熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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わが人生の歌がたり (2009.5.31) 第50回

2009-05-31 22:28:00 | 日記
 今朝は久しぶりに早起きをしたのでラジオ深夜便「わが人生の歌がたり」を聴きました。ちょうど第50回ということで五木寛之さんが休筆して、京都の龍谷大学に聴講生として通っていた時代に流行った歌を紹介していました。
 昭和56年~58年頃の流行歌です。この時代は日本経済も黄金時代で、小生も大胆な企画だなぁと思いましたが、国鉄のフルムーンのキャンペーンで、上原謙と高峰三枝子が温泉に入っているポスターが駅に貼り出され話題になりました。
 紹介された歌は氷雨(佳山明生)、リバーサイドホテル(井上陽水)、恋人も濡れる街角(中村雅俊)でした。五木さんと井上陽水さんは麻雀の仲間で、温泉にこもって昼は対談、夜は麻雀という企画もあったとか。その対談を本にまとめたのが「青空ふたり旅」だそうです。小生もこの時期は忙しい仕事の合間によく麻雀をしていたのを思い出しました。
 新聞小説「親鸞」のことにも触れていましたが、こちらも昨年の9月1日から連載が始まり、今日で265回スクラップも2冊目になりました。後からファンになった者には、どうしてこんなに宗教に造詣が深いのか分かりませんでしたが、京都の休筆時代に研究・充電されていたのですね。
 善光寺のご開帳も今日で終わり、参詣者は前回を50万人近く上回ったそうです。阿修羅展も予想以上の入場者だとのことですが、不安の時代心の拠りどころを求めている人々がいかに多いかを物語っていますね。


「60歳のラブレター」を観て

2009-05-26 05:32:51 | 映画
 一昨日の日曜日は朝から雨模様の天気でした。
これで新型インフルエンザも一段落となるのではと思いながら、暫らく足が遠ざかっていた映画を観にいきました。この前に見たのは「クライマーズハイ」だったので約1年ぶりの映画でした。
 第7回(2年前)「60歳のラブレター」の大賞が発表されたのは平成19年3月28日でした。実はこの発表の新聞記事を見たときは、心臓の手術が終わってまだ入院先の病院でした。それまで点滴も受けたことも無く、およそ手術などとは無縁に過してきていました。それが人工心肺を使用するという大手術を経験することになってしまったのです。
 幸いにも主治医・医療関係者・家族の励ましに支えられ無事生還できました。
その日来年はちょうど還暦なので是非トライしようと思っていたのですが、まだ応募出来ずにいます。


 映画は3組の夫婦の物語です。実際にどこにでもいるようなビートルズ世代のカップルを描いています。まだ上映中ですのでネタバレは止めておきますが、最後のシーンは「幸せの黄色いハンカチ」を思い出してしまいました。舞台は同じ北海道ですが色はラベンダー、熟年の世代の色なのかもしれません。

 個人的には魚屋夫婦が良かったですね。
奥さんを演じていたジャズシンガー「綾戸智恵」さんの芸達者なのには驚きました。
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 熟年の世代には特にお奨めの映画です。


サギソウ観察日記

2009-05-21 05:56:00 | 日記
 夏休みの自由研究には大分早いと思いますが、友人からサギソウの鉢植えを頂戴しましたので、お礼の意味も込めて成長記録をUPさせていただきます。
 
5月7日(木)
初めて芽が出ました。
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5月20日(水)
葉が大分伸びました。20球くらいありそうです。良く見ると両端にある葉っぱは斑入りのようです。
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因みに今日は24節季の小満。
 日刊「こよみのページ」によれば
 陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味とのこと。
 <もともとは、麦の穂に実が次第に満ち始める時期ということで、小満とされ
 たと言われているそうです>

あとどのくらいで開花するのでしょうか?毎日の楽しみが増えました。


気になっていたお店(和食編)

2009-05-17 20:00:53 | 日記
 いつも車がよく止まっているお洒落なお店が、関越の東松山ICの近くにあります。仕事の途中、ひとりでそれも作業服で入るのはちょっと勇気がいるので、なかなかチャンスがありませんでした。今日は31回目のアニバーサリーなので出掛けてみることにしました。お店の名前は「五薀(ごうん)」、仏教用語で般若心経にも出てきます。この言葉を知ったのは、友人のお母さんの句「秋風に洗われてゐる五薀かな」からでした。興味がある方は広辞苑かWebで検索してみてください。
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お店は平屋で洒落た感じです。
 
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注文したお料理は五蘊膳
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料理も美味しく器にも凝っています。これで¥1,780です。

単品料理もいろいろなメニューがありますので、今度はそちらにも挑戦してみましょう。


「国宝 阿修羅展」来場者50万人突破

2009-05-15 06:18:00 | 美術館
 昨日はお休みをいただき、上野の東京国立博物館平成館で開催中の「国宝 阿修羅展」を見てきました。Webで確認したところ、比較的空いているのは火曜日~木曜日の午後の時間帯とのことでしたがそれでも1時間強の待ち時間でした。
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 国立西洋美術館で開催されているルーブル美術館展は30分待ちでしたので、そちらで時間調整して14:30から並びましたがこの列です。
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 昨日は日差しも強かったので必需品は帽子と冷たい飲み物ですね。携帯音楽プレーヤーとか文庫本を読みながらの方もちらほら見えます。さー坊はいつもの帽子とiPodでちょっと宗派は違いますが、曹洞宗の修証義・般若心経・観音経を聴きながら進みました。待つこと1時間強15:40頃やっと入場です。
 たまたま昨日は50万人を突破した日だったそうですが、残念ながら50万人目は逃しました。3月31日~ですから昨日で38日目、1日当たり13,000人強の方が訪れています。
4月28日のNHKプロフェッショナル(仕事の流儀)で、文化財輸送のエキスパート海老名和明氏が紹介されたので、それを見て興味を持った方も多かったのでしょう。私もそのひとりですが・・・
 その時のタイトルは「不安の先に、光明はある」。 何を拠りどころにして生きたら良いのか分からない不安の時代、仏像に心の安らぎを得ようとする方も多くなっているのでしょう。