ロストワックス第2弾、ルシファーリングがなんとか出来上がり~。
ワックスの段階で石座が不安定だったことが災いして、爪が足りなくなってしまいムーンストーンが留められないという課題を、すんごく苦労して解決しました(大汗)。
土台の傾きをリューターで少しずつ削り、微調節すること1時間半。
なんとか留まりそうな気配。
わたし、ビックラしたんですけど、鋳造のリングなどに石を留めるときって「やに台」という物凄いアイテムを使うんですね!!!
真っ黒でベタベタの松脂?がどんぶりのような容器に満タンに入れてあり、それをバーナーで柔らかく溶かしてリングの腕を埋めて、冷えて固まったところで爪留めするんですよ。
ヤニがついてコチコチになったリングは、シンナーとかテレピン油につけて溶かすんですよー。
その後もシンナーで汚れを必死で取らねばなりません
そんなに面倒なことをするとは露知らず、無謀にも「石入れたい」と言った怖いもん知らずな私。
勉強になりますね。
ということで、ほんとにヒヤヒヤしながら完成させたリングです。
燻しも入れなおしてウィノールで磨きに磨いて、構想通りのゴシックなリングになりました。
これ、指にもフィットして着け心地良いんです
自分の思うままのデザインが立体になっていくのは、ほんとに面白くてたまりません。