「『はじめての選挙権』年若き友に」という著書が昨日贈られてきました。
著者は眞方忠道先生。ギリシャ哲学の先生で、神戸大学でギリシャ哲学を
受講した時、先生のセミナーでプラトンの「ゴルギアス」を読んだことを
思い出します。ギリシャ語も勉強しましたが残念ながら今は覚えていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/d8/82a01d3fb58ca44083cfd984c0d088c2_s.jpg)
先生は神戸大学を退官されてから「プラトンと共に」2009年2月発行、
「人間観をたずねて」2014年5月発行、「はじめての選挙権」2018年7月30日
発行し私に贈って下さいました。
他に子どもの(大人もOK)絵本「ねこのムーのチューリップさくせん」2014年
9月発行を贈っていただきました。
「プラトンと共に」、哲学入門「人間観をたずねて」は本を開いて目次をみて、
ぱらぱらとめくって見る程度で、とてもじっくり哲学書と向かい合う余裕はなく
本棚に置いたままでした。さっぱり勉強せず申し訳ありません。
しかし「はじめての選挙権」は憲法について、民主主義とは何か?英・米・独の
主権者教育について「イギリスのシティズンシップ教育」、「アメリカの政治教育
と若者の政治的関心」、「ドイツの主権者教育」などこれまで何度か一般質問で
取り上げてきた政治教育の問題、18歳選挙権の問題について書いています。
今の政治情勢について、改憲問題、経済と環境の問題、エネルギーと将来世代、
社会福祉と憲法などの問題をいろいろな角度から専門家の意見を交えて解説して
います。そこにはプラトンの民主制への不信感が2300年の時を経てヒトラーの
登場、ナチスの独裁的支配、第二次世界大戦への歩みが現実のものになったことを
示唆しています。
イマヌエル・カント、アダム・スミス、ジョン・ステュアート・ミル等が登場し、
その哲学思想は現代社会をすでに予想していたことがわかります。
まだ一部しか読んでいないのですが、読みやすく、少し難しい所もあるかもしれ
ませんが、高校生でも十分読める内容になっていると思います。ぜひ高校でも
政治・倫理学の授業で活用されてみてはいかがでしょうか。
また先生たちにもぜひ読んでいただきたいと思います。
著者は眞方忠道先生。ギリシャ哲学の先生で、神戸大学でギリシャ哲学を
受講した時、先生のセミナーでプラトンの「ゴルギアス」を読んだことを
思い出します。ギリシャ語も勉強しましたが残念ながら今は覚えていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/d3/67f8e864d84c150870889e76ff43661c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/5a/1468df21e74440fa2a814c0bc1eae885_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/d8/82a01d3fb58ca44083cfd984c0d088c2_s.jpg)
先生は神戸大学を退官されてから「プラトンと共に」2009年2月発行、
「人間観をたずねて」2014年5月発行、「はじめての選挙権」2018年7月30日
発行し私に贈って下さいました。
他に子どもの(大人もOK)絵本「ねこのムーのチューリップさくせん」2014年
9月発行を贈っていただきました。
「プラトンと共に」、哲学入門「人間観をたずねて」は本を開いて目次をみて、
ぱらぱらとめくって見る程度で、とてもじっくり哲学書と向かい合う余裕はなく
本棚に置いたままでした。さっぱり勉強せず申し訳ありません。
しかし「はじめての選挙権」は憲法について、民主主義とは何か?英・米・独の
主権者教育について「イギリスのシティズンシップ教育」、「アメリカの政治教育
と若者の政治的関心」、「ドイツの主権者教育」などこれまで何度か一般質問で
取り上げてきた政治教育の問題、18歳選挙権の問題について書いています。
今の政治情勢について、改憲問題、経済と環境の問題、エネルギーと将来世代、
社会福祉と憲法などの問題をいろいろな角度から専門家の意見を交えて解説して
います。そこにはプラトンの民主制への不信感が2300年の時を経てヒトラーの
登場、ナチスの独裁的支配、第二次世界大戦への歩みが現実のものになったことを
示唆しています。
イマヌエル・カント、アダム・スミス、ジョン・ステュアート・ミル等が登場し、
その哲学思想は現代社会をすでに予想していたことがわかります。
まだ一部しか読んでいないのですが、読みやすく、少し難しい所もあるかもしれ
ませんが、高校生でも十分読める内容になっていると思います。ぜひ高校でも
政治・倫理学の授業で活用されてみてはいかがでしょうか。
また先生たちにもぜひ読んでいただきたいと思います。