紫の秋

ひとふさの葡萄を持てば君の手に流れるごとき秋の紫　　福田栄一　

　　　　　　　　
　　　　　　　　母に届いた秋、お福分けをもらってきました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　大粒の紫はアメジストにも負けない美しさ。お皿に盛ってしばし眺める。

　　　
　　　ＩＭＯ－ＴＯから秋便り。天高く空が澄む秋、オリオンはもう見え始めているでしょうか？

　　　　　　　　
　　　　　　　　先日買い物を頼まれて、建て替えた代金のお礼も含めて。
　　　　　　　　風月堂の秋限定のゴーフル、リス好きのＩＭＯ－ＴＯが買わずにスルーするはずが
　　　　　　　　ありません。こんなにいっぱいリスがいるのですから。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ドングリ、栗、クルミ、秋の実が大好きなリスは秋のイメージなのでしょうね。
　　　　　　　　ゴーフルが２枚づつ入った小袋も可愛い。

　　　　　　　　リスでなくても、食べ物が美味しい秋は大好き！

敬老の日

曇りがちながら蒸し暑い一日でした。

　　　　　　　　
　　　　　　　　今年の朝顔ももう終わりかな、と思っていたら、涼しくなってまた盛り返しました。
　　　　　　　　毎朝３～５個の花が咲いています。私もやっと眠りから覚めた気分の今日この頃。

　　　　　　　　
　　　　　　　　昨日、八王子ランチの帰りに国立のパン屋さん「プチ・アンジュ」に寄って、見つけ
　　　　　　　　た敬老の日のための「紅白アンパン」
　　　　　　　　母や敬うべきお年寄りのために買ってきました。饅頭ではなくてアンパンなのが面白い
　　　　　　　　と、喜んでくれました。　　

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　これもやはり昨日見つけた「クコ」の花。下の方に赤い実も
　　　　　　　　　　　　　　付いています。我が家の近所では見たことがありません。
　　　　　　　　　　　　　　家から遠く離れるほど、珍しい花に会えることが多く、
　　　　　　　　　　　　　　はるばる遠出する愉しみの一つです。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　今日は午前中からずーっと走り回って、疲労困憊の状態。
　　　　　　　　　　　　　　敬ってもらう側入りも遠くないから、ハードスケジュールは
　　　　　　　　　　　　　　こたえます
　　　　　　　　　　　　　　わが身のトシを感じつつもプライドは若作り。

　　　　　　　　　　　　　　「敬老」って難しい精神です。

　　　　　　　　

「ミューゲ・ブラン」

はるばる八王子までフランス料理を食べに行ってきました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　「ミューゲ・ブラン」…白いすずらん、かな？　かわいい一軒家のフレンチレストラン。
　　　　　　　　友人の家を訪ねたような気分です。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　テーブル花も可愛く。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ウエルカムプレート

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　これは林檎のワイン。

　　　　　　　　
　　　　　　　　オードブル。海老とうにと野菜のゼリー寄せ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　コーンのスープ。コーンのアイスクリームが真ん中に浮いていました。濃厚で美味しい！

　　　　　　　　
　　　　　　　　サラダとパン

　　　　　　　　
　　　　　　　　メイン料理は９割ビーフをチョイス。ナッツ類の微塵切りを上に載せてロースト。

　　　　　　　　
　　　　　　　　一人だけ魚＝そい、を選びました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　デザートはマンゴーのババロア、アイス乗せ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　最後はコーヒー。

　　　　　　　　空がきれい、そして広い！空気もきれい、やっぱり都会とは違うなァと感じました。
　　　　　　　　手入れの行き届いた庭には秋の草花が。このゆったり気分もご馳走でした。

　　　　　　　　

　　　　　　　　

いちじくジャム

待っていたいちじくが出回り始めたので、ジャムを作りました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　きれいなイチジク！愛知県知多のイチジクだそうです。美味しそう～とついひとつ、
　　　　　　　　皮をむいて食べてしまいました。甘いです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　皮をむいてザクザクに切り、砂糖をいれて、火にかけます。中火位でかきまぜながら
　　　　　　　　トロトロになるまで煮ます。レモンの絞り汁とコワントロー少々を加えて好みの固さに
　　　　　　　　なったら火を止める。

　　　　　　　　
　　　　　　　　粗熱が取れたら試食、グッジョブ！

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ビンに詰めて出来上がり。　

　　　　　　　　　　　　　　イチジクは皮が柔らかくてするりと剥け、身も柔らかいので
　　　　　　　　　　　　　　ジャム作りも簡単！食べ終わったらまた作ります　　　　　

菊の被綿（きせわた）

断捨離って、なかなかはかどりませんね。捨より増える方が多いのはなぜ？
不要なものをまとめておいて…でまたたまる。面倒だけど、少しづつでも捨離！
１月のどんど焼きに持って行けなかった神社のお札や飾りを杉並の大宮八幡神社に
納めに行きました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　折しも「重陽の節句」（９月９日）の菊の被綿が飾ってありました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ちゃんと被綿の説明が掲げられていて、へえ～などとみな感心した様子で、カラフルな
　　　　　　　　被綿を珍し気に見ていました。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　菊にかぶせる綿は、近世になって、白菊には黄綿、
　　　　　　　　　　　　　　黄菊には赤綿、赤菊には白綿と決まっていたそうです。
　　　　　　　　　　　　　　ホントだァ

　　　　　　　　
　　　　　　　　……九月九日は、あかつきがたより雨すこしふりて、菊の露もこちたく、
　　　　　　　　おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされて、……
　　　　　　　　（明け方前から雨が少し降って、菊にもたっぷり露がおり、かぶせた
　　　　　　　　　綿もぐっしょり濡れて、綿に移った菊の香も大評判でしたよ）

　　　　　　　　と、枕草子の１０段（岩波古典体系）に登場します。いかにも貴族趣味の
　　　　　　　　優雅な行事だったんですね。

　　　　　　　　
　　　　　　　　お札等、納めたので、ほんのちょっぴり片付いた気分、喫茶室でわらびもちセットを
　　　　　　　　食べ、ほっとして帰ってきました。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　実家のお隣りさんからお庭の菊をいただいたので、
　　　　　　　　　　　　　　仏壇に供えた残りを貰ってきました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　優雅な、着物の古典柄のような可愛い菊、菊の季節になったんだなあ。しみじみ、と
　　　　　　　　おもいきや、今日は久々に暑かった！
　　　

古典講座再開

清川妙先生が体調を崩されたので、夏休みも含めて講義がお休みでしたが、
今月から再開され、久々の脳トレです。疲れた脳へのご褒美も再開！

　　　　　　　　
　　　　　　　　期間限定臨時レストランでいつもの山の上ランチ。
　　　　　　　　セットメニューについているサラダ。トマト苦手のお隣りからトマトが放り込まれた！

　　　　　　　　
　　　　　　　　そのお隣りさんはポークステーキ＋ライス

　　　　　　　　
　　　　　　　　お向いさんはカニとビーフのクリームコロッケ＋パン

　　　　　　　　
　　　　　　　　私、ビーフカレー。

　　　　　　　　
　　　　　　　　この豪華なセットをチョイスしたのは先輩。
　　　　　　　　エビチリ、フワフワかに玉？、＋＋杏仁豆腐も付いてる。トンカツと中華のセット？
　　　　　　　　みんなに一口づつ分けてくれました。

　　　　　　　　もう一人、写真も撮らせてくれずにハンバーグをパクついていた人がいましたっけ！

　　　　　　　　清川先生の古典の講義を聞いて、みんなと美味しいランチを食べておしゃべりをする、
　　　　　　　　健康の秘訣です。
　　　　　

　　　　　　　　

夏休みはハワイ？

月一セミナー、学生時代の仲良し４人組です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　お土産はCOACH の三段折り畳み傘。夏休みにハワイに行ったんですって。
　　　　　　　　「午後から雨の予報、傘、みんなの分持って行くから、自分の持ってこないで」と
　　　　　　　　いうメールが朝、届きました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　１８㎝ほどの可愛い傘、軽いです。
　　　　　　　　ランチをして、おしゃべりをして、新宿の喫茶店を出る時は雨が降る様子など全然なし！
　　　　　　　　「よかった、４人でこの傘さして一緒に歩くのは目立つよねぇ」とか言っていたのに…。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ちなみに、ランチを撮り忘れました。おしゃべりに夢中になって

　　　　　　　　デパートで買い物をして、電車に乗ったらすごい雨！ず～と地下だったので気付かず！
　　　　　　　　最寄り駅で降りて、仕方なく 「トシ・ヨロイズカ」に寄って雨宿り（ホントか！）

　　　　　　　　
　　　　　　　　「アンティック」
　　　　　　　　チョコレートタルトの上にイチジクのムース、中心にカスタードクリーム、上にイチジクを
　　　　　　　　飾ったケーキ。美味しい～！

　　　　　　　　
　　　　　　　　「桃のショートケーキ」
　　　　　　　　桃を挟んだ定番のショートケーキ。フワフワのスポンジとあっさりの生クリーム。

　　　　　　　　ゆっくりケーキを選んでしばらくお店に居ましたが、止む気配なし、ビショ濡れで
　　　　　　　　家に帰り着きました。この頃の雨は狂気的

　　　　　　　　貰ったばかりの傘、早速さして帰りました。　　　　　　　　

ケベックの心残り

カナダのケベックはフランスが領有していたため、公用語もフランス語、フランス文化が色濃い。
旧市街の歴史地区は世界遺産に登録されている。美しい街で、もう一度行きたい街の一つ。
そのケベックでジアンの専門店を見つけ、欲しかったお皿を見つけたが、持って帰るのも大変だし、
少し位高くなっても、東京に帰ってから注文すればいいや、と買わずに帰ってきたのでした。
ケベックのお土産だからと早速買いに出かけたところ、「アレはもう廃版になりました」って！
あああ、買ってくるんだったァ～～

　　　　　　　　
　　　　　　　　それがこのお皿。
　　　　　　　　知人の家で見つけたのです。そのお宅にもジアンのお皿が何枚もありました。
　　　　　　　　私がこのお皿を抱きしめて、かくかくしかじかと話すと「あげる！」というのです。
　　　　　　　　うっそー いいのお 先方の気が変わらないうちに早バッグにしまい込んで
　　　　　　　　ゲットした一品です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　裏だっておしゃれなんだから！
　　　　　　　　ジアンのお皿は裏も、表の絵と同じ図柄を裏用にデザインされているので、一枚一枚
　　　　　　　　裏も違う。ただ、ジアン製と印刷されているだけではないのです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　表は時計草（パッションフラワー）　
　　　　　　　　時計草の花と実がちゃんと描かれている。

　　　　　　　　
　　　　　　　　「バガテル」
　　　　　　　　バガテルとはフランス語で小さくて愛らしいものという意味だそうです。
　　　　　　　　野の花や葉っぱのような小さな草花が描かれています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　表の絵はムスカリとパンジー、ブルー系の色で描かれています。

　　　　　　　　全部見せたい位、素敵な絵ばかり、集めたくなってしまうのもしかたないかなあ。


そう言えば、今夜はスーパームーン。肉眼ではどれほどの違いなのかわかりませんが、
大きなお月さまが皓皓と輝いています。

　　　　　　　　
　　　　　　　　暦では新月から数えて１６日目の月、十六夜（いざよい）の月です。
　　　　　　　　月齢は１４.５ですから今夜の月の方が満月ですね。
　　　　　　　　

中秋の名月

今日は十五夜、お月見だったのに…

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　IMO-TO から届いた今年のお月見のはがき絵。
　　　　　　　　　　　　　　立てて飾れるように作ってあります。

　　　　　　　　
　　　　　　　　立体的な月とウサギちゃん、ちゃんちゃんこがかわいい。

　　　　　　　　
　　　　　　　　こちらは母のもとへ届いたお月見はがき絵。同じ図柄だけれど、ウサギちゃんの洋服が
　　　　　　　　ちょっと違う。芸が細かい！

ついでに、

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　先月末、OTTOに届いたIMO-TO からの誕生日カード。

　　　　　　　　
　　　　　　　　このスタンド型にこっているようです。

さて、十五夜に話を戻して…

　　　　　　　　
　　　　　　　　近所の和菓子屋さんで月見団子を買うとすすきを付けてくれます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　月見まんじゅう、かわい～！思わずお買い上げ。自分に供えよう

　　　　　　　　
　　　　　　　　今日は昼過ぎから雨、残念ながら中秋の名月はみられません。これは昨晩撮った月。
　　　　　　　　十四日月（じゅうよっかづき）、「小望月」ともいいます。
　　　　　　　　古典文学では「待つ宵の月」として十五夜と同じように鑑賞されました。人の目には
　　　　　　　　まんまるの美しい月に見えました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おいしい秋が到来

千葉県松戸に住んでいる友人が毎年送ってくれます。

　　　　　　　　
　　　　　　　　松戸は意外なことに二十世紀梨の発祥の地なんだそうです。今では人気の幸水や
　　　　　　　　豊水を多く生産しています。


　　　　　　　　
　　　　　　　　梨が本格的に出回り始めると、ああ、美味しい秋が来た！とうれしくなります。

　　　　　　　　
　　　　　　　　ふと、あの梨はどうなったかな、と近くの団地の庭へ。大きな山梨の木があります。
　　　　　　　　春にたくさんの花が咲いていた木にはやはりたくさんの実が付いていました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　もともとヤマナシは実付きがいいのですが、今年は豊作のようです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　このまま色づけば店に並んでいる梨と遜色がないくらい。食べられたらすごいのに…。
　　　　　　　　ヤマナシは日本梨の原種ですから、食べられないことはないそうですがザラザラして
　　　　　　　　いて不味いそうです。煮るとか焼酎に漬けるとか、食べる方法はあるらしいのですが、
　　　　　　　　あえて作るほど美味しくはならないそうですから、カラスさんに進呈しましょうか。

　　　　　　　　あんまりいっぱい実がなっていたので、食いしん坊心が余計な心配をしてしまいました。