万物は絶えず変化をしていくものである。
「無常」ということを折に触れて感じることが多くなりました。
前回から1月半も経っていないけれど、今日は美容院でカラーとカットをしてきました。
5年ほどやってもらっていた若い美容師さんが今月で辞めるということで、お別れに行ってきたのです。
彼女は高校を卒業後からずっと美容師として働いていたのだけど、思うところがあって沖縄の離島に移住する決心をしたのだそうです。
気ごころが知れて黙って座っててもきちんと良い仕事をしてくれていたので、ほんとに残念で仕方ないのだけど、女の子だし、いつかはこういう日が来るんだろうという覚悟はしていたんですけどね。
新しい人生の選択をした彼女には、せめてものはなむけに、クリスタルのブレスレットを作って贈りました。
彼女の前任の美容師さんから始まって、この美容院へは10年ほど通ったと思いますが、美容院自体も閉店されるということを今日知りました。
慣れ親しんだところが無くなって初めて、そこにあって当たり前のように思っていたものや人が、実は「有難い」存在だったことにあらためて気づくのです。
私にとっては、2ヶ月に一度の気分転換、癒し所となっていた美容院でした。
あまり深く考えると寂しくなってしまうので、「無常、無常」と繰り返している私です。
ああ、でも来月から美容院ジプシーを始めなきゃならないわ。