大事な人が逝ってしまったの続きです。
Mさんと私は、元々小学校のママ友として出会いました。
息子のトシヤの幼い頃、縁あってシュタイナー教育に基づいた幼児教育のグループの中で育て、幼稚園を経て考えた末に、1年遅らせて小学校に就学させました。
地元の公立学校の特殊学級(今の特別支援級)です。
当時はごく一部の授業や給食のときだけ、同学年の普通級に通級することになっていました。
なので、特に保護者同士で顔見知りになるなんてことはありませんでした。
でも、地域の子供会で同じ時期に役員をやったことで彼女とメールをくれた友の二人と出会います。子ども達が同学年(実際は一歳違い)だったのは偶然です。
私たち3人は急速に親しくなり、私は文章書き、彼女たちはイラストレーターとして活動していく中で、
とても充実した時間を過ごしました。
Mさんはことの外、私が頑張っていることを褒めてくれ、私が初めての本を出版した時には、私をプロデュースするために様々な提案をしてくれました。
雑誌に記事が載ることになると、進んで私のプロフィール写真を撮影してくれたり、匿名でエッセイ執筆時のペンネームを与えてくれました。
桜子がその名です。
「与えてくれた」とは、私と電話で話していた時に彼女の脳裏に桜吹雪の画が見えたから『桜子』にしようよ!という経緯があったからです。
ママ友だったことなど忘れてしまうほど、人生で大事な出会いのトップ3に入る関係です。
続きます。
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