現在の場所に引っ越したのは2009年の夏。
15年でずいぶんこの地にも馴染みました。
息子は二十歳を過ぎてからの転居だったので、当然幼い頃からの馴染みもおらず、誰も息子のことは知らない状態からのスタートでした。
毎日通所先には通ってはいますが、週末には家にいますし、時々大きな声を出したり飛び跳ねたり(自閉症の人あるある)しますし、近隣の皆様への申し訳なさに、いつも神経をすり減らす毎日です。
我々親としては、出来る限り近隣の皆さんへの日々の挨拶は当然として、自治会などの地域への露出を引越し当初から心掛けています。
夫はその点マメな人なので、息子の世話に掛かりきりの私はとても助かっています。
この辺りは港北ニュータウンとして宅地開発が始まった頃からの住宅地なので、戸建ての住宅に三世代で暮らしておられる方も多い地域です。
自治会もたくさん存在しますが、やはり主だって活動されているのは、お元気な70〜80代の方。
しかしながら、やはり事務仕事はデジタル化した方が効率が良いわけで、夫は入会直後からITスキルを提供して自治会活動に積極的に参加していました。
今年度からは班長のお役も回ってきましたので、私も今年度の総会に参加してきました。
私たち親の思いは、周囲の方が味方になって下さらないと息子は幸せには生きられないだろうということ。
社会的な弱者とされる障がい者の家族を持つことは、孤立は即ち死に繋がると私は思います。
いろんな意味での し です。
絶望もある意味 し です。
恥ずかしくても、ある程度は自己開示をしていき、助けてくださいと言え、あるいは逆にこちらが手助け出来る関係を築く。
その点私たちはとても恵まれていると感じています。
気さくに声を掛けて下さる方も、実際に見守りキーパーになって頂けた方もいらっしゃいます。
総会終了後に地域の老人会があるらしかったのだけど、顔見知りのご婦人(80代)に「老人会はまだだわよね〜〜😁」と言われたので「もうすぐです‼︎😅」とお応えして帰ってきました。
今日もありがとうがたくさんの良い日でした。
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