あづいですね~
さすがに今日は家で作業したのでクーラーのお世話になりました。
最近、試合中に着脱が多いスポーツ選手のゴムタイプのブレスが切れてしまうのを改良する方法を、いろいろ模索しておりました。
あくまでもゴムタイプにこだわるのなら、オペロンを何本取りかで通すという方法がより良いことがわかりましたが、これは石の大きさに制限があります(穴が小さければ無理)。
あとは面倒でもワイヤータイプにすること。
ただし、従来のナイロンコートでも金属疲労で切れたりすることもあります。
いつも思うのですが、やはり物には寿命というのがありますので、絶対ということはあり得ません。
それでもなるべく丈夫な作りで送り出したいのが作者の気持ちです。
ということで、4月のBEAD ART SHOWで見かけたアメリカ製の新素材ワイヤーを思い切って取り入れることにしました。
ステンレススティールを編んであり、耐久性があるが糸のようにしなやかで結び目も作れるというものらしいが、それなりに単価は高く専用のクリンプ(つぶし玉)を使わねばならないし、クリンプを潰す専用工具も必要になるのでなかなか手が出なかったのです。
それでもアクセサリーの強度を増すことが可能なら、自分の取り得る最大限の対応をやってみようと考えて、このところの作品に使用しています。
今日はそのワイヤーで、私の友人から依頼されたストラップを数本作ってみました。