10月10日(土) 武奈ヶ岳
比良山地の最高峰、武奈ヶ岳に登ることした。
人気の山のようだが、紅葉にはまだ早そうなので混んでないだろうと思ったのだ
相棒は昨年、会社の同僚と登っているので二度目だ。
その際登った、坊村から西南陵を経て山頂へ向かうのが最短ルートだと相棒が言うので、同じコースを登る。
以前は山麓から山頂に近い北比良峠までロープウェイが運行されており、スキー場もあって京阪神近郊有数の山岳観光地だったそうだが、現在はすべて廃止されている。
あったら、どんなに楽だっただろうな
武奈ヶ岳の名前の由来は、中腹にブナの木が多いことからだと言われている。
さて
登山口は坊村の明王院というお寺の奥にある。
駐車場はこの道路の反対側に橋があり、橋を渡ったところにある葛川市民センターにあります。
私の目線の先にある三角屋根の建物が、公衆トイレです。
明王院へと向かう途中のお宿、比良山荘
なんと、熊肉が食べられるそうだ。
高級なお宿なので、我が家とはご縁がないかな
明王院の奥へと進むと登山口がある。
登山道はのっけから急登で どん引き~
巻いて巻いて巻きまくる
ブナ林は気持ち良いんだけどさ
やっと広場に出た きつかったぁ~
ここはどこ?
スマホで調べたが分からなかった
<レスキューポイント御殿山4>という標示がありました。
トリカブト、あちこちで見られた。
御殿山山頂にて
思ったより紅葉しててびっくり 武奈ヶ岳山頂は、まだ遠い・・・
おっと あなたは何者???
あとから来られた若い女の子が、たぬきだよ 私、見たことある とおっしゃる。
たぬきの子供だそう。 初めて見たが、かわいい~
こっちをじっと見つめたあと、ひょいひょいと駈け出して森のなかへと入って行った。
御殿山からは一旦下って、また登る
紅葉はドンピシャなのか? はたまたこれからまだまだ紅葉するのか? とにかくきれいで驚いた
期待してなかっただけに、ビックリである
山頂はすぐそこに見えてるんだけど、まだまだ辛い
武奈ヶ岳 1,214m
やっとこ到着だ!
あ~・・・、きつかったぁ~
琵琶湖を眺めるのを楽しみにしてたのに、ガスってて見えなかった
360℃の大展望なのだが、周囲の山々の名前が分からない・・・。
こういうの分かるようになるともっと面白いのにね。
勉強不足で恥ずかしい
質素な山ご飯 カップ麺と野沢菜漬け、家で採れたプチトマト。
結構賑わっていたが、広いので座れる
山頂は風を遮るものがないので、寒くなってきた。
来る時寒かったから、ザックに薄手のブランケットを忍ばせてきたこと、相棒に散々バカにされて登って来たのだが
寒さをしのぐのにとても役に立ったのだった
山ブームで若い人が多いから賑やかな山頂
せっせ せっせ と登ってきたので、も少し長く居たかったが、いかんせん、下りが心配だ
きつかった登山道をピストンせねばならない
名残惜しいがさよならだ
往路を下山する。
巻いて巻いて巻きまくりながらの下山は、外反母趾の足に苦痛を与え続けた
とっくに限界は過ぎてたけど、とにかく下らねば帰れないのだ
うちの相棒。
何故だかいつも私の後ろを歩きたがる
ずんずん後ろから迫って来るので、私は歩きにくくて仕方ない。
それで、毎度のことながら、 あんた、先に行ってよ! と言うと
毎度、えーえー、おまえ、先に行け と言う。
ええって・・・、アタシが嫌やわ
えーえーとしつこく言う相棒
早く、先に行ってよ!
このやりとり、このプチ喧嘩! なんで毎度繰り返さなきゃいけないんだろう
結局、ひねくれた相棒は、どんどん先に行ってしまうという毎度のパターン
外反母趾が痛くてどんどん遅れるのに先に行ってしまって、もはや単独のような山歩きになる。
でも休憩もしたいから、ほんと、困ってしまうのだ
相棒のご機嫌を取るために、毎回毎回山選びをして早起きして来てるのに、こんなつまんないことで喧嘩したくないわ
バカバカしいでしょ?
まったく
ブログを書いてる今、3日も経ってるのに、筋肉痛で家の階段の上がり降りにも難儀している
さて、余談が長くなったが
次々と後ろから抜かれ、やっとこ下山した
武奈ヶ岳のこのコース、私にとっては辛すぎた
紅葉してなかったら、辛いだけの山になってたかも・・・。
途中の巻道は、もう思い出したくもない気分である
<コースタイム>
自宅6:20→8:40葛川市民センター9:00→(トイレを済ませ)明王院9:10→登山口9:05→レスキューポイント御殿山④11:20(小休止)→御殿山11:40→12:30武奈ヶ岳山頂13:40→明王院16:30
上りは3時間20分、下りは2時間50分かかってしまった。
とほほ
帰りは渋滞したり食事もしたりして、帰宅したのは21時でした。(優しい時間)