京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

本日のパン

2013-11-18 21:38:39 | 美味しい♪
母のパン教室で作りました。

        
        カボチャあんパン その1。中のあんはカボチャ+白あん。

        
        カボチャあんパン その2。かぼちゃ+小倉あん。見た目は変らないので
        頭に飾ったカボチャの皮の形を変えました。

        
        ポモドーロ その1。ポモドーロはトマトのこと、生地にピザソースを混ぜてあります。

        
        ポモドーロ その2。焼き上がりに米粉をかけた否かの違いです。でも、味は若干違う
        ような…食感かな?
        見た目は柿の形です。

        
        オーテベール。抹茶という意味です。抹茶生地と普通の白いパン生地でロールに巻いて
        焼いたパン。中に大納言が巻き込んであるので、ちょっと甘さもあります。

        どれも焼きたての試食はいつもながら至福の時間、この一瞬のためだけにでも
        パン作りは止められない。
        

軽井沢黄落

2013-11-17 22:32:13 | 小さな旅
軽井沢の町は色づいた葉がしきりに舞い散っていました。

        
        ホテル鹿島の森のラウンジ・バーでランチ。季節のいいときはテラスの木漏れ日の中で
        お茶を飲むのが気持いいけれど、今日はちょっと寒いかな。

        
        テラスの前に広がる庭は静かな軽井沢らしい風景で落ち着く大好きな場所。

              
              もう少し前だったら美しい紅葉を楽しめたことでしょう。
              でもその頃はテラス席も混んでいたかも。

        
        芝生に木々の陰を長く長く落とす陽射しは冬がすぐ隣にいること知らせているようだ。

        
        ラウンジの中から、額縁に入った絵のような晩秋の庭景色。

        
        このラウンジで一番のお気に入りのビーフカレー。マイルドなコクのあるルーが最高。

        
        贔屓のもう一品はカツサンド。揚げたてのカツ、キャベツとソースのマッチ具合、これも最高!

              
              星の温泉のハルニレテラスで買い物をしようと寄ってみたけど、
              混んでいて、びっくり。早々に退散。

        
        ハルニレテラスのショップはクリスマス、おしゃれな軽井沢の顔でした。

        
        西日に追い立てられるように軽井沢の町を出ました。陽が傾き始めたら急に寒くなってきた。
        碓氷峠の登り口で浅間山を振り返ったら、頭の雪をピンクに染めて霞んでいました。

軽井沢の落葉松

2013-11-16 23:16:51 | 小さな旅
晩秋の軽井沢でのんびりしてきました。

        
        浅間山は真っ白、朝は3℃だったそうです。

              
              三笠通りの落葉松の並木はほとんど散り果てていました。
              4~5日前なら金の粉がはらはら散りかかる光景だったこと      
              でしょう。道の両側がこぼれ松葉で覆われていましたから。

        
        天空のカフェ・アユラに行ってみました。黄金色に輝く落葉松林が眼下に広がって
        桃源郷ならぬ黄源郷に浮かんでいる気分。

        
        陽が当たった落葉松は黄金色に輝きながらも寂しさを感じさせるのは、やがて来る
        厳しい冬に向かう覚悟?

        
        大きなガラス窓の内側からあったかいコーヒーを飲みながら眺める落葉松林は
        なんだか懐かしくてついゆっくりとしてしまいました。

        
        
        からまつの林を過ぎて
        からまつをしみじみと見き
        からまつはさびしかりけり
        たびゆくはさびしかりけり      北原白秋「落葉松」
   

久しぶりの中華

2013-11-15 21:42:18 | 美味しい♪
山の上ホテルでの清川妙先生の古典講座でした。

              
              Oさんが毎月持ってきてくださる花、今日は華やかでかわいい
              ストックとガーベラ。部屋の空気がほんわか暖かくなりました。

        
        講義を受けた後はお楽しみのランチタイム。久しぶりに中華「新北京」、7人で円卓を囲み
        ました。まずは小籠包と海老餃子。

        次に海老チリが分けられたけれど、ゴメンナサイ 以前にも増して辛いのが
        ダメになりました。ひとナメしてパスしました(写真は撮っておけばよかったのに…)

        
        酢豚、ここの甘酢が絶品。

        
        名物スタミナ麺。清川先生が今年の猛暑で全く食欲をなくした時、ホテルに通いつめて
        夏バテを乗り切ったといういわく付きの一品。ちょっと酢のきいた美味しいスープが
        胃にやさしい。夏はもっと酢が利いていたのかもしれない。

        
        杏仁豆腐。

        御茶ノ水駅まで歩いて丸善で本を買って、しゃべり足らず、時間のある人は喫茶店へ。

        
        ケーキセット、食べちゃいました。

        本日もまた、頭も心もオナカも大満足です。
                                    

冬支度、始まる

2013-11-14 22:28:48 | 季節のことば
ドイツ熱に浮かされているうちに急に寒くなりました。

              
              成田空港に着いたのは午後3時過ぎ。東京の道はやっぱり渋滞
              してるなあ。東京タワーの横を走るときはもう日もとっぷりと
              暮れてしまった。夜空に浮かぶタワーに無事帰ってきたんだと
              安堵する。こういう時はずっと東京を見続けてきた東京タワー
              の方が適役だなあ。

              
              我が家の近所の甲州街道もたった8日ぶりなのに、だいぶ色づいていた。

        
        ご近所をまわれば、木の実が赤くなり、冬の訪れを実感させられる。これは
        ヤマボウシらしい。

        
        セイヨウヒイラギも朱色のグラデーション。

        
        クリスマスの頃には真っ赤になることでしょう。

        
        母の庭でもセンリョウが赤くなってきました。母はあわててネットを被せました。
        お正月用の生花に使うので、小鳥さんにご馳走するわけには行かないのです。

        私も、あわててオーバーを出しました。
        年賀状の準備もしなくては! ぼつぼつ喪中はがきも届いていますし。
        寒くなるとなんだかあわただしい
       

ドイツの旅―No.9 ハイデルベルク再び

2013-11-13 21:39:29 | 
前回ドイツを訪れたときは私の中ではハイデルベルクがメインでした。

       
       2009年10月、丘の上に建つハイデルベルク城からカール・テオドール橋と町並みを一望。
       初めてハイデルベルクの地に足を踏み入れた時は胸がふるえました。これがあの
       「アルト・ハイデルベルク」(マイアー・フェルスター著)の舞台の地なんだと。

       『ハイデルベルク大学に留学中のカールス・ハインリッヒ皇太子と下宿屋の娘ケーティの
       身分違いの恋。ハインリッヒ皇太子は帰国してもハイデルベルクへの想い止まず、再び
       ハイデルベルクを訪れてわかったのです。「私のハイデルベルクへの憧れは君への憧れ
       だった」と。そして心穏やかに、しかし決然とケーティに別れを告げたのでした』

       というストーリーを女学生の時に読んでいつかハイデルベルクに行ってみたいと
       憧れていたからです。夢が叶った!と。

       再びこの地を訪ねることが出来て新たに感動!

      
      大学広場に面した大学博物館。
      ハイデルベルクは大学の街、ハイデルベルク大学は1386年に創設された世界最古の大学。
      マックス・ウエーバーやカール・ヤスパースも教鞭をとり、ノーベル賞受賞者も多く排出
      している。ハイデルベルクの人口の5分の1にあたる2万5千人の学生が今も大学で学んで
      いるという。

           
           
           「ハイデルベルク学生のキス」という名物チョコレート。箱に描かれた
           デザインが浮き彫りにされ、中に生チョコが挟まれた円形のチョコレート。
           美味しかった!

      
      カール・テオドール橋は以前は木の橋だったので、洪水や氷結でたびたび壊れていたが、
      カール・テオドール選帝の命により1788年に赤砂岩の強固な橋に生まれ変わったのでした。
      
      
      カール・テオドール橋を渡った北斜面には瀟洒な家が並ぶ。哲学者の道といわれる川沿いには
      大学教授や学者が住んでいる地区だそうです。

      
      前回は橋を渡りきらなかったのが心残り、今回はフリータイムが少しあったので哲学者の道側
      からハイデルベルクの街を眺めたいとと思っていました。

      
      哲学者の道から眺めたハイデルベルク城。1枚目の4年前の写真と逆方向を眺めたことになります。
      なかなかの景観に満足。

      
      フリータイムに昼食も食べないと。行き当たりばったりで入ったカフェ。オープンサンドなど
      をつまんで、思いのほか美味しくこれも満足。

           
           集合場所は街の中心、マルクト広場。正面は1592年に建てられた
           ツム・リッター・ザンクト・ゲホルクという商人の館、1705年から
           ホテルとして使われています。

           ハイデルベルクの観光を終えてバスへ、途中シュパイヤーに寄って
           世界遺産の大聖堂を見てフランクフルトの空港に向かいました。

      
      フランクフルト空港の搭乗口。ここを入って、ドイツにお別れです。
                                   

ドイツの旅―No.8 ラインクルーズ、ケルンへ

2013-11-12 22:47:38 | 
私にとっては今回のドイツ旅のハイライトはラインクルーズ。

      
      リューデスハイムを出航して先ず目に入るのは「ねずみの塔」
      マインツ大司教がここを通る船から通行税を取るために13世紀に建てた塔。
      強欲なマインツ大司教は最後にねずみの大群に襲われて食い殺されたという恐ろしい
      伝説がこの塔の名前の由来らしい。

      
      ラインシュタイン城? ここも税関として建てられた。今は博物館。

      
      ライン川沿いの斜面はブドウ畑。紅葉したぶどうの畑のパッチワーク。

      
      ぶどう畑と麓の家並みはまるで絵葉書のよう。

      
      ワインの街、バッハラッハ。街の名はお酒の神のバッカスに由来。堂々とした教会は
      ゴシック様式の聖ヴェルナー礼拝堂。

      
      丘の上にはシュタールエック城。現在はユースホステルとして使われている。

      
      ちょっと船室に入ったら、お、名所が! あわてて窓から一枚撮ってデッキに駆けあがる。
      プファルツ城。ここも船の通行税を徴収するために建てられた税関。丘の上のお城は
      グーテンフェルス城。

      
      塔の街と言われるオーバーヴェーゼル。赤い教会はリープラウエン教会。1331年に
      建てられたゴシック様式の教会。丘の上にそびえているのはシェンブルク城。
      12世紀の騎士の城。

      
      この岩がローレライ。岩から聞こえてくる美しい歌声に魅せられて近づいた船を沈没させる
      という難所。実際に見てもふう~ん。船ではローレライの曲を流すサービス。

           
           有名なネコ城が見えてきた。お城の形がネコの顔みたいだから、と
           思っていたら、建てた人の名前らしい。

      
      ザンクト・ゴア・ハウゼンの街で下船。1時間40分の船の旅でしたが、もう少し
      乗っていたかったな。

      
      ザンクト・ゴア・ハウゼンからはまたバスに乗って、ケルンまで。
      ケルンのシンボルは大聖堂。街に着く頃から雨粒がポツポツ。
      プラス思考の添乗員さん曰く、雨にぬれて黒ずんだこの色がまたいいですねえ

      
      ケルンで昼食。まず、ケルンの地ビール、ケルッシュビールが1杯づつサービス
      美味しかった!
      

ドイツの旅―No.7 リューデスハイム

2013-11-11 23:19:19 | 
今日はリューデスハイムから船に乗って、待望のラインクルーズ。

      
      リューデスハイムはライン川沿いにあるブドウ畑の中のきれいな街。

           
           リューデスハイムといえばまず「つぐみ横丁」
           乗船場のすぐ近くなので、また駆け足で観光。

      
      つぐみ横丁の歴史は古く、15世紀、ライン川を航行する船の寄港地であったがこの地に、
      18~19世紀になるとワイン農家が経営するゲストハウスや自家製ワインを飲ませる店が
      並び始めた。それを目当てに富裕層が集まり始め、公共施設なども開設されたが、戦時中には
      連合軍の攻撃で横丁の多くの家々が倒壊した。1950年頃までにほとんどの家が再建され、
      今では「世界で一番陽気な小道」といわれるほど賑わっている。

           
           ワインハウス、レストラン、パブなどが約144mの石畳の道の両側に
           軒を連ねている。

           
           行き交う人の肩がふれるほどの路地、だから親しみがあるのかも。

      
      あ、ここのワインセラー、テレビの街歩き番組でみたことがある!

           
           
           バウムクーヘンのお店だと思ったら…BAUMSTRIEZELと書かれてる。
           聞けばハンガリーやチェコの名物のトゥルデルニークというお菓子や
           軽食用のパンみたいなもので、小麦粉を薄く延ばした生地を筒に
           巻きつけて焼いたもの。熱々のうちにいろんな種類の砂糖をお好みで
           かけて貰うのだという。

      
      川側から歩いてきてここがトッツキ。まだ9時過ぎですからお店はどこも開いていません。
      お昼過ぎからはワインの香りが小道に漂い、人々であふれ帰り、夜ともなれば陽気な音楽も
      演奏されるそうだけど。

           
           飲み屋横丁というにはおしゃれ過ぎるけれど、酔客の去ったあとの
           けだるげに静まり返った横丁の雰囲気はどこもおんなじだ。

      
      乗船場に戻って船に乗り込んだ。いよいよラインクルーズの始まり!

ドイツの旅―No.6 ノイシュヴァンシュタイン城

2013-11-10 22:49:04 | 
昨夜の宿泊はミュンヘンでした。

           
           夕暮れにやっとミュンヘンのマリエン広場に辿り着き、市庁舎の
           仕掛け時計が動く5時に間に合った。バスを降りてから広場まで皆で小走り。

      
      ミュンヘンのホテルのビュッフェ。さすがビールのミュンヘン!このハム・ソーセージの種類!

      
      1泊目のビュッフェからリンゴが山盛り、美味しかったので毎朝食べている。
      甘酸っぱくて素朴なリンゴの味。

さて、本日のコースのハイライトは「ノイシュヴァンシュタイン城」

バイエルン国王ルートヴィッヒ2世(1845-1886)が17年の歳月と巨額の費用をつぎ込んで建てた夢の城、
城の名は白鳥を意味する。

冬期や悪天候の時はシャトルバスが運休となるので、歩いて登ることも覚悟しておいてくださいと
添乗員さんに言われていた。
現に4年前にここを訪れた時は前日に雪が降り、バスも馬車もお休み、30~40分かけて歩きましたから。

      
      ラッキーなことにこの日はシャトルバスが運行されていた。バスはお城の正面の深い谷に
      架けられたマリエン橋が終点。前回このマリエン橋に行けなかったので、お城から歩いて
      行ってみようと思っていたので、思いがけず願いが叶った。

      
      ただし、お城は深い霧にすっぽり包まれていた。こういう光景もなかなか見られないんですよ、
      と、添乗員さんはあくまでプラス思考。

      
      霧が動いていますから、あと5分待ちましょうという添乗員さんの言葉に、みな吊橋の上に
      陣取ってカメラ抱え、霧が晴れるのを狙っている。と、少しづつ霧の中からお城が浮かびあがって
      くる幻想的な場面を見ることが出来た。

      
      やがて霧がすっかり晴れて、明るい陽さえ射し始めた。すごい!

      
      橋から15分ほど下ってお城の中へ。お城の西側はつい最近まで修復中でネットがかけられていた。

      お城の中を日本語ガイドを聞きながら一周して、帰りは徒歩。

      
      お城の300m手前までは馬車もある。バスの登りは1.8ユーロ、馬車の登りは6ユーロ、
      3倍以上の値段だけど、馬車にも乗ってみたかったな…。

      
      ふもとの目の前、丘の上に建つのはホーエンシュバンガウ城。
      ルートヴィッヒ2世の父、マクシミリアン2世が12世紀に建てられた古城をネオゴシック様式に
      建て替えた城。ここでルードヴィッヒ2世と弟のオットーは幸せな子供時代を過ごしたそうな。

      お金を使いすぎた王はその後国民にNOを突きつけられ、廃位、謎の非業の死を遂げた。

      哀しい想いを秘めたお城は、1000mの山の頂にまさに白鳥のように優美にそびえ立っている。
  

      

ドイツの旅―No.5 ディンケルスビュール

2013-11-09 21:46:51 | 
ローテンブルクからバスで40分くらい、ディンケルスビュールに到着。15世紀まで築き続けたという城壁に
囲まれた、人口1万人の都市。幾多の戦争を経てもほとんど戦禍を受けなかったため、中世の建物がそのままに
残されている。ローテンブルクを2回りくらいコンパクトにしたメルヘンの街だが、観光客は少なく静かな
風情が味わえるという触れ込みであったが、けっこう観光客、いました。

      
      先ずは城壁前のお堀を渡ってヴェルニッツ門をくぐり街へ入る。

            
            街の中心、マルクト広場に向かって歩くと先ず聖ゲオルク教会が目の前に。
            15世紀に建てられたゴシック様式の教会、塔に登ると町並みが見渡せるそうだが、
            中に入る時間がなく残念!

      
      マルクト広場に向かう町並み。

            
            伝統的な家を守るために、窓枠は十字にしなければいけない、とか、
            いろいろ細かいルールがあるとか。

      
      やっぱり細工が美しい鉄の看板がどの店にも掲げられている。

      
      マルクト広場前、まさにロマンチック街道。

            
            木組みが美しいドルチェハウス。1440年頃に建てられ、現在は
            ホテル&レストラン。

      
      どこを歩いても絵になる家々の並び。

            
            路地を覗いても木組みの家、額縁のような張り出した窓も特徴的。      

            かわいい街、迷子になりようがないくらい小さな街、隅まで行ってみたかった!