経験あるのみ

毎年夏と冬に、トシヤの通所先がある西区の複数の施設が合同で、レクレーションを企画してくれます。

これまでも餅つきなどに参加しましたが、申し込んでも抽選ですので、ダメ元でも申し込んできました。

この夏は、通所先での夏祭り体験に当選したので、事前のボランティアさんとの顔合わせなどを先月に済ませて準備万端で臨んだつもりでした。

ところが、前日に予定を話して聞かせて以降とても不安になったらしく、何度も聞いてきたり、当日朝には相方の頭を叩いたりし始めたのです。

現地に着いてからも険しい表情で、相方の手を握ってなかなか離そうとしません。
とうとう参加者だけのミーティングの時間が終わるまで、私と相方はついている羽目に。

結局、最初の射的のゲームが始まったあたりで、やっと手を離してボランティアさんと一緒に行ってくれました。

時々涙まで流してたので、相当心配しましたが、その後はなんのゲームでも積極的に参加していたそうで、穏やかな顔で帰ってきました。

杞憂でした。
朝方の荒れ具合からよっぽど連れて帰ろうかと思ったのだけど、経験をさせられて本当に良かった。

親の方は強い心を強いられるけど、経験値を高めてやるのが今後の仕事かなと思った次第です。