気分の蓄話2

うどんにはちくわのてんぷらじゃろ

ウズベキスタンの和歌山ラーメン

2012-01-31 | 食べたんだからしょうがない
二年余り前に宇和島の「菊屋」でちゃんぽんを食しに行った際、帰り道で不思議な店を発見した。

「ラグマン」とは、中国の新疆ウイグルからウズベキスタンなど中央アジアの国々で食べられる麺料理で、太めでコシがあることから「うどんのルーツでは?」説が流れたこともある。

しかもその横に「和歌山ラーメン」の看板も…。

気にはなったが時間が押していてそのままに。

今回やっと暖簾をくぐることができたのであった。
店内、十人ほどの大テーブルとそれを囲むカウンター席。
明るい雰囲気で、近所のおばちゃんや女子高生らも居て、それほど怪しくはない。

怪しいのはメニュー。↓クリ拡

この店では「ラーメン」=「らぐまん」と表記されるようだが
その「らぐまん」だけで味別に約40種類
たぶん、ある時期から止まらない汽車に乗っかってしまったのだろう。

事前情報でおすすめメニューとあった「グリーンカレーらぐまん」

豚と白菜を炒めて作る、見た目は五目そばのような…。
で、スープは青唐辛子ベースのタイグーリンカレー風ですな。
適度な辛さで想像以上にラーメンとして成立してるわ。

麺は細麺。しなやかで口当たり良し。


しかし、宇和島で中央アジアで和歌山でタイとは、実にインターナショナルな一杯ではある(違うか?)


※その後の調べで、「らぐまん」という店は和歌山市付近に数店舗あるチェーンらしい。和歌山以外はここ、宇和島のみとか。そういえば、5年ほど前に和歌山ラーメンを食べに行ったとき下調べで出てきた名だわ。
「和歌山に有って和歌山的ではない」という評判に、パスしてた・・。
コメント (4)
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