今日で3日間の新規作業所での実習が終わるので、午前中に計画相談の相談員さんと共に現地で振り返りの会議をしました。
作業所の母体法人の地区統括の方も参加されて、改めて私たち家族の子育てや来し方を含めての話をじっくりすることも出来、結果として受け入れて頂く運びになりました。
時折、別部屋で作業している息子の叫び声なども聞こえたり、私的には心ここに在らずの心境でしたが、次への展開が始まったことで、息子の成長がまた見られるかもという期待も持ちました。
さらに近くの同じ法人の作業所にも実習をお願いして、息子の向き不向きを慎重に観察することも決まり、私と夫で即見学もさせてもらいました。
知的障害を伴う自閉症は本人は勿論、ケアする家族も本当に苦労の連続です。
私は運が良かったのです。
私も息子も死なずに済んだ。
極端でもない話なのです。
今日は今までの30年を越える日々を考えて、夫にも感謝、周囲の人たちにも感謝を強く感じました。
セサミストリートにもあらたにジュリアという自閉症の女の子が加わり、世間への周知も少しずつ広がっていますが、やはり本人や家族の辛さは続くのです。
それでも私は運が良いので、きっと大丈夫と信じるしか生きる道はないのです。