新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

マスコミは恥ずかしくないのかな?

2012-12-18 07:42:00 | その他
総選挙が終わりましたが、マスコミは「自民党が支持された訳ではない」の大合唱。

今まで一度も問題視したこともない、それどころか自らが長所として喧伝してきた、半分以下の得票率で過半数の議席を占める小選挙区制度の特徴を、とたんに問題であるかのように論じ始めました。

前回の総選挙、小選挙区の得票率は民主党47%、自民党39%。その差は8%しかないのに4倍近い議席の差がつき、しかも大半の選挙区では大接戦だったにも関わらず、マスコミは「民意は民主党」の大合唱でした。

今回は、自民党は43%で民主党は23%。得票率の差は20%もあります。加えて、今回は小政党が乱立し、死票が大量に発生したことを考えれば、自民党が議席を独占すれのは当然の結果です。民意を反映していなかったのは、むしろ前回の総選挙の方です。

今回、有権者は積極的に自民党を支持した訳ではないのは確かでしょう。しかし、その責めを負うべきは、この3年半、でたらめな政治を繰り返して自滅した民主党であって、今回の有権者の投票について自民党を責めるのは、明らかにお門違いでしょう。

その時の都合で言うことをコロコロ変え、事実にも論理にも基づかず、感情的に自分達の過去の報道と矛盾した内容を平気で垂れ流す自らの姿勢について、当のマスコミ自身は恥ずかしいと思っていないのでしょうか?

ちなみに、僕は選挙制度としては、今の小選挙区比例代表制より、改正前の中選挙区制の方が日本には合っていると、前から考えています。

ただ、マスコミの厚顔無恥が許せないのです。