いつ書こうか逡巡していました。
今日、西区の施設に通所している息子を迎えに行った際、受付ホールの壁いっぱいに貼られた事件にまつわる新聞記事を読んで、強く心が動かされ、決めました。
神奈川新聞の記事でしたが、被害に遭われた後、回復された方のご両親の言葉に衝撃を受けました。
「私たちや周りの職員さんたちの普段からの言葉が被告を犯行へ走らせたのかも」
概要はこういう内容でした。
何気なく口にする苦労話、ちょっとした愚痴、私もちょいちょいやっていることです。
これが、重い障害のある人たちさえいなければ、などという発想に繋がったのか?
もし100%でなくとも、少しでも凶行のハードルを下げたきっかけになったとしたら、私は何という罪を犯したのだろう。
とはいえ言い訳させて貰うとすれば、息子が邪魔とか不幸とかそういう気持ちは一切ないと言い切れます。
もし、息子に何かあったら?と想像しただけで発狂しそうです。
世間でどう見られていようが、可愛いわが子です。
私には、生きとし生けるものの中で一番大事な命です。
殆どの親御さんは、こう思って育てています。
理解出来ない人も中にはいるかもしれないけど、だったらわざわざ命を奪わないで離れていて欲しい。
私の心の姿勢を正す大きなきっかけになりました。
この事件のことを見聞きするたびに、涙が滲みます。