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事故顛末

 さて、予告通りの事故の顛末です。
拙い画像で恐縮ですが、
画像に則って説明させて頂きます。

 最初にお断りして置きますが、
決して事故を幸いと、
ネタにしているわけではありません。
【こういったケースもある】とご認識頂くことで
他の方の安全に繋がるなら幸いかと思い
記述させていただくことを明記させて頂きます。

 事実、『ツーリングに誘った』
『事故を起こした道を選んだ』事に対して
自責の念が絶えません。
バイク復帰に向け、可能な限り手伝って行きたいと思います。

 昨日の日記にも書きましたが
僕自身は400m程先行していて、現場を目撃していません。
実際の状況を検分しての想像となりますが
結果と状態には差異が無いことは思います。

Crash

 まず、状況としては
・街灯のない、夜の峠(19時頃)
・画像状の高-低の差は恐らく3~4mほど
 (かなり急ということです)
・路面状況はドライ
・周囲は雑木で見通しは効きません

 そんな中、高→低に向かって走行をしていました。

■知人のZ750('07)はまず下りのコーナーに進入し、
左に転回した所(図1)でコーナーのRが
想像以上にきつい事に気づいた。
その時点で視認した、
図上部のガードレールを基準に驚いたとの事。
速度は20km/hも出ていなかった。

■「これでは曲がれない」と驚き急な減速、
と同時に車体を左に振ろうとする。(図2)

■想像になるが、恐らくここで
”ハンドルを左に”切ったのだろう。
バイク乗りの皆様はご存じかもしれないが、
バイクは、車体が起きた状態に於いて
ハンドルを切った方向と逆に車体が傾く。

■逆に傾いた車体にバランスを崩す。
車両は右側に路面に落下、
操縦者も右側に右手を着きながら落下。

■図上の赤い●の地点まで滑走、停止する。

 こういった状況です。
被害の状態としては、
・クランクケースカバー破損(ジェネレータ付近)
・Fタイヤのパンク
・フロントステムの転舵不調(曲がりか?)
・外装へのキズ
といった所。

 夜間に加え、事故後の搬送途中で豪雨にも見舞われた為
細かい検証はレッドバロンからの報告待ちとなりそうです。

 …と、今本人からのメール連絡がありました。
「体に大事はなかったが、バイクがヤバそう」
との事。いたたまれません…。

 
 最後に蛇足ではありますが、
某赤男爵の【ゴールドロードサービス】について。
まず、会員権に書いてあった番号に
本人から事故直後に僕の携帯で連絡をさせました
(僕は事後処理をしていた為)
事故の本人がパニックを起こしているせいか
途中からどうも話が怪しくなって行きます。
堪えかねて、僕が電話を奪い状況の説明。
話して解った事なのですが…

・ゴールドカードに書いてある番号は
赤男爵直のコールセンターではなく、どこかのテレアポ会社。
・事故場所の情報を伝えても
『どこの業者が回収するのが最適か』との情報が出てこない。
・19時の時点では既にサービス時間外
・”最寄りの赤男爵”から55kmまでしか運ばない

 との事。
あんまり頼りにならないサービスなんだな…
が感想でした。
最後には
「じゃあ明日赤男爵さんにはFAXしておきますんで、
  連絡待ってて下さいね。」
だそうです。

 バイク転倒のリスクを改めて思い知った瞬間でした。

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