一息です。Tさん頑張ろう!
 地蔵峠→霧藻ケ峰10:30着
 雄ちゃんと小生はこのくらいでは余裕です。雲取山にも行ける元気が残っています(笑)
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 霧藻ケ峰の手前で秩父山岳連盟副会長の新井さんとバッタリ、久しぶりです。
山開き式会場には写真班でAさんも。
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 秩父をこよなく愛された秩父宮両殿下のレリーフの前が山開き式の会場です。

 一休みして11:00から山開き式を挙行、浅見秩父山岳連盟会長からは最近遭難事故が多発しているので、是非安全登山を心がけて欲しいとの挨拶、続いて来賓の方のメッセージ紹介、三峰神社の神職による安全祈願と続き、我々もSさんのお計らいで玉ぐしを奉奠。小生はノルディックウォーク熊谷の代表者として、皆さんの安全を祈願しました。
一番最後に一般登山者を代表して我々のグループのIさんが玉ぐし奉奠、この役が一番良かったかも。
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 開会から切幣奉散までの一連の模様は同行の雄ちゃんが手を20分も挙げっぱなしで撮ってくれた動画でご覧下さい。


 滞りなく神事が終わったのが12:00少し前、これから霧藻ケ峰休憩所にて直会。宮内庁から頂いた御用酒「惣花」で乾杯。失礼ながらAmazonで検索したら1,800mlで¥2,980でした。
 少し冷え込んできましたので、このお酒は有り難かったですね。
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 お昼を済ませて12:50下山開始、14:40に三峰大駐車場着。三峰神社の興雲閣「三峰神の湯」で入浴休憩。お風呂では式典に列席されていた、宮内庁千代田山岳会の会長さんとバッタリ。御用酒のお礼をさせていただきました。
 Sさんの車で次は下山祝いの会場「高砂ホルモン」に17:00少し前に到着。もう席は予約で満席です。ひとつ空いていた隣の席には「杉並の花ちゃん」カップルが。
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 iPhoneユーザーのカップルにシャッターを切っていただきました。ちゃんと暖簾を入れてナイスショット。
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 小生は写真を撮りながら、iPhoneの充電している花ちゃんの充電器が気になります。どこで買ったのかを伺うとAmazonで2,000円くらいだったとか。
1回の充電でアイフォンがフル充電出来るそうです。早速、同じような商品を購入しました。



 最後に式典後配布された安全登山の5つのポイントが記載された両神山・雲取山安全登山マップを紹介しておきます。中高年の方は特に過信に気を付けましょう!
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平成27年6月9日 追記
 今朝の読売新聞埼玉版によれば、この山開きの当日6:20頃、県の防災ヘリが前日霧藻ケ峰と白岩山(1,921m)の間で300m滑落したとみられる45歳の男性を発見したと報じています。男性は首を骨折、死亡が確認されたそうです。また痛ましい事故が追加されてしまいました。合掌
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 そういえば我々が三峰山大駐車場に向かう途中、大陽寺から地蔵峠に近道が出来る付近に山岳救助隊の車や警察車両が止まっていて、上空を防災ヘリが飛んでいました。式典会場に近道したのでは無かったのですね。
秩父の山を甘く見てはいけません。「安全登山の5つのポイント」を守って、登山を楽しみましょう。