主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
応援してたのにな・・・
昼休み。
自分の端末でネットニュースを見ていると、
信じられないような見出しが目に飛び込んできました。
まさに昨日、ここでお話したばかりでした。
日本人チームが日本人ライダーを擁して、
マン島へチャレンジしているというとても素敵なチームのお話。
まさか、まさにそのライダーが、
本日5/28に練習走行で亡くなられるとは思いもしませんでした。
■EV 未来 さんの公式ページ
http://ev-mirai.com/
公式情報では、
コース上の”Ballacraine”という箇所でのクラッシュだったようですが、
便利な時代のインターネットではすぐにその場所の画像が見つけられました。
マン島を私は詳しく知りませんが、
インについていったら完全にブラインドな右コーナー。
少しアウトからなら、かなり速度が乗り(乗せられ)そうな箇所でした。
そしてコーナーの中腹、アウト側には欧州らしい白壁の建物が建っています。
一応バリアはありますが、
ここを今の水準のスポーツバイクで開けていけば・・・
例えばCBR1000RRで全開なら、私の技量では曲がりきれないような場所です。
イギリスの番組だったでしょうか、かのドゥーハンも、
マン島を指して「ここはサーキットじゃない、只の田舎道だ」と言っていましたが、
まさにそんな形容がぴったり来る様な、どこにでもある普通の道路です。
時間は18:45とのことですが、
マン島は日本より高緯度ですのでこの時期は日本より陽が長いはず。
恐らくまだまだ明るい時間帯だったのではないでしょうか。
先ほど、公式のご本人のビデオレターを拝見しましたが、
最初のプラクティスだったので”SUZUKIの600cc"で出たようです。
GSX-R600でしょうか。
そっか・・・。
雑誌と、最近見たネットニュースでしか存じ上げませんが、
応援したくなった方が亡くなるというのはなんともやるせないものです。
この場合は R .I.P. と申し上げたほうが相応しいのかもしれませんが、
いずれにせよ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
思えばここ10年で沢山の偉大な日本人ライダーが逝ったものです。
願わくは日本のマスコミの皆様には、
事故のときばかりではなく、
世界で輝く日本人ライダーの勇姿と偉業を正しく伝えて欲しかった。