
電エースは身長1200メートルの巨人で、東京スカイツリーを武器にして戦うぞ!
さあ、みんなで電エースを応援しよう!
…という訳で、僕の大好きな河崎実監督の特撮ミニドラマシリーズです。
このドラマ、1話5分しかありません。多分、昔の「ウルトラファイト」とか「レッドマン」「行け!ゴッドマン」「グリーンマン」なんかを意識してるんだと思います。内容の馬鹿馬鹿しさも含めて(笑)。
世の中の健全な青少年は、決してこんな番組を見てはいけません…と言いつつ、この作品が放送されたのはアニメ専門チャンネルの「キッズステーション」なんですが。
54歳にもなって、こんな下らないドラマを作って喜んでいる監督と、44歳にもなって、それを喜んで見ている僕。
実に微笑ましい光景ではありませんか?
…あ、微笑ましくない?
残念。
※「ウルトラファイト」
…昭和40年代前半に放送された5分間番組。最初は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の怪獣登場シーンを再編集したものを放送していたが、やがて、セブンと怪獣が適当な場所(造成地とか海岸とか)で実に下らない理由で(じゃんけんで相手が後出ししたとか。全く訳が分からない場合もよくある)いさかいを起こして闘いを始める、という凄まじい内容のドラマに進化する。放送40年以上経つ現在でも、一部の熱狂的なマニアの支持を受けている伝説の番組(笑)。
※「レッドマン」
「行け!ゴッドマン」
「グリーンマン」
…昭和40年代半ば、幼児向けバラエティー「おはよう子どもショー」内で放送された5分間番組。一応、オリジナルの巨大ヒーローものだけど、内容は「ウルトラファイト」と、どっこいどっこい(笑)。東宝やウルトラシリーズの人気怪獣がゲスト出演することも多く(今思うと、単に新しく着ぐるみを作る予算が無かっただけ)、見ている幼稚園児(僕のことだね)には、実に素晴らしい番組だった(笑)。