鬼滅の刃の話です。
しつこいですよ>自分
⚠️以下、原作無限列車編以降の内容を含みますのでご注意下さい⚠️
原作コミックを何度か読み返してますが、蟲柱・胡蝶しのぶさんと上弦の弍との決戦で、頁を捲る手が止まるシーンがあります。
しのぶさんが敵の斬撃を受け、自分の小さな身体を悔やむ箇所です。
童磨に言われます。
それだけ速かったら勝てたかも
あー無理かあ、君小さいから(笑)
なんで私の手は
こんなに
小さいのかなあ
なんでもっと
身長が
伸びなかったのかなあ
あとほんの少しでも
体が大きかったら
鬼の頸を斬って倒せたのかなあ
しのぶさんは走馬灯を見ながら徐々に弱気になっていきます。
感情移入している私がおりました。
設定上のしのぶさんの身体スペックは、ほぼ私と同じ。
人一倍体が小さいことで、幼い頃からやりたいスポーツが上手く出来なくて、腹が立って仕方なかった。
物理的に無理なことがたくさんあり、自尊心も砕かれた。
ここのシーンは、心理的にかなりリアルです。
ただ、しのぶさんは心の中の姉カナエさんの叱咤に最後の力を振り絞ります。
これ以上は触れませんが、しのぶさんはフィジカルな攻撃じゃない部分で、絶大な貢献を果たします。
できるできないじゃない
やらなきゃならないことがある
と、作者はしのぶさんに言わせます。
人には何かしらのハンデがあったりするもの。
それを嘆くだけの一生は勿体ない。
やれることをやり抜くだけですね。
読み込むと、もっともっとメッセージを受け取れる作品かもしれないですよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます