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ボンベっぽい。

 ボンベっていいですよね。
なにかこう、ありえないサイズのものがぎゅっと凝縮されて
携行性が飛躍的に上がるところが特に。
まるで四次元ポケットのような(あれは別空間ですが)感じ。


 というわけで。
ずーっと前から欲しかった、
CO2ボンベタイプの空気入れを購入いたしましたヽ(´▽`)ノ。

01_kit

 基本的には自転車用の製品ゆえに台湾製です。
台湾の自転車産業のイキオイは凄いですものね。

 購入の目的は〔 ツーリング先でのその場凌ぎ 〕に尽きます。
基本的にライダーは山の中を走ることが多いものですから、
出先でパンクなどして往生すると少々事なんです。

 ただ、ここに至るまで色々と迷走してきた過去がございます(笑

 GB250クラブマンからNSRに初めて乗り換えた頃は、
500mlペットボトルサイズのHoltsの即用パンク修理剤を携行。
確かに”お手軽”ではあるのですが、
その時はよくても、ホイールへの修理剤付着の影響や
内側から液体で埋めて固めるその仕組みからあまり信頼性がありません。

 次いで、パンク修理キット+筒状の手動携行ポンプのパターン。
幸か不幸か結局出番はなかったのですが
仮に現地でパンク修理をして接着剤の硬化を待ち、
1ストロークごとの容量の少ないポンプで
大汗をかいてエアを充填するのもどうなのかと^^;

 また、チューブレスタイヤの構造からするに、
広範囲で裂けてパンク修理が効かないような穴ならば
応急修理はまず無理ですし、
刺さったものを敢えて除去しなければエア抜けが穏やかな場合が多い為、
修理が出来る場所までエアを足しながら騙し騙し走行して
改めてしっかりと対応するのが一番です。

 そうなると最終的に、今回のパターンである
〔 出先で迅速にエア充填が出来、随時継ぎ足しながら走れる 〕
というのが一番合理的かなあと思い至った次第。

 商品を開封してみるとこんな感じ。

02_plug

 米式・仏式に対応するノズルと、
よく食用二酸化炭素などで利用されるボンベが接続されているだけ。

03_head

 ノズル部分は堅牢な金属性であり、
先端をバルブに押し付けるだけでバルブが開き、
高圧のCO2が充填されるというシンプルな構造が美点です。
(ガス圧調整ダイヤル付きなどは不要な複雑さです)

 こちらはバルブに押し付ける箇所。

04_nozzle

 実にスッキリしております。


 因みにこのキットには、
ボンベとノズルをカバーするグリップ兼用の袋がついていまして、
一気にガス圧が開放されることによる
ボンベ温度低下への対応がされています。

05_grip

 握った感じも結構持ち易くて好感触です。


 最後にボンベの紹介。

06_bombe

 よくクロメートのメッキで見るボンベそのままの形状です。
まだ試しておりませんが、
商品説明を見る限り一般的な規格のようですので
仮にガスを使い切ったとしても入手は容易そうですね。

 ただ、ガス系のものゆえに
ボンベ記載の保存温度は 【 49℃まで 】とされており、
炎天下のタンクバッグや、
ましてやリアカウル内(=センターアップマフラーの横)には
とても安定して保管しておけそうにありませんので
持ち運びは暴れないように固定してアルミケースの中が適当かしら。


 ともあれ、あとはエアゲージを持てばカンペキヽ(´▽`)ノ。
これなら出先で往生しているライダーさんを助けることも出来そうです。

 実は先日の道志の道の駅でZX-6R?のライダーさんが
我々の隣でパンクして難儀されているときに、
私は空気入れも何も持っておらず、
何一つ力になれなかったことが大変悔やまれました。
それもあってのこのタイミングでの購入で御座います。

 ま、パンクしないのが一番なんですけれど( ̄ー ̄)。


 そうそう。
CO2はその性質上ゴムを大変透過しやすいので、
あくまで【 その場凌ぎ 】にしかなりませんのでお忘れなくですよ♪

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