2月14日、三峰山に登ったあと、奈良のホテルに向かう途中、御杖村のトイレに寄りました。
一年前に出来たこのトイレ。
休憩処も兼ねているのですが、かかった費用は駐車場などの整備も含め約9500万円で、一部の村民からは『1億円トイレ』と揶揄されているそう。
奈良に行く直前にも、このトイレの話題をテレビで見たばかりでした。
たまたま通りがかったの
村の東西に走る伊勢本街道は、奈良県と三重県の伊勢神宮を結ぶ街道。
トイレは街道沿いの御杖村の西の入口に設置されました。
トイレの利用者に御杖村の良さをアピールする狙いがあり、観光スポットを紹介するパンフレットが置かれています。
また、ベンチもあるのでここで休憩してもらって、村の中を楽しんで散策してもらえるようにとの村長さんの願いだそう。
実際、下山後、ホテルに向かう途中にトイレがあり、とても助かりました。
奈良産のヒノキを使ってるそうで、ヒノキの香りがぷんぷんしてとても快適です
それは良いのですが・・・。
トイレがね、男女共に、一つだけなの
中は広くて、設備は立派
赤ちゃんのおむつも替えられるので、便利なのですが、
いかんせん、トイレが一つしかない
もし、バスで団体さんが来られた場合、トイレに行列が出来て、全員が用を足すまでに時間がかかり過ぎるといった欠点があります。
ここまで立派にしなくて良いから、せめて3つ位あったほうが良かったかなと思いました
費用は10年かけて返済する「過疎債」で賄い、その7割は国からの地方交付税で補い、3割は村が負担するそうです。
ヒノキの香りがするとても綺麗なトイレで、ベンチに座って川を眺めながら休憩も出来るので、今後もこのトイレが旅の人々の憩いの場所になることは間違いないと思います
三峰山のレポに入れませんでしたが、写真を撮ったのでブログに載せておきます
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