今年の尾瀬は雪が少なく、鳩待峠のマイカー規制も例年より早く始まったので、水芭蕉の時期に尾瀬に行きそびれました。そこでいままで2回途中リタイアしている至仏山に登ろうとしたら、植生保護のため6/30まで入山禁止になっていました。「どうしたもんじゃろのう」と思っていたら、暫く行っていなかった尾瀬沼が頭に浮かびました。
6/19父の日に数十年年振りに大清水ルートで尾瀬沼を散策して来ました。5:00に熊谷の自宅を出て8:00に大清水にマイカーを停めました。
以前はここから歩いて三平峠に登ったのですが、立派な林道が出来て一ノ瀬休憩所まで片道700円でシャトルバスが運行されていました。
この林道が三平峠まで建設される計画だったようですが、自然保護の運動により一之瀬休憩所で中止となりました。
シャトルバスに乗れば一ノ瀬休憩所まで1時間かかるところが10分で行けてしまいます。迷った挙句往きは歩くことにしました。歩きながら大清水側からの入山者の少ないことに驚きました。尾瀬保護財団の資料によれば平成27年度の大清水ルート入山者は21,200人全体のたった6.5%です。林道を歩きながら観光と自然保護を両立させることが如何に難しいことか考えさせられました。環境庁長官に直訴して道路工事を中断させた長蔵小屋の平野長靖さんは、その年の12月36歳の若さで三平峠で亡くなっています。
一ノ瀬休憩所ら三平峠に登る途中に岩清水があります。ここできつい登りを一服。
ここから40分登ると標高1762mの三平峠です。腰を下ろすとベンチの脇にマイヅルソウが可憐な花を咲かせていました。
ここからは下りで20分も歩くと尾瀬沼の畔の三平下です。
尾瀬沼はもうワタスゲの季節で、他にもタテヤマリンドウ、キヌガサソウ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラクなどが咲き乱れていました。
このコースは登山者が少ない事も魅力ですが木道はかなり傷んでいるところがあります。
尾瀬沼一周は見合わせて長蔵小屋で折り返しました。
帰りも同じコースでしたが一ノ瀬休憩所の手前で雨が降ってきたので、それを口実に大清水まではシャトルバスに乗りました。
50年前はこちらがメインルートだったのですが、今ではアクセスの良い鳩待峠と沼山峠がメインになってしまいましたね。でも静かな尾瀬行きを楽しみたい方にはこちらがお奨めです。
6/19父の日に数十年年振りに大清水ルートで尾瀬沼を散策して来ました。5:00に熊谷の自宅を出て8:00に大清水にマイカーを停めました。
以前はここから歩いて三平峠に登ったのですが、立派な林道が出来て一ノ瀬休憩所まで片道700円でシャトルバスが運行されていました。
この林道が三平峠まで建設される計画だったようですが、自然保護の運動により一之瀬休憩所で中止となりました。
シャトルバスに乗れば一ノ瀬休憩所まで1時間かかるところが10分で行けてしまいます。迷った挙句往きは歩くことにしました。歩きながら大清水側からの入山者の少ないことに驚きました。尾瀬保護財団の資料によれば平成27年度の大清水ルート入山者は21,200人全体のたった6.5%です。林道を歩きながら観光と自然保護を両立させることが如何に難しいことか考えさせられました。環境庁長官に直訴して道路工事を中断させた長蔵小屋の平野長靖さんは、その年の12月36歳の若さで三平峠で亡くなっています。
一ノ瀬休憩所ら三平峠に登る途中に岩清水があります。ここできつい登りを一服。
ここから40分登ると標高1762mの三平峠です。腰を下ろすとベンチの脇にマイヅルソウが可憐な花を咲かせていました。
ここからは下りで20分も歩くと尾瀬沼の畔の三平下です。
尾瀬沼はもうワタスゲの季節で、他にもタテヤマリンドウ、キヌガサソウ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラクなどが咲き乱れていました。
このコースは登山者が少ない事も魅力ですが木道はかなり傷んでいるところがあります。
尾瀬沼一周は見合わせて長蔵小屋で折り返しました。
帰りも同じコースでしたが一ノ瀬休憩所の手前で雨が降ってきたので、それを口実に大清水まではシャトルバスに乗りました。
50年前はこちらがメインルートだったのですが、今ではアクセスの良い鳩待峠と沼山峠がメインになってしまいましたね。でも静かな尾瀬行きを楽しみたい方にはこちらがお奨めです。