斉藤うめ子ブログ

新しいニセコの街づくりにとりくみます

ニセコアンヌプリ登山

2016-08-07 23:30:29 | 地域活動
国際交流ニセコFRIENDS 主催のニセコアンヌプリ登山が7日におこなわれました。
参加者は総勢22人、その内国際交流員4人:韓国、スイス、中国、アイルランドと
町職員3名他会員・非会員・町民の如何に関わらず参加しました。

9時15分に登山口をスタート、途中たっぷり休憩を2回ほど入れましたが、
私は頂上に11時15分に着きました。所要時間2時間でした。
かなりゆっくりペースで登ったのですが、メンバーの雰囲気が良かったからでしょうか、
この時間にはきつねにつままれたような、不思議な気がします。

7日は素晴らしい好天に恵まれましたが、気温も上がり今年最高の暑さでした。
山道は風ひとつない所が多く本当に暑い思いをしました。
しかし途中の休憩場所ではかなり風が吹いて疲れを癒してくれました。
山腹からの景色も見晴らしがよく、さわやかな気分に浸されました。
私は脱水症にならないようにいつもより倍以上の飲み物を準備し、
その分リュックもかなり重くなりました。

参加者の中には登山経験の全くない、初めて山に登る人や装備が充分
でない人もいて、年齢に関係なく途中歩けなくなる人もいましたが、
みな思い思いに山頂にたどり着き無事下山できました。
私は久しぶりの登山に充実感に満たされた思いがしました。

ここでお楽しみのスイス流登山とは?!
≪スイスでは山頂に着いたらワインで乾杯する≫そうです。
しかし車で来ている人が多いので、“ぶどう酒”ならず“ぶどうジュース”
で乾杯しました。凍らせた2リットル入りのぶどうジュース3本を山頂まで
運んだスイスのアンジェラさんはこの暑さの中大変だったことでしょう。

下山後は五色温泉で入浴、これも私には久しぶりのことです。
ニセコに移り住む前は温泉によく行ったのですが、最近はニセコの温泉
にめったに行かなくなってしまいました。

2年ぶりの登山のせいか今足が痛くて引きずりながら歩いています。
あと数日はこの状態がつづくものと思われます。
にもかかわらず“登山”に嵌ってしまったのか、痛みに懲りず、
8月11日の“山の日”にはどこか登りたいと思っているのですが、
この分だとやはり登山は無理でしょうか。



後志教育講演会「これからの教育を考える」

2016-08-04 23:54:50 | 教育
後志管内教職員夏季研修会が早川信夫NHK解説委員を講師に迎え、
倶知安町のホテル第一会館プラザホールで8月4日(木)に開かれました。
私はニセコ町の後志教育研修センター組合議会議員をしています。
センターから講演会の案内があり参加しました。

講演「これからの教育を考える」は結論から言うと2つのポイントがあります
1つは 教育とは=生涯を通じて生きる力をつけること。
    自分で考え、判断して、解決力をつけること。
  教育は結果を出すのに10年、20年という時間かかるがその先の教育を
  目指していくことである。
2つ目は「わからない(こと)」が「わかる」ということは「わかる(こと)」
の入り口になること。
「ちょっと難しい」のレベルを上げて「わかる(こと)」が楽しいを目指す。

「教育」の基本はいつの時代も変わっていないことを感じました。

講演中に講師から会場へ向かって質問がありました。
「解説」とは何か、「ゼネコン」とは、
「社会科の先生はいませんか」との問いかけに一人として答えはありませんでした。
ついに一番前に座っていた主催者の一人の後志教育研修センター事務部長が立って
「『解説』とはわかりやすく伝えたいことを説明すること」です。と発言していました。

会場はシーンと静まり返ってなぜかその様子が日本の教育の姿を象徴している
ように感じました。

◎ 自分の意見をはっきり伝える。
  積極的に発言する。

「これからの教育」に求められるのはこの発言力かもしれません。

ニセコFRIENDS山登り

2016-08-03 23:26:17 | 地域活動
8月11日の「山の日」を前に、7日に国際交流ニセコFRIENDS主催の
山登りがあります。スイス出身の国際交流員アンジェラさんがスイス流
登山の楽しみ方を紹介してくれます。

ニセコに来て以来、ニセコアンヌプリには10回近く登ったように思います。
近年アンヌプリは登山道も整備されて登りやすくなっています。
昨年は足の負傷のため登山は全くしていないので2年ぶりの登山になります。

20代、30代の若い国際交流員といっしょに登る自信がありませんが、
他の参加者が私流のペースにお付き合いしていただけるか心配です。
お付き合いいただかなくて良いのですが、時間差があり過ぎないか、
迷惑をかけることにならないかと少し悩んでいます。

一昨年の私のペースは登山ガイドブックのコースタイム2時間40分でした。
このタイムはかなりのゆっくりペースです。2年ぶりのニセコアンヌプリに
このタイムがキープできるかわかりません。もっとかかるような気がします。
若いメンバーには多分この半分位の1時間少々のタイムがちょうど良い
のかもしれません。
私も20代の頃は羊蹄山登山も3時間かからずに登った記憶があります。
登山が大変だったという思いも全くありません。

7日のニセコアンヌプリ登山が新たな登山への魅力を発見するきっかけに
なればと願っています。

「川の日」

2016-08-02 22:42:39 | 社会
祝日「海の日」は1996年(平成8年)7月に始まり、「山の日」は
今年8月11日に始まります。「海の日」と「山の日」があると
「川の日」は(ないの?)という話になります。

8月2日の道新朝刊の「読者の声」に「『川の日』を設けてほしい」
という記事が目に止まりました。思いは一緒で共感しました。
1年で祝日がないのは6月だけとのことです。6月が「川の日」の祝日になり、
7月が「海の日」、8月が「山の日」とこの期間じっくりと自然環境と
向かい合い、考える日になることに大賛成です。

ここ後志管内には7年連続「水質日本一」に選ばれた尻別川があります。
また尻別川は蝦夷地と呼ばれた明治維新前の1856年から1858年にかけて
松浦武四郎が北海道の地理を詳細に調べるために行った尻別川探索の記録が
あります。北海道開拓の歴史はこの尻別川の調査と深い関係があります。
私もぜひ「川の日」の祝日を設けて欲しいと思います。


第3回 蘭越せせらぎまつり

2016-08-01 11:56:48 | 地域活動
清流日本一に7年連続輝き、これまで十数回に渡り水質日本一の
河川を記録してきた尻別川ですが、その河畔にあるランラン公園で
31日“蘭越せせらぎまつり”がありました。
第3回とありますが、私が10年前にニセコ町に来てから何度か
“せせらぎまつり”はありました。
今回は主催者が蘭越町になって3回目という説明でした。

久しぶりに“せせらぎまつり”に来てみました.
お昼の時間帯でしたが、車はすぐ会場の公園横に止められました。
屋台の数も少なく、かつての賑わいは感じられませんでした。

会場で蘭越町の議員さんとお話する機会がありました。
蘭越町の議員はこのおまつりに誰も(議長とその議員さん以外)来ていない
とのこと。かつての“せせらぎまつり”は民間主導で開催されていたのが、
3年前から蘭越町主催になり、それ以来元気がなくなったというお話でした。

8月1日の道新の後志版にこの“せせらぎ祭り”の記事が載っており、
”アユの塩焼きにかぶりつく子ども”の写真が掲載され、“尻別川漁協が
販売したアユの塩焼きは特に人気“とありましたが、その販売所の
関係者のお話では(このアユは尻別川か近郊の河川で採れたものではなく)、
琵琶湖から持ってきたものとのこと。将来この尻別川でもアユが採れるように、
河川を整備して行くとのお話でした。
“アユ”はもっと身近な川魚と思っていたのですが、そうではないようです。
アユの養殖は琵琶湖で始まったようです。

アユの分布 (ウィキペディアから)
― 北海道・朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布し、
日本がその中心である。石についた藻類を食べるという習性から、
そのような環境のある河川に生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも、
日本の川に適応した魚である。天塩川が日本の分布北限。
遺伝的に日本産海産アユは南北2つの群に分けられる。―