斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ヒートポンプさまへ

2014-10-06 00:23:42 | 政治
いつも適切なコメントをいただき感謝しております。
これは弁解、言い訳以外のなにものでもありませんので
ご批判は重々覚悟の上です。

いつも議会は問題が山積しています。
正直何から手を付けて良いのか暗中模索の状態です。
私はまず何よりも議会で普段から議員間討議・議論
が必要と考えています。

さて今回ご指摘の問題は9月20日の北海道新聞の「議会だより」
に掲載されている通り、2011年8月にニセコ町観光課の外国人職員が
中国の旅行会社から、現地ツアー取材とTV番組の制作・放映をしたい
旨の相談を受け、蘭越の観光業者に相談したところ、観光業者は
ニセコ町の商工観光課職員からの相談依頼であることから全面的に信頼して
協力し、5日間に及び総勢18名で番組取材のためのツアーが実施されました。
その際の宿泊・飲食の経費は観光業者が負担することになったようです。

当初の説明では9月下旬の番組放送、夏冬計300人の旅行商品の予定だった
ようですが、その後連絡は一切なく、中国でテレビ放送がされたかも不明、
予定されていた合計300人の送客もありませんでした。
蘭越町の観光業者は約300万円の被害を被ったようです。
この事件に関してニセコ町の責任問題を問われて町長は謝罪したもようです。

この事件は関係者以外全く知らなかったようで、私も今回話を聞くまで
全く知りませんでした。しかしこの問題も何かあやふやで、これで事件が
解決したわけではありません。

同年12月~翌年2月にかけて同じ中国の旅行会社からのスキーツアーで
ニセコリゾート観光協会と売上金に関してトラブルが発生し未収金約300万円
以上が出ています。
最初に問題が発生した時点であやふやにせずに確認を徹底させておけば、
スキーツアーの未収金問題も発生しなかったのではないのか、蘭越の観光業者
へのニセコ町の責任が問われた問題です。

またもう1件は「町有地における立木の盗難被害について」です。
ニセコ町字羊蹄7番地にある町所有の約3ヘクタールの山林で天然混合林、
林齢41年の樹木が無断伐採されていたことが5月12日の現地調査で発覚。
伐採されてからすでに3年が経過しており、被害額は約37万円になるとの
ことです。伐採者が特定できないので告発することもできず対処する
ことができないとのことでした。

私は3ヘクタールもの土地の立木が伐採されていたことに3年も気付かず放置して
おいた問題は町に責任があると思っています。こうした盗難は現行犯逮捕でなければ
告発できないので、これも町は知らないうちに起こってしまったことで
「仕方ありません」と言った態度でした。あまり問題意識、責任感は感じられません
でした。また議員の方からも特に町の管理責任を追及する姿勢は全く見られませんでした。
被害額が少ないこともあり、「不問に付す」ということではないでしょうか。