昨日の尾瀬の続きです。
夜半からの雨も上がり、午前中くらいは天気が保ちそうなので、尾瀬沼に行く事にしました。
花木の宿を8:30出発、昨日見られなかった歌舞伎舞台にちよっと寄り道。
場所が少し分かりにくいのですが「かぎや旅館」さんの反対側の神社の境内です。参道を登って行くと左手に変わった神様(?)が祀ってありました。
向かって左側には大きな新しい鋏、右側には古くなった大きな鋏。
真ん中に祀られているお婆さんの頭にはお椀がいくつも重ねられています。
説明版を見て納得!縁切りの新しい鋏の方に沢山の鋏と割れた絵馬が奉納されているということが現代の日本を象徴しています。
なかなか舞台に行きつきません。
橋場のばんばさまの隣には母子像があります。
台座には袖萩とお君の像とあるだけです。
歌舞伎のファンでないとこれだけでは分かりません。
ネットの助けを借りて漸く分かりました。詳しくお知りになりたいという方は下記のリンクをご覧下さい。
https://jishibaiportal.com/repertoire/431
やっと舞台にたどり着きました。
後方の石垣がひな壇になっていて1000人くらいは収容出来るそうですが、歌舞伎公演がある日はなかなか宿の予約が難しいようですね。
大分道草しましたが尾瀬御池の駐車場に9:20着。
沼山峠行きのシャトルバスに乗り換え9:50沼山峠着。
沼山峠休憩所にはまだ雪も残っていました。
天候によっては尾瀬沼行きを中止するつもりだったので、宿にもお弁当を頼みませんでしたので、ここで非常食にパンを2個ゲット。
(檜枝岐にはコンビニが一軒もありません)
お昼は長蔵小屋でいただくことにして、尾瀬沼まで下ります。
1時間程で大江湿原に到着。
水芭蕉もまだ良く咲いていました。
足元にはタテヤマリンドウ、この花は陽が当たらないと蕾を開きません。
まだこの時期コバイケイソウは蕾、ニッコウキスゲは蕾もありません。
こちらはニリンソウとリュウキンカのコラボ。
燧ヶ岳も良く見えています。
ビジターセンターの方に教えていただいた標高を覚える語呂合わせを紹介します。
燧ケ岳は「兄さんゴロゴロ燧で昼寝」2,356m、至仏山は「ふうふうふう、やっと登った至仏山」2,228m
長蔵小屋に着いたのはお昼少し前でしたが、空いています。ご飯をいっぱい炊いてしまったので、大盛りにしましたというカレーライスをいただきながら相席の若いカップルと暫し山談義。名残り惜しい尾瀬を後にしました。
来たルートを戻って沼山峠休憩所に13:30着。この時期にしては天候に恵まれた尾瀬でした。
ほぼ毎年訪れる尾瀬ですが、たまには福島側からの入山もおススメです。
夜半からの雨も上がり、午前中くらいは天気が保ちそうなので、尾瀬沼に行く事にしました。
花木の宿を8:30出発、昨日見られなかった歌舞伎舞台にちよっと寄り道。
場所が少し分かりにくいのですが「かぎや旅館」さんの反対側の神社の境内です。参道を登って行くと左手に変わった神様(?)が祀ってありました。
向かって左側には大きな新しい鋏、右側には古くなった大きな鋏。
真ん中に祀られているお婆さんの頭にはお椀がいくつも重ねられています。
説明版を見て納得!縁切りの新しい鋏の方に沢山の鋏と割れた絵馬が奉納されているということが現代の日本を象徴しています。
なかなか舞台に行きつきません。
橋場のばんばさまの隣には母子像があります。
台座には袖萩とお君の像とあるだけです。
歌舞伎のファンでないとこれだけでは分かりません。
ネットの助けを借りて漸く分かりました。詳しくお知りになりたいという方は下記のリンクをご覧下さい。
https://jishibaiportal.com/repertoire/431
やっと舞台にたどり着きました。
後方の石垣がひな壇になっていて1000人くらいは収容出来るそうですが、歌舞伎公演がある日はなかなか宿の予約が難しいようですね。
大分道草しましたが尾瀬御池の駐車場に9:20着。
沼山峠行きのシャトルバスに乗り換え9:50沼山峠着。
沼山峠休憩所にはまだ雪も残っていました。
天候によっては尾瀬沼行きを中止するつもりだったので、宿にもお弁当を頼みませんでしたので、ここで非常食にパンを2個ゲット。
(檜枝岐にはコンビニが一軒もありません)
お昼は長蔵小屋でいただくことにして、尾瀬沼まで下ります。
1時間程で大江湿原に到着。
水芭蕉もまだ良く咲いていました。
足元にはタテヤマリンドウ、この花は陽が当たらないと蕾を開きません。
まだこの時期コバイケイソウは蕾、ニッコウキスゲは蕾もありません。
こちらはニリンソウとリュウキンカのコラボ。
燧ヶ岳も良く見えています。
ビジターセンターの方に教えていただいた標高を覚える語呂合わせを紹介します。
燧ケ岳は「兄さんゴロゴロ燧で昼寝」2,356m、至仏山は「ふうふうふう、やっと登った至仏山」2,228m
長蔵小屋に着いたのはお昼少し前でしたが、空いています。ご飯をいっぱい炊いてしまったので、大盛りにしましたというカレーライスをいただきながら相席の若いカップルと暫し山談義。名残り惜しい尾瀬を後にしました。
来たルートを戻って沼山峠休憩所に13:30着。この時期にしては天候に恵まれた尾瀬でした。
ほぼ毎年訪れる尾瀬ですが、たまには福島側からの入山もおススメです。
美味しいお蕎麦をいただいた後は直ぐ近くにあるミニ尾瀬公園にやってきました。この公園は2年前友人たちと檜枝岐に泊まって尾瀬沼を訪れた時にバスの中から見かけて気になっていた場所です。
入園料は大人¥500ですがJAFカードを提示すると¥100割引きになります。
全体図はウォーキングエリアマップをご覧下さい。
ロックガーデンに咲いていた花々です。
ホソバヒナウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)
コマクサ
チングルマはもう花が終わっていました。
ここの標高は980m尾瀬ヶ原よりも400m低いので、実際の尾瀬よりも一ヶ月季節が先行しているのだそうです。
湿原エリアの花々です。
コバイケイソウ
マムシグサ 色が鮮やかでした。
タニウツギ
山野草エリアの花々です。
クリンソウ
ヤマオダマキ
ニッコウキスゲ
シラネアオイもいっぱいありましたが花の時季は終わっていました。
これで園内を一周してミニ尾瀬を体験出来たので、最後に尾瀬写真美術館と尾瀬書美術館をチラリとみてミニ尾瀬Cafeで一服。
小生は本物のサンショウウオがトッピングされたサンショウウオジェラートに挑戦したかったのですが、連れから却下されポピュラーな山葡萄のジェラートに(笑)
サンショウウオの燻製も販売されていましたが、これも拒否権発動!残 念!
これで一日目の行程は終了、今夜の宿へ。
ここの源泉かけ流し温泉で長距離ドライブの疲れをとり、明日は沼山峠から尾瀬沼に下ります。
入園料は大人¥500ですがJAFカードを提示すると¥100割引きになります。
全体図はウォーキングエリアマップをご覧下さい。
ロックガーデンに咲いていた花々です。
ホソバヒナウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)
コマクサ
チングルマはもう花が終わっていました。
ここの標高は980m尾瀬ヶ原よりも400m低いので、実際の尾瀬よりも一ヶ月季節が先行しているのだそうです。
湿原エリアの花々です。
コバイケイソウ
マムシグサ 色が鮮やかでした。
タニウツギ
山野草エリアの花々です。
クリンソウ
ヤマオダマキ
ニッコウキスゲ
シラネアオイもいっぱいありましたが花の時季は終わっていました。
これで園内を一周してミニ尾瀬を体験出来たので、最後に尾瀬写真美術館と尾瀬書美術館をチラリとみてミニ尾瀬Cafeで一服。
小生は本物のサンショウウオがトッピングされたサンショウウオジェラートに挑戦したかったのですが、連れから却下されポピュラーな山葡萄のジェラートに(笑)
サンショウウオの燻製も販売されていましたが、これも拒否権発動!残 念!
これで一日目の行程は終了、今夜の宿へ。
ここの源泉かけ流し温泉で長距離ドライブの疲れをとり、明日は沼山峠から尾瀬沼に下ります。
茅ヶ崎に住む孫の2分の1成人式にお呼ばれして、10歳になったお祝いをしてきました。たこ焼きパーティーで盛り上がり、楽しいひと時を過ごして、翌日は朝早起きして倅が出勤前に打った手打ち蕎麦をいただき最高でした。
10歳になった孫は長男の嫁さんが里帰り出産が出来なかったので、熊谷の我が家で生まれたため、特別な想いもあります。
さて本題です。朝は小雨が降っていたので、山登りは止めて箱根でも散策して、小田原の「友栄」のうな重でも食べて帰ろうかという話をしているうちに晴れてきました。孫たちの登校時間と同じ7:30に出発。最初は神奈川県側から登る計画でしたが、気が変わって八王子側の陣馬高原下から登ることにしました。この選択は老人には間違いでした。
寒川南IC8:05→八王子西IC8:33から一般道(陣馬街道)で途中、夕やけ小やけのふれあいの里でトイレ休憩。
陣馬高原下のバス停のすぐ手前にある有料駐車場に着いたのが9:20。駐車料金は¥800でした。
ここから和田峠に向かって舗装道路を上ります。陣馬山まで4.4kmコースタイムは90分です。
歩き始めてすぐに出会ったのが道祖神、集落に疫病や悪霊などが入り込むのを防ぐ神様だそうです。真ん中の仏塔は阿修羅像が彫られています。
ハイキングコースの入口到着が9:50、この分岐のすぐ手前に林道南郷線の入口がありここから登るのではと勘違いしてしまいました。
でもがけ崩れで通行止めだったらWebにも載っているだろうし、もう少し行ってみようと歩き始めたらこの標識に出会いました。
ここからは急こう配のヒノキの林の中を登ります。歳のせいか結構きつい登りが続きます。展望もきかないので疲れを癒してくれる要素があまりありません。
ちょうど11:00にやっと和田峠との分岐点に出ました。ここまで表示の無かった陣馬山までの距離も0.4kmと表示されています。
やっと着きました。天に向かって嘶いている白馬の姿が見えました。
ウィキペディアによれば1960年代後半に京王帝都電鉄(現:京王電鉄)が、観光地として売り出すために山頂に白馬の像を建てたとあります。どうなんでしょう観光地としては成功を見なかったようです。この日営業していた茶店は清水茶屋のみでした。
残念ながら富士山は雲の中です。
今年の紅葉は台風がもたらした塩害のため色づきが良くないという話をよく耳にしますが、過去の写真と比較するとそのようですね。山頂近くの紅葉もこんな感じです。
855mの標高にしては結構きつい登りでこのコースで出会った登山者は1名のみでした。さて下りは同じルートで陣馬高原下まで下るのか、和田峠まで下って舗装道路下るのか迷いましたが小雨も降ってきたので、和田峠経由で下ることにしました。
このルートは距離が短い分傾斜も急ですね。結構膝にきます。
和田峠で下から登ってきた二人のサイクリストに出会いました。結構急な坂道が続くので自転車でも大変なようでした。
我々はここから傾斜の急な坂道を下ります。陣馬山の頂上から約1時間10分で陣馬高原下の駐車場に到着。
標高の低い割にはキツイ山でした。車で降りてくると夕やけ小やけのふれあいの里の手前で、野生の猿軍団に遭遇、10匹くらいで畑を荒らしています。1匹は電柱によじ登り電話線を伝って移動しています。小生がカメラを向けようとすると、家内が止めておけというので、写真は撮れませんでした。残 念!
今度来るときは桜の時期が良さそうなので、気が向いたら相模原側からのルートで登ってみたいと思います。
4月27日(木)元勤めていた会社の同期5人で60代最後の武甲山登山を楽しんできました。
今回のミッションはそれぞれ
・初めての武甲山登山を60代最後に経験する
・頂上からの芝桜を見る
・西武秩父駅に新しく出来た「祭りの湯」に入る
・下山祝いはホルモン焼きで一杯
等々でした。
心配したお天気も曇り程度で雨の心配は無さそうです。
熊谷組は7:05の急行秩父路1号に乗車。もしかするとこの電車に乗り遅れたかも知れません。実は小生が計画書を作成した以降、ダイヤ改正があり6分早まったのです。幸いリーダーのSさんが秩父から通っているので、前日に間違いに気づき事なきを得ました。
7:57に秩父駅着、リーダーのSさんの車で表参道の登山口まで移動、8:30登山開始。
登り始める前に一の鳥居の前でパチリ。
丁目石も1丁目です。
丁目石にはこんないわれがあります。
<山岳民間信仰の対象として参道(登山道)に建てられた麓から五十二本の丁目石は、釈迦入滅のとき弟子をはじめ、鳥、獣、虫、魚から毒蛇に至るまで五十二種の生物が集まって嘆き悲しみ、五十二丁四方に生きる植物をはじめ、凡ての生物が喪に服したという故事に因んでいる>のだそうです。
リーダーが概略のコースを説明し、休憩場所も初心者クラスに合わせて多めに設定しました。山頂の御嶽神社までは52丁(1丁はおよそ109mだそうです)あります。
登り始めて8丁目のところに人家があり、イワナの養殖場があります。ここは小生が独身時代の最後のころにまだ電気が来ていなかった場所です。新しく電気を送る工事の設計を担当した場所なので、思いで深い場所です。
ここで武甲岳人会の方から橋の補修材の荷揚げ(板切れ1枚です)を頼まれました。5月1日の山開きの際、登山者が安全に登れるように事前に補修するのだそうです。私たちもボランティアのお手伝いをさせていただきました。
18丁目の不動滝には水飲み場があり、ここにも空のペットボトルがいっぱい置いてあります。念のため書いておきますが「水を汲んでお持ち帰り下さい」ではありません。頂上付近にある水洗トイレの水が雨水なので不足する場合があるため、持ち上げていただける方はお願いしますという趣旨で置いてあるのだそうです。
およそ2時間で33丁目の大杉広場まで登ってきました。ここで大休止、残りは19丁です。ほぼ計画通りに登れそうです。
下山時にどの位の直径があるのか皆で手を繋いで図ってみました。
4人が必要なので円周が6.8m、直径が2m位でしょうか。
ちょっと脱線しますが、今回の武甲山登山で初めて救援者費用等補償300万円が付いた「モンベル野あそび保険」に加入しました。きっかけは昨年の7月に至仏山に登った時、軽い肉離れを起こしてしまい、歩いて下山出来ないことも心配されたからです。その時には症状が軽かったので、ストックをついて下りられたのですが、250円で300万円の補償は安心料と割り切りました。明日から大型連休後半、登山を計画されている方は加入をお勧めします。加入はネットから比較的簡単に出来ます。
参考にリンクも貼っておきます。
https://hoken.montbell.jp/aboutdomestic/activity.php
しばらく登ったところで10年前に亡くなった同期の弟さんに偶然お会いしました。お元気そうで何よりです。大きな石がルートに転がっている情報もいただきました。
48丁目まで上がってきました。ここには秩父の矢尾デパートの奉納した丁目石があります。よく見ると奉納者は「近江國 矢尾喜兵衛」とあります。矢尾デパートの創業者が近江商人だったことを知っている人には懐かしく感じますね。
もう一息です。
御嶽神社が見えました。ここで52丁目です。
足元を注意してみるとカタクリがところどころに可憐な花を咲かせていました。
小生は早速山頂からの芝桜をパチリ、バッチリです。
山頂から見下ろす芝桜も一興ですね。
記念写真も撮って昭和電工の関係者が奉納したという白鳥神剣神社の境内で、お昼です。
標高の変遷を示す三角点。
13時少し前に下山開始、下山リーダーは少しばて気味のTさんです。順調に降りてきて17丁目の橋のところに来ると、登りの時に運んだ補修材を使ってきれいに直っていました。
14:45無事下山しました。下りは約2時間でした。
余談ですが
武甲山登山道の案内板の裏側は横瀬町の観光案内になっています。
この案内板にも出演しているゆるキャラ「ブコーさん」は林家たい平師匠のデザインだそうです。
横瀬町のHPからお借りしました。
横瀬駅までSさんの車で行き、奥さんに車に乗って帰っていただき、15:29の西武秩父線で一駅乗って、出来たばかりの「祭りの湯」に向かいます。奥さん車の回送有難うございます。
西武秩父駅に着いて早速「祭りの湯」に行くと意外に空いていました。
料金は平日なので¥980。登ってきたばかりの武甲山を眺めながら入る温泉はまた格別です。
でも駅に日帰り温泉が出来て他の温泉は影響を受けないのか心配にもなりました。
汗を流してからSさんが見せたいものがあるということでた亀の子石のところにきました。流石12月3日生まれの方は石柱を奉納したんですね。
ついでに秩父市新庁舎を撮って、秩父焼肉ホルモン酒場まる助で下山祝いです。
約2時間いい気分になったところでお開きにして、祭りの湯の夜景モードを撮って、御花畑駅発19:29の急行で家路につきました。
リーダーのSさんお世話になりました。皆さんお疲れ様でした。今日の計画は完璧でしたね。(自画自賛)
次は7月の尾瀬行です。それまでに足を鍛えておきましょう。
今回のミッションはそれぞれ
・初めての武甲山登山を60代最後に経験する
・頂上からの芝桜を見る
・西武秩父駅に新しく出来た「祭りの湯」に入る
・下山祝いはホルモン焼きで一杯
等々でした。
心配したお天気も曇り程度で雨の心配は無さそうです。
熊谷組は7:05の急行秩父路1号に乗車。もしかするとこの電車に乗り遅れたかも知れません。実は小生が計画書を作成した以降、ダイヤ改正があり6分早まったのです。幸いリーダーのSさんが秩父から通っているので、前日に間違いに気づき事なきを得ました。
7:57に秩父駅着、リーダーのSさんの車で表参道の登山口まで移動、8:30登山開始。
登り始める前に一の鳥居の前でパチリ。
丁目石も1丁目です。
丁目石にはこんないわれがあります。
<山岳民間信仰の対象として参道(登山道)に建てられた麓から五十二本の丁目石は、釈迦入滅のとき弟子をはじめ、鳥、獣、虫、魚から毒蛇に至るまで五十二種の生物が集まって嘆き悲しみ、五十二丁四方に生きる植物をはじめ、凡ての生物が喪に服したという故事に因んでいる>のだそうです。
リーダーが概略のコースを説明し、休憩場所も初心者クラスに合わせて多めに設定しました。山頂の御嶽神社までは52丁(1丁はおよそ109mだそうです)あります。
登り始めて8丁目のところに人家があり、イワナの養殖場があります。ここは小生が独身時代の最後のころにまだ電気が来ていなかった場所です。新しく電気を送る工事の設計を担当した場所なので、思いで深い場所です。
ここで武甲岳人会の方から橋の補修材の荷揚げ(板切れ1枚です)を頼まれました。5月1日の山開きの際、登山者が安全に登れるように事前に補修するのだそうです。私たちもボランティアのお手伝いをさせていただきました。
18丁目の不動滝には水飲み場があり、ここにも空のペットボトルがいっぱい置いてあります。念のため書いておきますが「水を汲んでお持ち帰り下さい」ではありません。頂上付近にある水洗トイレの水が雨水なので不足する場合があるため、持ち上げていただける方はお願いしますという趣旨で置いてあるのだそうです。
およそ2時間で33丁目の大杉広場まで登ってきました。ここで大休止、残りは19丁です。ほぼ計画通りに登れそうです。
下山時にどの位の直径があるのか皆で手を繋いで図ってみました。
4人が必要なので円周が6.8m、直径が2m位でしょうか。
ちょっと脱線しますが、今回の武甲山登山で初めて救援者費用等補償300万円が付いた「モンベル野あそび保険」に加入しました。きっかけは昨年の7月に至仏山に登った時、軽い肉離れを起こしてしまい、歩いて下山出来ないことも心配されたからです。その時には症状が軽かったので、ストックをついて下りられたのですが、250円で300万円の補償は安心料と割り切りました。明日から大型連休後半、登山を計画されている方は加入をお勧めします。加入はネットから比較的簡単に出来ます。
参考にリンクも貼っておきます。
https://hoken.montbell.jp/aboutdomestic/activity.php
しばらく登ったところで10年前に亡くなった同期の弟さんに偶然お会いしました。お元気そうで何よりです。大きな石がルートに転がっている情報もいただきました。
48丁目まで上がってきました。ここには秩父の矢尾デパートの奉納した丁目石があります。よく見ると奉納者は「近江國 矢尾喜兵衛」とあります。矢尾デパートの創業者が近江商人だったことを知っている人には懐かしく感じますね。
もう一息です。
御嶽神社が見えました。ここで52丁目です。
足元を注意してみるとカタクリがところどころに可憐な花を咲かせていました。
小生は早速山頂からの芝桜をパチリ、バッチリです。
山頂から見下ろす芝桜も一興ですね。
記念写真も撮って昭和電工の関係者が奉納したという白鳥神剣神社の境内で、お昼です。
標高の変遷を示す三角点。
13時少し前に下山開始、下山リーダーは少しばて気味のTさんです。順調に降りてきて17丁目の橋のところに来ると、登りの時に運んだ補修材を使ってきれいに直っていました。
14:45無事下山しました。下りは約2時間でした。
余談ですが
武甲山登山道の案内板の裏側は横瀬町の観光案内になっています。
この案内板にも出演しているゆるキャラ「ブコーさん」は林家たい平師匠のデザインだそうです。
横瀬町のHPからお借りしました。
横瀬駅までSさんの車で行き、奥さんに車に乗って帰っていただき、15:29の西武秩父線で一駅乗って、出来たばかりの「祭りの湯」に向かいます。奥さん車の回送有難うございます。
西武秩父駅に着いて早速「祭りの湯」に行くと意外に空いていました。
料金は平日なので¥980。登ってきたばかりの武甲山を眺めながら入る温泉はまた格別です。
でも駅に日帰り温泉が出来て他の温泉は影響を受けないのか心配にもなりました。
汗を流してからSさんが見せたいものがあるということでた亀の子石のところにきました。流石12月3日生まれの方は石柱を奉納したんですね。
ついでに秩父市新庁舎を撮って、秩父焼肉ホルモン酒場まる助で下山祝いです。
約2時間いい気分になったところでお開きにして、祭りの湯の夜景モードを撮って、御花畑駅発19:29の急行で家路につきました。
リーダーのSさんお世話になりました。皆さんお疲れ様でした。今日の計画は完璧でしたね。(自画自賛)
次は7月の尾瀬行です。それまでに足を鍛えておきましょう。