昨日は予定した行き先が、時ならぬ春の大雪で、チェーン規制になってしまいました。一昨日、テレビのニュースで郡山の状況がライブ映像で流れました。かなり降っています。早速、滝桜のライブカメラにアクセスして見ると、レンズに雪が付着しているようで、良く見えません。わずかに真っ白な滝桜と、カメラマンが見えましたので、太平洋側がこれでは鶴ヶ城は推して知るべし、と天候の早い回復を祈っていました。
一夜明けて高速道路の規制状況をチェックすると、やはり磐梯熱海~会津若松はチェーン規制が掛かっていまいした。今さら冬タイヤに交換するのも手間なので、今回は中止にしました。
ところが、そんな中、21日日曜日の雪の降る中、日帰りツアーに行った方の体験談を伺うことが出来ました。
以下先輩の奥さんのお話し
<40人のツアーで鶴ヶ城と大内宿がメインになっていたそうです。飯能を6時発、数か所でお客さんをピックアップして、嵐山インターから高速、白河インター付近で雪、郡山に着くとかなり強い降りになり、磐越道は通行止め(実際はチェーン規制がかかったため、一般道に降りたというのが正しいようです)バスは一般道に降りて、数珠つなぎ状態で猪苗代湖に到着、この時点で予定時間を2時間もオーバー。野菜中心のバイキングをいただき、何とか鶴ヶ城に着いたものの、同じような観光バスがいっぱいで駐車場は満車。近くで降りて雪と桜の鶴ヶ城を見学(桜はちょうど見ごろ)、大内宿はパスしようという話も出ましたが、折角だからという声に押されて、夕方6時頃に大内宿着、既に大方の土産物店は閉店していたとのこと。帰りがまた大変で飯能のご自宅に到着したのが深夜の12時少し前だったそうです>日帰りツアーはもうこりごりだそうです。まぁこの時期に大雪が降るとは誰も思っていないので、しょうがないですね。
この話を聞いて天気予報をチェックすると、行く日は23日(火)しかありません。決めた、日帰りで行こう!ということで、6:10に熊谷発→館林IC→8:00上河内SA(朝食)→9:50磐梯山SA→会津若松IC→10:50鶴ヶ城到着 トータル距離255km
磐梯山SAから見た磐梯山、この時期としては珍しい雪化粧です。
SAにも名残り雪が。
鶴ヶ城公園の駐車場は既に満車、近くの体育館の駐車場に車を停めて、鶴ヶ城の天守へ。
シフトした観光客で溢れています。こちらの鶴ヶ城は、明治7年に石垣だけを残して取り壊されたものを昭和40年9月に再建、平成23年に赤瓦をまとった天守にリニューアルされたとのこと。そういえば瓦の色が他のお城とは変わっていますね。
一層から4層まで鶴ヶ城の歴史が展示されています。天守からは飯森山や会津の城下町が一望に出来ます。桜を上から愛でるのも一興ですね。
天守から降りると観光客はますます増えてきました。これでは八重の桜(石部桜)は諦めて、日新館だけ見ようということで、そちらに向かいます。お昼は日新館のすぐ近くの、ドライブイン赤い屋根でチャーシュー麺を頂きました。この付近にはあまり食べ物や屋さんが無いので助かります。
一時半を少し回った頃、会津藩校日新館に到着、こちらの駐車場はまだガラガラです。
こちらの屋根にも雪が残っています。
こちらが「什の掟」
「八重の桜」で白虎隊が教育を受けた場所として有名になりましたが、さー坊はそれまであまり興味がありませんでした。
こちらも駆け足で見て回りました。興味を引かれたのは水練場(今のプール)と郡長政の自刃の事件です。九州に留学までしながら、大衆の面前で罵られたことを潔しとせず、切腹した心境は計り知れません。享年16歳です。
水練場の写真はこちら
15時近くになりましたので、そろそろ引き揚げることにしました。駐車場も大分車が増えてきました。帰路は、磐梯東IC→磐梯山SA→那須高原SA→館林ICと乗り継ぎ、自宅到着は18:30、トータル距離は508kmでした。
途中、はとバスに3台会いましたが、はとバスも日帰りで東京から来ているのかと思いましたが、一泊のツアーでした。滝桜と鶴ヶ城をセットにして回っているようです。
今回の旅は自由人で、時間が限りなくある人にしか勧められません。さて皆さんGWはどんな旅を計画されていますか?自由人は近場のハイキングと読書かなぁ!