斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

議員報酬は公費か

2012-07-12 21:52:35 | 議会・議員
議員報酬は各自治体で報酬額を決めて支給されます。
議員報酬は公費かとの問いに“Yes!”であることは間違い
ないと思います。公費として支給された議員報酬は一旦渡
されると議員個人の所得でありその使い途は何に使おうが
自由であるとの考え方が一般的のようです。
本町の議会議員は毎月の議員報酬支給額から所得税と
議員会費が控除されます。
議員会費は議員個人で納めるものだから“何に使おうが
かまわない”、“町からもらっているお金ではない”
だから公費ではないとしています。

「ニセコ町議会議員会会則」には
(目的)第2条 本会は会員相互の親睦融和を図ることを
目的とするほか、議員の研修及び町政の調査研究等の事業を行う。
第2条の事業を行うために要する経費については、ニセコ町
議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例第5条を
準用して支給することができる。 とあります。

私は各議員の報酬の使い途についてあれこれ言うつもりは
全くありません。「会員相互の親睦融和を図ることを目的」
に年数回行われる議員会の席に札幌から“コンパニオン”を
呼ぶことが“慣例”としていることです。この費用は“長”
役職の4~5人(議員10名の半数)のご祝儀からでている
ので“公費ではない”とのことです。

議員の長の“ご祝儀”の慣習は議会の昔からの風習の
ようです。私は僅か10人ほどの議員の懇親会に
″コンパニオン”が果たして必要なのか。札幌から呼ぶ
必要があるのか、どうしてもお酌が必要な場合には地元の
人を頼んではと思っています。

また日帰りできる範囲にある当地で札幌市の“すすきの”
繁華(飲み屋)街に宿泊し意見交換会にコンパニオンを
呼び飲み歩くのでしょうか。
個人として飲み歩くのは自由と思いますが、議員会の活動と
するのは疑問に思います。
今年の研修は「アサヒビール工場」見学と「北海道議会」の
訪問でした。

私は以前ブログで“絶滅危惧種”でこの議員報酬のことを
取り上げました。
事務局からこの“絶滅危惧種”、“匿名電話”、
“平成24年第5回ニセコ町議会臨時会”の3つがコピーされ
全議員に配布されました。
事務局から「議員会費は公費ではない」のでブログで訂正を
求められ、また半数の議員から直接私にこの“ウソ”を訂正
するブログを発信するように言われました。
議員会費は“町からもらっていないから公費ではない”
ことを公表し、間違いを訂正するように言われています。
もし訂正しなければ、議長から7月23日の臨時議会で
「問責決議案」を提出すると言われました。
「問責決議案」とは?!

私は“ウソ”をついているつもりは全くありませんし、
これについて謝罪するつもりもありません。

「議員の品格」を議会で議論することは議会改革への一歩と
考えています。「改革」に痛みを伴うのは避けられないこと
と考えています。