主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
僕はバイクを愛しているから…
っていうシューマッハのコトバが嬉しかった。
元来シューマッハ贔屓ではあったのですが
このヒトかっこいいよなぁ。
嫌らしさがないのがいい!。
古くも、セナがアグスタ好きだったり
ガードナーが4輪レースしてたり。
最近も、ロッシがWRC参戦したり。
F1参戦の噂が流れたりね。
第一線のMotoGPライダーの
6秒落ちって尋常じゃないですよ。
明日いきなりオリンピック参加して銀メダル取るようなもんです。
ペドロサの1分落ちなら僕も走れるかしらん。
日光集合ね、三本目
※前回の続き※
東照宮を後に、日も傾きかけるなか
中善寺湖畔に向かうことに。【Z750乗りの同僚と、日光ツーリング3本目の記事です】
道中、実は是非1度行ってみたかった
【いろは坂】を通過。
日が傾いて居ること、晩秋だということもあり
外気温が低かったのであまり”やんちゃ”する気も
起きませんでしたが…
以前
(先行していたら、本栖湖畔の下りの峠でZ750のツレが転けた)
の反省も踏まえ、今回はちゃんと示し合わせてあった為
とりあえず先行。
片側2車線一方通行の道路ゆえに、
それなりに快適に走ることができました。
山を登り切った所にある、
明智平パノラマレストハウスへ。
ここは某車の走り屋漫画なんかにも出ていた気がしますね。
思ったよりこぢんまりとしていました。
気温の降下に伴い、体も動きにくくなっていた為
『喰わないと力は出ない』の哲学に則り
串ものを2つ注文しました。
大焼き鳥と、明智団子?だったかな。美味しかったです。
店主のおにいさんが、
いい人でとても気分良く買えたのもありますが
”中善寺湖畔から奥に行くと寒いよ”とか”紅葉はどこまで”
とか色々アドバイスを下さいました。
アドバイスも胸に、
ほぼ日が落ちかける中峠を登りきり湖畔へ。
湖を横目に通過、そのまま金精峠方面にむかって途中にある
【戦場ヶ原】へ。
名前からして、てっきり合戦でもあったのかと
そう考えていたのですが…どうやら神話上の話で
赤城山の神と、男体山の神が戦った場所、だそうです。
湿地…らしいのですが、農業用取水などにより
現在はほぼ”ただの草原”になっている模様。
写真から見る場所も普通にススキ野原でしたね。
空と秋の草原のコントラストが綺麗でした。
いよいよ高度も上がってきて
■18:30頃
(標高1300m超と道中見ました)
寒さも酷くなって来たため、暖を求めて湖畔に引き返す。
ところが、既に殆どの店が閉まっているのですよね。
そんな状況の中、唯一開いていた
”忍者屋敷””らーめん屋敷”と何故か両方書いてある
食堂へ。
入り口の看板に”家康ラーメンと書いてあったので
ちょっと期待して入ってみました。
元来僕は店に行くと、
その店で”一押し”なものを頼む習性があるので
【家康ラーメンセット】を注文。
値段は1360円、内訳は…
・ラーメン、舞茸ごはん、レバー炒め、バナナの輪切り、漬け物
でした。
体は温まったんですが…、味は普通だったかな(苦笑
■19:20頃
満腹にもなり、夜でもあるので帰路に就くことに。
Z750を先行させ、下りのいろは坂に差し掛かると…
この道、夜になると街灯もなく真っ暗なんですね。
途中、生意気にもワンボックス?というのでしょうか。
エスティマみたいなそんなデザインの車が
ケツに張り付いて煽ってくるんですよね。
当分の間は、
Z750の安全も考えて付き合っていたのですが
片側2車線あるにも係わらず、(2輪追い越しは合法な道路)
抜く気配もなくピッタリついてくるので
流石にトサカに来ましてね。
流石に危ないんで、俺のケツに付かせることで
牽引することにしました。
案の定、先行のZ750を追い抜くと
煽っていた車も、僕を追いかけはじめました。
峠のドリフトカーじゃあるまいし、
そんなしょぼい車に煽られ続けるわけもなく。
コーナー3つ抜ける間にはもうバックミラーに居ませんでした。
峠を流しながら下りきり、バス停の前でZ750を待っていると
停車してから40秒ぐらいしてから、
例の車が飛ばしてきましたよ。非常に格好悪いですね。
某漫画のコトバを借りるなら、
「攻めこんでる時に路面を読むシビアさは
四輪のドライバーの比じゃないぜ」
ってなもんですね。
念の為言っておきますが、飛ばしてませんからね僕。
バイクに永いこと乗っていると
【事故を起こすこと】が
一番くだらない事だと実感から解りますから。
ともあれ、Z750が事故らなくて本当によかったです。
山を下り、ガス給油をして日光宇都宮道路から
帰路ということもあり、安全のために50km程度ごとに
パーキングエリアで休憩をとりながら帰宅しました。
Z750のツレも、多少バイクに慣れてきたらしく
帰りの高速は快調に飛ばしていました。
あのバイク、速いですね~
危なっかしい時は、
前に割り込んでペース落とさせたりしましたが
高速の流れが良いこともあり、早めに帰宅することができましたよ。
さて、総括。
都合、10:30~23:30のツーリングとなりました。
途中に寄った日光東照宮は、
雰囲気もよく、本当に平和の為に造られた神社でした。
また行ってみたいですね。
今回の走行距離
■593.3km
日光集合ね、二本目
※前回の続き※
二荒神社側からの測道から、
東照宮の門前に至ると…【Z750乗りの同僚と、日光ツーリング2本目の記事です】
参拝券販売所が横に設置されていました。
拝観料1300円。ま、こんなもんかと購入。
まず一つ目の門をくぐると、
そこには度々映像やら、写真やらで見たような
日光東照宮の空間が広がっていました。
境内への入り口横には、
かの有名な【見ざる言わざる聞かざる】な
3匹の猿の彫刻が嵌めこまれている厩や
(左から2つ目がそれです)
、
その他にも華美な造型の数々が周囲を彩っていました。
境内を歩き、左甚五郎の作であるという
【眠り猫】の奥にある坂下門をくぐり
奥社、家康廟へ。
奥社へはそれなりの長さの階段で上がるのですが
登り切った所の休憩所には
”商品全部がお茶”の自販機がありこれが個人的ヒット。
お茶だけかい!
そこを抜けると、
鋳抜門の奥に家康公が眠る宝塔がありました。
鋳抜門と聞くと、ロダンの地獄の門を思い出してしまいました。
そして遂に家康廟
流石にここの雰囲気は華美な境内とは別に静寂に包まれていました。
そこらにある仏塔みたいなパチモンじゃなく
こっちのは正真正銘の神柩が納められているんだろうな…
とか考えると、各種宗教団体から抗議が来そうなので
ま、無粋なことは言わないでおきましょう。
奥社から戻り、拝殿へ。
:ここからは撮影禁止だったので文で失礼致します。
奥にむかって何層かの構造になっているのですが
拝殿の天井には100体の龍の画が。
多分スプリンクラーだと思うのですが…
中央に安っぽい金色の金具が出ていました(笑
奥に進んで、石の間へ。ここの天井画は鳳凰でした。
いずれも全ての画の表情が違い非常に興味深かったです。
石の間では、奥の本殿である
幣殿・内殿・内々殿へ向かい礼拝。
天井の縁には、平和の象徴たる【貘】の彫刻がありました。
今まで、”貘は夢を食べる”なんて軽い認識でしたが
どうやら、”鉄と銅が主食”なんだそう。
戦争が始まると鉄器などの消費が進む為、貘は生きられない。
それをして平和の願いが込められているのだそう。
なんだか感心してしまいました。
余談ですが、僕は銅鏡が好きです。
光の振る舞いなんて考えられても居なかった時代に
神器として、祭器として造られ、磨き上げられた
銅鏡のような道具には、特別な何かを感じずには居られません。
拝殿にも大きな径の銅鏡があったのでちょっと嬉しかったり。
さて、拝殿を出て今度は薬師堂へ。
ここの天井には大きな龍が描かれています。
一度焼失しているため、復元されたものの様ですが
面白い事に天井裏に反響室を持ち、
下の空間で拍子木の音を鳴らすと
上の空間<見かけ上龍の口の辺りから>反響音が聞こえます。
…出来るなら、本当の音を聞いてみたかったですね。
龍の画も恐らく、
本物はもうすこし精緻だったんじゃないでしょうか。
が、ここで少々酷い事件が。
美術品の展示場所故に、堂内は撮影禁止なのですが
2人隣のジジイ(品位のない人間はこう表現します)
がなにを血迷ったかデジカメ構えだしたんですよね。
これから鳴竜の実演が始まる、その時に。
つまみ出してやろうかと思った矢先、
係員さん「お止め下さい!堂内撮影禁止ですよ!」
と一喝。ジジイはブツブツ言いながら従っていました。
何年生きても、事の善し悪しが解らない様では意味がありませんね。
若い頃からそのまま生きてしまったのでしょう。可哀想に。
一気に水を差されてしまったものの、
係員さんの一喝で皆様気を取り直して静聴。
見事に反響音が響き渡っておりました。
堂内には、薬師瑠璃光如来が収まる厨子と
その脇に十二支を表す神将が列を成していました。
僕は未年なので、羊の神将の前へ。
立ち並ぶ神将の中で、ひときわ穏やかなお顔をされていました。
なんだか嬉しくなってしまったので、思わずお守りを購入(笑
大切にしようと思います。
薬師堂を出て、
これにて境内を一通り回った為バイクの場所に戻る事に。
小休止のあと、次の中善寺湖畔へ。
因みにこの時、時間は15:50頃だったかな。
少々長居をしてしまいました。
さて、日記その③へ。
日光集合ね。
というわけで、日光に集合して参りました。【Z750乗りの同僚と、日光ツーリング1本目の記事です】
職場で、翌日の休みを控え
『お金もないし…、最近イキオイ無いしなぁ…』
なんて理由で、千葉をちょろちょろ走り回って来ようかと
そんな安直な事を考えて居たところ、
当日記にも何度か登場している、
Z750('07)の同僚が、
「どうしても、遠出したい衝動に駆られて」
なんて言うものですから…
僕「じゃあ日光集合ね。」
となってしまったわけですね。ね?
さてはて、いよいよ休み。
Z750氏は東京は府中から、僕は千葉は市原からですから
別々にて現地集合にしたわけですが
僕自身は朝、バイクの状態確認やら調整やらを行い
意気揚々と出発…しようとしたら
【バッテリーが上がっていました】
以前より乗る頻度が極度に下がっている上
セキュリティアラームがついているので仕方ないのですが…
いやはやなんとも情けない。
早急にバッテリを充電し、エンジンをかけて出発。
出がけにトラブルやセッティングがあったこともあり
出発したのはかなり遅めの10:30。
近年は、生活に余暇が取れないこともあり
【高速道路で速やかに現地移動、現地で楽しむ】
スタイルが主になっております。
ここから時系列に
■10:30 出発
■11:08 館山道→京葉道→湾岸習志野へ。
■11:55 万年渋滞のC2環状を抜け、外環から三郷・浦和東北道へ。
■12:05 蓮田PAでトイレ休憩
■12:56 宇都宮ICを降りる。
ここまで走って思ったこと、
首都高は最近慣れてきたので難なく通過したのでOK。
その後の東北自動車道、
流れ速いわぁ…ここ。
そこはホレ、CBR1000RRなんでなんの苦もないんですが
『ちょっ、オマエその車で飛ばすかよ!?』
っていうような、危険車両の巣窟でした。
CBRみたいな乗り物で270km/h出すより(出してないです)
危険な車両で130km/h出す方が遥かに危険な現実もあります。
正直、危ない道路ですねあそこ。
ま、危険なのは中の上ぐらいの社会階級の所有車両が主。
肝を冷やしながら…
■13:32 宇都宮-日光道路で日光ICを降りる。
ここも流れが速かったです。
ICを出てから程なく、集合場所の日光東照宮へ。
時期も紅葉観光真っ盛りからちょい下がる程度なので
平日だというのにそれなりに混んでいました。
先着のZ750の同僚は、市営駐車場に
【二輪は駐車禁止だよ!】
とあしらわれたそう…ったく。
その後幸いにして、東照宮から700m程離れた所に
遠いからか、空いている駐車場があったので
同僚の交渉により停めさせて頂けることになりました。
僕はそこへ合流というカタチに。
写真は駐車場の風景。
無事合流にて、手荷物を持って早速東照宮へ。
途中、二荒神社への参道で”揚げパン屋”を発見。
僕が育った所の給食では”揚げパン”は出なかったので
人生初揚げパンとなりました。
噂に聞いた、きなこ揚げパンをチョイス。
1個100円とお得感もありました。
店員さんもいいかんじで、味もかなり美味しかったです。
なんで日光で揚げパン?というのは不問に願います。
二荒神社に参拝のあと、いよいよ日光東照宮へ。
っと、日記が長くなるので次へ続きます。