熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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週末3日だけ営業する帽子専門店

2012-07-16 04:00:00 | 旅行
何とも贅沢なお店です。開いている日は週末の金・土・日だけです。

そのお店は埼玉から少し離れた盛岡市の材木町にあります。お店の名前は「アトリエ・ルリ」さん。

埼玉県在住の帽子作家佐々木さんが1年前に開いたお店です。実は佐々木さんは親友のK君の妹さんです。


今回、八幡平・奥入瀬と巡って最終日は八戸のお魚市場でもと思っていたのですが、そうだK君と40年前に小岩井農場で、初めてジンギスカン料理を食べた事があったのを思い出しました。40年ぶりのリピーターになったのですが、その時頂いた羊の肉は口の中が脂でギトギトする感じでしたが、今回頂いてみるとそれほどではありませんでした。農場は子供が喜ぶ施設が沢山増えたので、孫のお勧めスポットになりそうです。話が脱線しましたので元に戻します。


木のまち歯科医院さんのブログで場所はだいたい見当がついたのですが、念のためiPhoneのナビで材木町へ。ビルの一室の中にあるのと思いきやこの店構えです。


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これで週3日とは勿体無い。貧乏人はすぐそうに思ってしまいます。


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店内には素敵な手作りの帽子が「何方か早く頭に載せて!」と飾られています。

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佐々木さんは帽子創りでは15年のキャリアをお持ちなのだそうです。どおりでお好みの帽子がすぐ見つかるわけですね。お店の5軒先には宮沢賢治が「注文の多い料理店」を最初に出版した「光原社」があります。皆さんも「注文の多いお客さん」になってみて下さい。試しに小生のパナマ帽がもうくたびれたので、「男前にしてくれる帽子はありませんか」とお尋ねしたら、「こんなのは如何」と・・・


私の頭は中身がいっぱい詰まっているので、大きさが普通の方より大分大きいのですがジャストフィットです。お値段は私が今までデパートで購入していたものの8掛けといったところでリーズナブルです。早速鏡に映ってみました。


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お蔭様で髪の毛はまだ豊富にあるのですが、熊谷の直射日光を避けるのには必需品です。


皆さんも騙されたと思って材木町の帽子店に立ち寄ってみては如何でしょう。今回は時間が無くて行けませんでしたが、次回(パナマを買い換える頃)は「光原社」にも立ち寄ってみたいと思います。


肝心なことを書き忘れていました。

お店の営業時間は11:00~18:00。

場所は北日本銀行材木町支店のお隣です。

なお、お店はインターネットや電話による通信販売には、対応していませんのでご了承下さい。



「丁目石」修復作業のこと

2012-07-15 08:21:29 | 日記
 「34年ぶりに武甲山に登る」の記事の中で「丁目石」について少し触れさせていただきました。その話を秩父山岳連盟の友人S氏にお話したところ、「武甲山表参道丁目石修復報告書」を提供していただきました。

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 この本は300部限定で作成した非売品だそうですが、羊山公園内の武甲山資料館に置いてあるそうですので、ご興味のある方はお立ち寄り下さい。


 資料館には7月11日から7月23日(月)まで絶滅危惧種に指定されているミヤマスカシユリも展示されています。詳しくは下記のリンクからご覧下さい。

 http://www.bukohzan.jp/index.html


 本題に戻り報告書の一部を紹介させていただきます。

まず壱丁目の修復作業の状況です。(スキャナーで取り込みましたのでカラーでなくてすみません)

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 修復後の写真です。

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 修復後の全景です。

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 こういう皆さんの御苦労があって貴重な文化財は後世に伝えられて行くのですが、結果だけみている凡人にはなかなか御苦労が分かりません。

  

 もう一枚最後の52丁目の修復後の写真です。

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 前回の記事で丁目の単位は約60歩109mと書きましたが、少し違っているようです。実際の間隔も60m~100m前後で設置されています。

 この報告書によると

<山岳民間信仰の対象として参道(登山道)に建てられた麓から五十二本の丁目石は、釈迦入滅のとき弟子をはじめ、鳥、獣、虫、魚から毒蛇に至るまで五十二種の生物が集まって嘆き悲しみ、五十二丁四方に生きる植物をはじめ、凡ての生物が喪に服したという故事に因んでいる>のだそうです。


 7月19日(木)20日(金)は秩父川瀬祭です。夏祭りの主役は子供たちですが、武甲山に登って一汗かいて温泉&川瀬祭というのもお勧めです。